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THE BIRTHDAY EVE 〜誕生前夜〜__LOUDNESS_b0021712_22230434.jpg Youtubeは色々なビジネスに活用されているが、最近は無名の若手ジャズギタリストがレッスンの生徒を集めるために利用して成功する例が増えている。本Blogでお馴染みの平塚近傍在住のジャズギタリストも、これらの成功事例に大いに触発されてしまった。

 彼は若手とは言えないが、一応はちゃんとしたレッスンDVD(アマゾンでも購入できる)も出しているギタリストであり、それなりの実績はある。「YouTubeでバカ当たりすれば、無名の若手ギタリストでもレッスン生徒が殺到するんだから、自分だってやり方次第ではウハウハのはずだ!!」・・と彼が思うのも無理もないところであろう。

 世の中はそれほど甘くは無いだろうけれど、何事もチャンレンジすることは重要だ。そこで、少なくとも彼よりはコンピュータの世界に詳しい私が動画編集等も含めて協力する事となった。

 早速にコンテンツとなるレッスン紹介動画の制作を開始したのが昨年末。そして、動画が完成したのが今週である。動画制作(15分×3本)に実に9ヶ月を要した。動画完成に時間がかかった原因は動画内容についてなかなか意見がまとまらなかった事が大きい(それ以外にも沢山原因はある)。

 プロの視点とアマチュアの視点は食い違うものだ・・・というのが良くわかった。彼は相当にアマチュア寄りの発想でレッスンをおこなっていると思うが、その彼でも私のようなアマチュアにとっては「何で、そっちの話になるの?さっきの話とどう関係あるの?」的なワープ発想が出てくるのだ。ジャズギタリストっていうのは本当に職人なんだなあ・・・と痛感した。

 ともかく、プロ視点とアマチュア視点のせめぎ合いを通して、まあまあ面白いレッスン動画にはなったと思う。後はYoutubeにアップロードして、視聴者を一人でも多く集めることが重要となるが、これがまた大きな課題なのだ。

 さて、今回紹介するアルバムはジャズギターとは全く無関係な、ジャパニーズ・メタルの雄ラウドネスのデビューアルバム。メタルは新しい音楽なので、アナログレコードは少ない。

 とにかく、今一番演奏してみたいジャンルはメタルだ。その意味でも、久しぶりに聴いた高崎晃氏のギター演奏には実に触発されたのだ。

# by crossovermiddle | 2019-09-18 21:27 | 音楽全般

Ed Bickert__Ed Bickert Trio

Ed Bickert__Ed Bickert Trio_b0021712_14431253.jpg 過日、本Blogで度々登場する平塚市近傍在住のジャズ・ギタリストが主催する合同ジャズギター・レッスンに参加した。レッスン内容はなかなか興味深かったのだが、個人的に少々驚いたのはフル・アコギターを持参したのは私一人だった・・・ということだ。更に驚いたのは参加した5人のうち3人がフェンダー テレキャスターモデルのギターだったことだ。うーむ。

 以前から、テレキャスターモデルのギターには違和感があり、所有者の方には大変申し訳ないが「変なギターだなあ」ということで、これまでの人生で全く関わってこなかったギターだ。もちろん、フェンダー社製テレキャスターはエポックメイキングなギターであり、数々の名曲に彩りを加えた名器であることは間違いないが、デザインが強烈に好みではないし、えらく弾きにくそうなのだ(当然モノによるのだが)。こればかりはどうすることもできん。

 ・・・というテレキャスターだが、ジャズ・ギターレッスン会にいきなり持参率60%の現実を見せつけられるとやはり驚きだ。「君達さ、どうしてさ、テレキャスターなんかでスタンダード・ジャズやってんの?」と無遠慮に質問しても良かったのだが、何せその日に初めて会った連中であり、それは少々憚られたのである。

 どうしても納得ができんかったので、後日平塚近傍在住ジャズ・ギタリストに「一体、どういうことなのか?」と問うたところ、「・・・そーいや、そーすね。なんでだろ?」みたいな心許ない事を言うのである。

 ますます納得が得られない状況なので、「テレキャスターでスタンダード・ジャズをやってるプロがいるんかいな?」と調べたところ、まあそれなりに存在することがわかった。

 今回紹介するエド・ビーカットは頑なにテレキャスターを愛用するカナダ人ジャズギタリストであるらしい。フレーズとともかく、音色はやはり独特なものがある・・・と感じる。ある意味新鮮だ。

 テレキャスターは歴史の古いギターであり、きっと「子供の頃、オヤジにもらったのでそのまま使っている」みたいな消極的な理由で彼らは愛用しているのだろう・・・と希望的に推測する。私は全く使いたいとは思わない。

 

