b0021712_15312267.jpg 先日、家の郵便ボックスにヤマハ音楽教室から「歌って踊れる青春ポップス」というテーマの音楽教室(講座?)の案内チラシが投函されていた。少々興味深い内容だったので、詳細を調べるために当該教室のWebページにアクセスしてみたのだが、思わず「うーむ」と考え込んでしまった。

 当該ページには三篇の内容紹介動画がアップロードされているのだが、まず一篇目の動画を見て思わず「うーむ」となってしまった。そして、二編目の動画で更に強烈に「・・・・うーむ」となってしまった(三篇目は衝撃は小)。

 少子高齢化の影響を受け、ヤマハは1980年代後半くらいから全国展開している「ヤマハ音楽教室」の攻略層を子供から徐々に大人にシフトしていたが、今回の案内は私にとっては少々驚きである。何故ならば、「ヤマハ 大人の音楽教室」は基本は楽器演奏習得をテーマにしていると思っていたからだ。これでは、よくある町のカラオケ教室のノリだ。

 しかし、前述の紹介動画をじっくり吟味してみると、どうやら大会社ヤマハには「町のカラオケ教室」には無い緻密なプロモーション戦略がありそうだ。一線をはずれかけて目標を失いつつあるシニア層に、「思い出の歌でもう一度青春を味わおう!・・・それもみんなでね!」ということをアピールするのがそのプロモーション戦略だと思われる。

 その戦略の方向性は正しいとは思うが、動画で紹介されている内容を見る限り、個人的にはお金をもらっても・・・この教室に参加するのは嫌である。特に、二編目の動画の紹介内容は強烈だった。本当に、こんな事に月に3,500円もレッスン料払って指導されたい・・と思うシニアがいるのだろうか?

 特に、踊り・・はちょっとねえ・・・。レッスンメニューを見ると、”心の旅”、”また逢う日まで”、”卒業写真”等々が課題曲のようだが、卒業写真にどうやって踊りをつけるんですかね?余りにも怖ろしい。

 でも、大会社ヤマハが緻密かつ綿密な市場調査の結果導き出したサービスなんだから、それなりにニーズはあるんでしょうな。不謹慎だけれど、なんだか熟年不倫の温床になりそうな感じである(実際、シニア社交ダンスでは壮絶な阿鼻叫喚の世界があるらしい・・・)。

 まあ、他人の事は放っておけば良いのだが、今回の情報を考慮して自分の現状をそれとなく考えてみた。もちろん、バンド活動の事である。

 素人バンド活動っていうのは、時として「金にもなんないのに、何のためにこんな事やってんだろ?」とネガティブに思う事がある。しかし、今回紹介したヤマハ音楽教室の事例を考えると、自分にとっては「これに比べれば楽しくできるよなあ」と思えるのである。

 私は素人バンド活動の一つのアウトプットとして、後期高齢者に差し掛かっている団塊世代のジーサン、バーサン達が各種介護施設でヨレヨレになっているのを慰問するために、彼らの青春時代の楽曲の生バンドカラオケ大会を実行することを考えている。そうすれば、彼等の10年後をなぞっている自分がヨレヨレになる時に備えた色々な経験ができるのではないか?と思っているのだ。毎度おなじみの平塚市近傍在住のジャズ・ギタリストによると、このような活動は自治体等からも謝礼が出る事もあるらしい。別に謝礼が出なくても、飯食わせてもらえれば十分である。

 テーマとなる楽曲群は色々あるが、間違いなくその一つとして挙げられるのが「グループサウンズ(GS )」時代の楽曲群だ。これを、30曲くらいレパートリーにしておけば(どうせ、コード進行は簡単だし・・)、結構大盛あがりになるのではないだろうか?

