
・・・・もう本当に飯が美味い。美味過ぎて吐きそうになるほどである。しかも、ゲーム終了わずか数秒前の決勝弾だ。久しぶりの劇的な勝利に15,000人近くの観衆に膨れ上がった”湘南BMWスタジアム平塚”は歓喜の雄叫びが満ち溢れた(ことだろう・・・)。このような劇的な勝利は数年に一回あるか無いか・・だ。
しかし、このような特別な試合が展開されていたまさにその時、こともあろうに私は横浜駅近傍で別のテーマで悪戦苦闘していたのである。「そんな時にお前は何をやっておるのだ?」と読者諸兄は呆れ果てると思うが、こんな劇的な試合になるとは思ってなかったので、別件を優先したのは少々しょうがないのである。
そこで、それだけの犠牲を払ってまで何をやっていたかというと、実はバンドの練習をやっていたのだ。オッサンバンドである。これで、5バンド目となる。アホですな。
このバンドのテーマは誰もが大好きサザンオールスターズ。個人的には生まれて初めてのサザン演奏に関する取り組みとなる。今回は、ベーシストとドラムスのオッサンがいるので、私は本業であるEgを担当させてもらえる事になったのだ。
サザンオールスターズは誰もが知っている有名バンドであるが、実際にコピー演奏をしようと思うと、実は色々と難しいのだ。課題は3つ。
1.ボーカルの桑田氏が凄過ぎて、あの雰囲気を出すのは極めて難易度が高い
2.リズム隊が非常に優秀なので、あの雰囲気を出すのは難易度が高い
3.ラッパやら、ストリングスやらが多用されるリッチなサウンドなので、あの雰囲気を出すのは難易度が高い
つまり、サザンオールスターズは「聴くは楽しく、演るのは地獄」的に、アマチュアバンドの弱い所をグサグサと突いてくるバンドなのだ。昨夜もその課題は我々オッサン達をグサグサと突きまくった。ツイン・キーボートを想定していたのだが別件で参加ができず、ベース、ドラムス、ギターのトリオで練習することになってしまったのである。
リッチなサウンドもヘッタクレもあったものではない。ブルースバンドですか?ってなもんだ。しかも、ベース、ドラムスの御二方は「楽器演奏に集中させてもらう」と表明したため、なんとボーカル・パートはEgを弾きながら私が担当するという体たらくである。
そりゃ、キツイですわな。だいたい、私はボーカルが非常に苦手だ。しかも、桑田氏のような高い声が出ない。だが、出さねばならない。その結果、3時間の練習でほぼ屍と化したのである。サザンはキツイ。次回練習はキーボード部隊は参加するので、ギターの負担は大幅に軽減されるだろうが、ボーカルどうする?問題は依然残ったままなのである。
さて、今回のテーマはそのサザンのセカンドアルバムである「10ナンバーズ・カラット」。アルバム収録曲の中で、何といっても有名なのは「いとしのエリー」だろう。我々世代のカラオケの定番であるが、この曲は実に難しい。当該バンドでは演奏する予定は全く無い。
■
[PR]
#
by crossovermiddle
| 2018-04-08 11:10
| 音楽全般
|
Trackback