# by crossovermiddle | 2019-09-01 12:56 | 音楽全般

The Yes Album__YES

The Yes Album__YES_b0021712_15242399.jpg しばらく投稿が滞っていたが、理由は特に無い。考えてみると、何やかやと色々と忙しかったように思う。この年でまともな仕事もしていないのに「忙しかった・・・」と言うのも少々気が引けるが、現在の私の人生基準から考えると忙しかったのである。

 忙しさの要因としてまず考えられるのは引っ越しである。

 古くからの読者の皆さんの呆れ顔が容易に思い浮かぶ。今回で結婚してから9回目の引っ越しとなる。平塚市→平塚市の移動だったので、それほど金はかからなかったが、やはり引っ越しは色々と大変なのだ。さすがに、しばらくは引っ越しはしたくない。

 次に考えられる要因は、お馴染みの「音楽活動」だ。参加しているそれぞれのバンドの活動がそれなりに形になるにつれ、ちゃんと練習しなければならない状況に追い込まれているからだ。追い込まれている・・・というと表現は少々穏当ではないような気がするので言い換えると、要は楽器演奏の練習時間が相当に必要になっているということである。

 特に、以前から紹介しているオールマン・ブラザーズ・バンドのトリビュートバンドのレパートリー曲が10曲超になるにつれて、バンド全体の演奏クオリティが向上しており、私だけが気分で適当に弾く・・・みたいな対応ができなくなっているのだ。難曲の一つ「Hot Lanta」という曲では、ベースラインの完全譜を入手し、それを忠実にコピーする・・・という人生で初めての試みに取り組んでいる。正直、結構きつい。なかなか苦戦しているのだ。

 同時に少々厄介な演奏方法にチャレンジしているのも苦戦のもう一つの大きな要因となっている。「厄介な演奏方法」というのは、ベースをギターピックで弾く奏法である。これまでは全て指で弾いていたので、弦のピッキングがかなり違うのだ。

 ベースは指弾きとピック弾きでは出てくる音のニュアンスがかなり違う。最近は指弾きのベーシストが圧倒的に多いが、ロック・・特に70年代のロック演奏においては、ピック弾きじゃないと「雰囲気が出せん・・」というのは確かにある。オールマン・ブラザーズ・バンドのサウンドはその最たるものだろう。

 一方で、現在のベースサウンドが指弾きのベースによるものが多いのは若者の音楽が多様化した事が大きい理由だろう。つまり、多様化によりベースには色々な音質のベースラインを求められるからだ。・・・というか、最近の音楽はコンピュータによるベース音源の場合も非常に多いので、指弾きだ、ピック弾きだ、・・・なんてへったくれもないのである。しかし、ライブでは何とか人間が演奏する事が多いので、必然的に指弾きになってしまわざるを得ないのだ。ピック弾きのベースサウンドはロック以外のサウンドには少々相性が良くない。

 ところが、我々世代のオッサン素人バンドのテーマは「70年代ロック」が主流である。70年代はロックがポピュラー音楽を席捲し、牽引していた時代だ。ロックには「ピック弾き」の特徴が実にマッチするのだ。・・・という事で一生懸命ピック弾きをやっているのだが、これが色々と大変なのだ。それについては、また次回。

 さて今回紹介するアルバムは、イエスのサードアルバム。ピック弾きベースの超大御所であるクリス・スクワイアーのベースがかなりイエスらしさを発揮し始めた一枚である。じっくり聴いたが、何だか良くわからない内容ですね。まあ、イエスサウンドは次のアルバムで開花するので過渡的なサウンドだとは思うが、それにしてもクリスのベースは凄い。この人は本当に凄い。

 

 


# by crossovermiddle | 2019-07-03 17:32 | 音楽全般
The Allman Brothers Band__The Allman Brothers Band_b0021712_12083234.jpg 本日は関東地方は降雪らしいが、そんな日に限ってこれから横浜でバンド練習がある。本日は「オールマン・ブラザーズ・バンド」のコピーバンドの練習である。以前に当該バンドの結成に言及したが、バンド始動まで3ヶ月、オリジナルと同じフルメンバー(Eギター×2、ドラムス×2、キーボード、Eベース 計6人)になるまでに実に9ヶ月を要した。未だにフルメンバーでの練習はスケジュール調整が難しい。

 紆余曲折ありながら、まあまあ真面目に1回/月程度の練習をキープし、昨年12月にめでたく人前で演奏するところまでこぎ着けたのである。ただし、残念ながらその時はEギター×1、ドラムス×1の4人構成だった。社会人バンドの課題はとにかくメンバーのスケジュール調整に尽きる。演奏なんてなんとでもなるのだ。

 ・・・で、ともかく昨年12月に東京都内のライブ酒場での企画ライブのトップバッターとして演奏をしたのである。メンバー不足、練習不足がたたって、フレーズ間違えまくるわ、約束事は忘却の彼方に飛んじゃうわ、各自がヤケクソでアドリブ弾きまくるわ・・で、サウンドのクオリティ・・・としてはいかがなものか?という体たらくではあったが、対バン・バンドのメンバーを含めた聴衆連中は少々度肝を抜かれた様相であった。なにせ、12分とかの曲をハチャメチャにやっちゃうのである。