 そこで今回紹介するのは、私のGS時代の思い出の一曲、バロネッツの”サロマ湖の秘密” 。良いですねえ。発表は1968年で、私が小学6年生の時だ。その年にオヤジに買ってもらったソニーのカセットレコーダのオマケのカセットテープに収録されていた曲だ。50年振りくらいに聴いた。感激である。

 どうも、この曲が私のレコーダのオマケについていたのは、曲の発売元がCBSソニーだったからのようである。同時期にCBSソニーからはフォーリーブスのデビュー曲である”オリーブのしらべ”、アダムスの”旧約聖書”も発売されたらしい。うーむ。懐かしい。

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# by crossovermiddle | 2018-07-31 16:45 | 音楽全般 | Trackback

Blues On My Mind__Cal Collins

b0021712_14260817.jpg サッカーJ1リーグの試合がW杯開催で中断されているため生活にハリとリズム感が出てこない。一方で、昨日のW杯対コロンビア戦で日本代表は歴史的な勝利をもぎ取った。実に素晴らしい。今回のW杯はなかなか面白くなってきた。

 そのような状況の中、念願のフルアコースティックギターを購入した。購入したのはIbanez社製のAF155-AWB(下記写真参照されたい)。何を買ったら良いのかさっぱりわからないので、ネットの評判を調査し、知り合いのジャズ・ギタリストのサジェスションを参考に、購入可能なプライスのギターをチョイスした。そこそこ、まともなギター・・・・らしい。所謂、国産優良メーカのハイ・コスパギターというヤツだ。。
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 突然のようなギター購入に至った理由は、私の所有するヤマハ社製SG3000でJazzギターを練習するのに限界を感じたからだ。SG3000に限界を感じた理由は色々ある。ジジイになって4.6Kgの重量に耐え切れなくなった・・・というのもあるが、何といっても「Jazzyな音がどうやっても出せない!!!」というのが一番の理由だ。

 まあ、ソリッドギターは求められるモノが違うので「Jazzyな音を出せよ!コノヤロー!!」って責めるのも酷な話である。”餅は餅屋”、”適材適所”、”女子供の出る幕無し”等々の優れた日本語もあるわけで、やっぱり「Jazzギターはフルアコでお願い・・・」という感じになるのが自然だろう。

 ・・というわけで、早速にアンプシミュレータを通して、Jazzyな曲を一発演奏してみることにした。名曲「Misty」をYouTube上にゴチャマンとアップロードされている”ジャズ練習用バッキング音源”を利用して適当に演奏してみた。

 感動した。ジャズギターが2.5倍程度上手になったような気がした。素晴らしい。これで、ますます練習のモチベーションが向上するというものである。

 さてジャズ・ギターがテーマだったのだから、今回取り上げるのは当然ジャズ・ギターアルバムである。大好きなカル・コリンズが1979年に発表した”Bluse My Mind”。カル・コリンズは2001年に68歳で亡くなってしまったのだが、実に惜しいギタリストを失ってしまったものだ。日本では全然有名ではないし、メインストリートのジャズ畑出身ではなくてカントリー上がりみたいなところも知名度が低い理由であろう。しかし、私は大学時代からこの人の演奏には惚れ込んでいるのだ。

 必死の思いで購入したフル・アコギターで、彼のコピーでもやりたいなあ・・・としみじみ思った。

 

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# by crossovermiddle | 2018-06-20 15:10 | 音楽全般 | Trackback

ひこうき雲__荒井由実

b0021712_15582660.jpg 先日、DAWの活用について有識者に色々とアドバイスをもらった。DAWによる効率的な楽曲制作に関する事が中心だったが、議論が深まるにつれて、どうも私のDAW活用方法には本質的な課題があるのではないか?・・・との疑念が深まった。「私はCubaseを利用すべき人間なのだろうか?」という疑念である。

 Cubaseとは本ブログでも再三登場しているメジャーなDAWの一つだ。世の中には幾つかのDAWが存在するが、最近のPCの高性能化に伴い大抵の機能はPC上で処理できるようになったため、それぞれのDAWがライバル製品の良い所を取り込むようになり「どれを使っても大差無し」・・・と巷では言われている。私もその理屈に納得して、パッケージや操作画面のデザインが素敵だったCubase7.5を何となく購入したのだ。