 自慢するわけではないが、我々のバンドのメンバーはそれなりに腕利き揃いであり、いわゆる即興的な演奏は楽勝でやってしまう。つまり、ミスがミスのようにならず、ミスっても「何だか格好良いなあ・・・」的に聴かせてしまう事ができるのだ。これは、オールマン・ブラザーズ・バンドの楽曲の良い点だろう。だから、演奏でミスってヤケクソ的に弾きまくるモードになりやすい。

 当日の演奏会において、我々の次の次のバンドは70年代ロックの名曲をカチッとした演奏で聴かせてくれた。非常にお上手だったが、カチッとし過ぎて緊張感は余りなかったなあ・・・。彼らも多分それがわかっているようで、MCで場をつなぐ・・・という事に注力していた感がある。多分、我々が緊張感出まくりの奇怪で危うい演奏を最初にやっちゃったのでやりにくかったのだろうと推測する。

 ともかく、オールマンブラザーズバンドの楽曲は、我々世代の楽器演奏愛好家には実に楽しい。今回紹介する彼らのデビューアルバム「The Allman Brothers Band」を改めて聴くと、プリズムの和田師匠がアマチュアの時にレパートリーにしていた理由が良くわかるのだ(当時は全く理由がわからんかったけど・・・)。
 

# by crossovermiddle | 2019-02-09 12:46 | 音楽全般

Queen__Queen

Queen__Queen_b0021712_14071943.jpg このところ、色々とエキサイティングなイベントが多かった。時系列に主なものを列記すると下記となる。

1.湘南ベルマーレがルバン杯に初優勝する ⇒ 埼玉スタジアム2002での決勝戦で精根尽きる
2.胃カメラ検査を受診する ⇒ 前回同様に10秒で意識を失う
3.愛用のエプソン社製PCが突然ぶっ壊れる ⇒ リプレースに伴う環境移行で一週間を無駄にする
4.ゴーン氏が逮捕される
5.誕生日を迎える
6.年金受領申請書を受諾される
7.湘南ベルマーレが全然勝てなくなる ⇒ 体調不良となる
8.湘南ベルマーレが薄氷を踏むような状況でJ1残留を決める ⇒ 精根尽きる

・・・とまあ、ざっとこんな感じだ。少々疲れた。そのような中で、久しぶりに映画館で映画『ボヘミアン・ラブソディ』を鑑賞した。この映画、巷では大変な話題になっているらしく、評価も概ね良好のようだ。

 クイーンは私にとっては鬼門バンドだ。”ロック命”の青春を歩んでいた時期に活躍したブリティッシュ・ロック・バンドの雄だが、正直ほとんど聴いたことがない。これほどの偉大なバンドを「聴いたことがない」なんて言うと、またまたロック野郎の風上にも置けん・・・とか言われそうだが、本当なのだからしょうがない。

 当時の事を思い出してみると、私にとっては『クイーン=チャラい=ネーチャン御用達』みたいな偏見があったように思われる。ともかく、何だかわからんが聴く気がしなかったわけだ。

 これまで、たまに「クイーンねえ・・・」とは思い出しながら人生を過ごしていたわけだが、ある日突然にボヘミアン・ラブソディの公開宣伝動画に出会ってしまったのである。正直、「ガビーン!!!」となりまして、「・・・これは、絶対に見に行かねばなるまい」と勝手に盛り上がって、ロードショー初日に平塚オリンピックの映画館に行ったのだ。

 映画の内容であるが、残念ながら「ガビーン」とはならなかった。フレディ・マーキュリーにメインのスポットライトが当たっていて、個人的には少々きつかったですね。あっちの世界はよーわからん。

 ・・・ということで、映画「ボヘミアン・ラブソディ」では完全に無視された感のある、クイーンのデビューアルバム「Queen(戦慄の王女)」を生まれて初めて聴いてみたのである。

 ネットに掲載されている各種情報によると、このデビューアルバムは英国では一般的な評論家から酷評されていたのだそうだ。曰く、『Deep Purple,Zepplineの亜流』、『小難しい』等々。『こんなのが売れたら、パンツ一丁で踊ってやるわ!!』的な事を言った評論家もいたとか・・・。

 本国では低評価だったようだが、実は米国では評価はそれなりに高かったらしい。やっぱり、アメリカは本質をしっかりと見極められる素晴らしい国だなあ・・・と感心した次第。個人的には良いアルバムだと思う。少なくとも、ローリング・ストーンズやセックス・ピストルズとは比較にならない程に良い。

# by crossovermiddle | 2018-12-06 14:46 | 音楽全般

E-mail: bzfallvalley@gmail.com


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