 しかし、このCubaseは各部のデザインは素敵なのだが、とにもかくにも操作方法が私の感性と合わないのだ。少々言い訳めいた話であるが、私のような世代はソフトの操作マニュアルなんて余り読まない。「・・・多分、こうだろうな・・・」的に試行錯誤して、「・・・ほら、やっぱりそうじゃん」的に解決して一歩ずつ進んでゆく・・・という手法を取る。ある種の推理ゲームを楽しむ感覚だ。マニュアルは最後の手段である。

 客観的に考えると、色々と無駄が多くて非効率な方法である事は否めないが、この方法には利点もある。正解にたどり着いた場合は、しっかりと脳ミソに焼き付くのだ。マニュアルを見ながらやった場合は、なかなか脳ミソには焼き付かない。このような観点で考えると、Appleの製品は実に良くできている。

 Cubaseの操作方法は残念ながら私の推理がことごとく外れるのである。実音取り込みとMIDIシーケンスまでは何とかたどりついた。しかし、その他の機能についてはお手上げ状態なのである。「ウンともスン」とも言わないCubaseの画面を見つめながら、徐々に怒りがこみ上げ、やがてそれは虚脱感に変わってゆくのだ。このような堂々巡りを30分もやっていると、自分の無能さに嫌気がさしてくる。・・・とまあ、こんな感じで楽曲制作どころの話ではなかったのだ。

 前述の有識者氏にCubase活用についての泣き言をグダグタ述べたところ、「じゃあ、私の利用しているDAWに乗り換えませんか?わからない事があれば私が教えます」というありがたい提案を受けた。

 ・・・ということで、私は有識者氏が利用している業界NO1.DAWである「ProTools」に挑戦することとした。制作課題曲は、ユーミンの「中央フリーウエイ」。購入したMIDIデータをベースにして、ギター、ベースの実音を組み合わせ、必要に応じてMIDIキーボードからリアルタイムでMIDIデータを打ち込み、ユーミンのオリジナルに雰囲気を合わせる・・・というトライである。状況は次回の記事で報告したい。

 さて今回のテーマはせっかくなのでユーミンのデビューアルバム『ひこうき雲』。荒井由実が日本全国に衝撃を与えた歴史的な一枚である。私は2枚目の『ミスリム』から彼女を知ったので、本アルバム発表時の衝撃は知らない。しかし、私より5歳くらい年上で、東京都内で音楽活動をやっていたオッサン達にとっては本当に衝撃的だったらしい。

 アルバムについては毎度おなじみのここで概要が紹介されている。今回初めて読んだが、なかなか興味深い。

 特に、A面1曲目のアルバムタイトル曲である「ひこうき雲」に関して、旦那さんの松任谷正隆氏が「この曲のサビ部のコード進行のセンスに感銘を受けて結婚を決断した・・・」みたいなエピソードが書かれている。

 「ほほー・・・」と思って、早速ギターで確認してみた。そして、「ほほー・・・」と思った。やはり、ユーミンは素晴らしい。



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# by crossovermiddle | 2018-05-08 16:49 | 音楽全般 | Trackback

Easy Come,Easy Go__Bobby Sherman

b0021712_11544623.jpg 我が湘南ベルマーレは横浜Fマリノスとのアウエー戦を4-4の撃ち合いで引き分け、その後にガンバ大阪、浦和レッズに連勝した。Jリーグを代表するビッグクラブに2勝1分と、いよいよ調子の波に乗ってきた。次節ホームの柏戦にも連勝できれば、サポータの酒量は極限値に上昇する事であろう。
 
 ・・・とはいえ、Jリーグ全体の盛り上がりはイマイチだ。何でかな?W杯の日本代表監督問題で色々モメてるからシラけたのか?「サッカー=日本代表」みたいな連中ばかりがサッカーファンの大多数という現状ではダメなのだ。W杯の本戦はファッションであり、超人達のプレー見学・・・が観戦目的となる。「俺のチーム」的な楽しみ方は余りない。

 その意味では、「俺のチーム」的な楽しみ方が国家レベルで全開になるのが、御存知”EURO”である。欧州にエリア限定しているのが規模的にちょうど良い・・のだろう。EUROは実に楽しいというか、羨ましい。

 例えば、2016年に開催されたEURO 2016で躍進したアイスランドチームがイングランドを破った試合では、3万人のアイスランド人が試合会場のある開催国フランスに押しかけた(テレビ視聴率は一説によると99.8%!!!)。

 アイスランドはあんな辺鄙なとこにある人口わずか30万人強の弱小国だ。3万人って全国民の一割だ。それが、大枚はたいてフランスに渡ってくるのだから「俺のチーム」への想いは半端ではない。実に羨ましい。

 ベルマーレの中心的なホームタウンである平塚市は人口26万人、湘南というホームエリアまで拡大すると100万人を軽く超える。全国民の一割のアイスランドみたいな贅沢は言わないから、せめて1%くらいが埼玉スタジアムに押しかけて欲しいものだ。

 ・・・・と、サッカーの話ばかりしていては音楽ブログではなくなるので、ここで話題を変えたい。

 今回はキーボード問題である。PCのキーボードではなくて、正真正銘の楽器のキーボードについてのテーマだ。素人のバンド活動においては、このキーボード問題は隠れた課題として厳然と横たわっている。

 ここでいう、キーボード問題とは何か?

 キーボーディストがなかなか見つからないこと・・・ではない。キーボード問題とはキーボーディストとベーシスト(ギタリストの場合もある・・・)のバンド内での関係が険悪になる事だ。険悪になる原因はキーボーディスト側にある事が圧倒的に多い。

 要は、キーボードの低音とベースの低音がぶつかってしまって喧嘩になっちゃう・・ってな話である。

 御存知のように、音楽では「周波数の近い低音は鳴らしちゃダメヨ」的なルールがある。近い周波数の複数の低音が同時に発音すると、「音が汚く」なりやすいからだ。Jazzなんかではこれは非常に重要なポイントとなっている。

 プロやレベルの高いアマチュアバンドでは、この課題を上手に回避している場合が多いが、バンドによっては「全く配慮のない王様キーボード」がグチャグチャにサウンドを劣化させる事がある。そこで、一番被害を被るのがベースだ。

 この問題の解決にはバンド内での人間関係の絶妙なバランスが求められる。ベーシストがキーボーディストに向かって「低音弾くな・・・って言ったろ!ボケが!!」的な叱責が容易に行えるような人間関係のバンドは良い。

 しかし、音大卒でプライドが非常に高い「元クラッシックお嬢様」で譜面通りのソロピアノは抜群に上手い・・・けど、バンド演奏経験がほとんど無い・・・ようなオバハン(・・・しかも、これが結構沢山いるのだ)がキーボーディストの場合は非常に難しい。一触即発の恐れがあるため、ベーシストはうかつな事は言えない。そして、徐々にフラストレーションが蓄積されていくのだ。

 この問題は解決がなかなか難しい。私が参加しているバンドの一つでもこの問題が良く発生する。当該バンドでは、ベース担当の私が「低音出すなよ!!ボケが!!」的な事が平気で言える状況ではあるが、それでもなかなか解決できない。何故なら、相棒のキーボーディストが「左手をガンガン弾かないと、右手が上手く弾けないアルヨ」みたいな訳の分からない事を言うのだ。こういうのはキーボーディストの手癖(・・腕癖?)って言うのだろうか?

 ・・・ともかく、アマチュアバンドにおけるキーボード問題は意外と根が深いのだ。

 さて今回ご紹介するのは、「キーボード問題」とは全く無関係な、米国アイドル歌手のボビー・シャーマンの”イージー カム、イージー ゴー”

 ボビー・シャーマンは私が洋楽に目覚めた1970年代初頭に活躍した美男歌手である。当時は日本でもそれなりの人気だった。同時期に日本でも人気の高かったTV番組「パートリッジ・ファミリー」の出演俳優であるデビッド・キャッシディよりも本国では人気があったらしい。

 この曲の前作となる”ラ・ラ・ラ”が日本でもスマッシュ・ヒットして注目されたが、次作のこの曲で決定的な人気を獲得した。私と同い年の洋楽大好きオヤジは皆さんご存知の曲と思う。

 ボケ―とした能天気なボーカルと親しみやすいメロディー・・、正に1970年代初頭の典型的なサウンドだ。この曲の次作である”いとしのジュリー”も同様のコンセプトの素敵な曲である。

 


 

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# by crossovermiddle | 2018-04-30 23:06 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_09572675.jpg 読者の皆様。おはようございます。昨夜は我が湘南ベルマーレが王者鹿島アントラーズをホームで2-1で撃破し、久しぶりの勝ち点3をゲット致しました。多くのご声援、誠にありがとうございました。

 ・・・・もう本当に飯が美味い。美味過ぎて吐きそうになるほどである。しかも、ゲーム終了わずか数秒前の決勝弾だ。久しぶりの劇的な勝利に15,000人近くの観衆に膨れ上がった”湘南BMWスタジアム平塚”は歓喜の雄叫びが満ち溢れた(ことだろう・・・)。このような劇的な勝利は数年に一回あるか無いか・・だ。

 しかし、このような特別な試合が展開されていたまさにその時、こともあろうに私は横浜駅近傍で別のテーマで悪戦苦闘していたのである。「そんな時にお前は何をやっておるのだ?」と読者諸兄は呆れ果てると思うが、こんな劇的な試合になるとは思ってなかったので、別件を優先したのは少々しょうがないのである。

 そこで、それだけの犠牲を払ってまで何をやっていたかというと、実はバンドの練習をやっていたのだ。オッサンバンドである。これで、5バンド目となる。アホですな。

 このバンドのテーマは誰もが大好きサザンオールスターズ。個人的には生まれて初めてのサザン演奏に関する取り組みとなる。今回は、ベーシストとドラムスのオッサンがいるので、私は本業であるEgを担当させてもらえる事になったのだ。

 サザンオールスターズは誰もが知っている有名バンドであるが、実際にコピー演奏をしようと思うと、実は色々と難しいのだ。課題は3つ。

1.ボーカルの桑田氏が凄過ぎて、あの雰囲気を出すのは極めて難易度が高い
2.リズム隊が非常に優秀なので、あの雰囲気を出すのは難易度が高い
3.ラッパやら、ストリングスやらが多用されるリッチなサウンドなので、あの雰囲気を出すのは難易度が高い

 つまり、サザンオールスターズは「聴くは楽しく、演るのは地獄」的に、アマチュアバンドの弱い所をグサグサと突いてくるバンドなのだ。昨夜もその課題は我々オッサン達をグサグサと突きまくった。ツイン・キーボートを想定していたのだが別件で参加ができず、ベース、ドラムス、ギターのトリオで練習することになってしまったのである。

 リッチなサウンドもヘッタクレもあったものではない。ブルースバンドですか?ってなもんだ。しかも、ベース、ドラムスの御二方は「楽器演奏に集中させてもらう」と表明したため、なんとボーカル・パートはEgを弾きながら私が担当するという体たらくである。

 そりゃ、キツイですわな。だいたい、私はボーカルが非常に苦手だ。しかも、桑田氏のような高い声が出ない。だが、出さねばならない。その結果、3時間の練習でほぼ屍と化したのである。サザンはキツイ。次回練習はキーボード部隊は参加するので、ギターの負担は大幅に軽減されるだろうが、ボーカルどうする?問題は依然残ったままなのである。

 さて、今回のテーマはそのサザンのセカンドアルバムである「10ナンバーズ・カラット」。アルバム収録曲の中で、何といっても有名なのは「いとしのエリー」だろう。我々世代のカラオケの定番であるが、この曲は実に難しい。当該バンドでは演奏する予定は全く無い。


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# by crossovermiddle | 2018-04-08 11:10 | 音楽全般 | Trackback

Tower Of Power__Tower Of Power

b0021712_15463523.jpg 雪が降っている。そこで、今回もしつこくTower Of Powerをテーマとしたい。

 今回紹介するのは彼らの3枚目のスタジオアルバム”Tower Of Power”。発表は1973年。バンド名をそのままアルバム名として心意気を示したように、その後の大成功のきっかけとなった素晴らしい名盤と言える。サウンド的にもオリジナリティが確立しつつある。

 ハッピーでファンキーな曲が多いが、その中でもA面1曲目の”What Is Hip? ”は曲名もカッコ良いがサウンドも死ぬほどカッコ良い。Tower Of Powerの人気を決定付けた最重要の曲であろう。私とTower Of Powerの出会いもこの曲だ。当時楽しみにしていた大橋巨泉氏がパーソナリティをやっていたラジオ音楽番組で紹介されたのだが、初めて聴いた時は衝撃的なサウンドに腰が抜けた。腰は抜けたが必死に本アルバムを購入し、当然のように4作目のスタジオアルバム”Back To Oakland”と5作目の”Urban Renewal”も続けさまに購入した訳だ。

 我々のようなTower Of Power愛好家においては、”Tower Of Power”、”Back To Oakland”、”Urban Renewal”の3作が黄金アルバム(在籍メンバーも黄金)として認識されている。個人的には”Back To Oakland”が一番好きだ。ともあれ、この3作を久し振りに聴いていると、音楽は面白いなあ・・とつくづく思う。

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# by crossovermiddle | 2018-03-21 12:52 | 音楽全般 | Trackback

Bump City__Tower Of Power

b0021712_09572421.jpg 日米の株価が下がりまくりで極めて気分が悪い。最近はAIを始めとしたコンピュータ裁定が中心になっているらしいが、無慈悲なコンピュータの判断のおかげで株価の上下振れ幅が大きすぎてやってられない。今年の2月からのジェットコースターのような株価下落は心臓に悪い。私はバブル崩壊、ITバブル崩壊、リーマンショック等を経験し多少は株価無常観が醸成されているが、定年退職金を元手に株式投資を始めたようなナイーブなオッサンなんかは「舌を噛んで死んじゃいたい」ような気分だろう。

 ともかく気分が悪いので、前回に続いてTower Of Powerについて語りたい。

 Funk曲はこのバンドのサウンド(当該バンドはインスト・ファンクバンドとしては超有名)のように、後拍リズム・パターンを同じように延々と演奏する楽曲が多い。自然と体が動いてしまうようなサウンドだ。つまり、体が自然と動く事に快感を得られる人にとっては実に楽しいのである。

 ここでポイントだが、日本人はこの後拍リズムに体を委ねて快感を得る事ができる人種と「そうでない人種」に分かれるようだ。

 後者にとってはFunk曲はつまらんでしょうな。なにせ同じようなパターンが延々と続くから、サウンドによって快感を得る事ができない。歌詞を味わう事に注力しようとしても、英語だから良くわからん。しかも、だいたいにおいてFunk曲はリズムが命であるからして、歌詞なんか手抜きのアホみたいな内容である。

 したがって、演歌DNAを有する日本人とってFunk曲は「何じゃ・・これは?」的な扱いにならざるを得ないのだ。私は演歌は全く駄目である。つまり、人間としての音楽DNAが違うのだ。共存することは非常に難しいだろうな。私はTower Of Power大好きオヤジとは仲良くなれると思うが、演歌大好きオヤジとは仲良くなれそうもない。

 まあ、日本人がFunk曲が苦手だろうが、私にとってそんな事はもう知った事ではないのだ。何故ならば、YouTubeが極めて低コストで世界中のFunkを紹介してくれるからだ。日本がFunk鎖国状態であろうとも、情報はグローバルに流入されるのだ。ザマー見ろ。

 気分がささくれ立っているので表現がどうもネガティブだが、とにかくYoutube等のおかげでTower Of Powerのレアなライブ・アルバムも聴けるし、彼等のウルトラ・スーパー・ライブ演奏の動画も視聴できる。素晴らしい。

 多少、気分が前向きになったので、Tower Of Powerの演奏について更に詳細に語ってゆきたい。

 Tower Of Powerはホーンセクションを前面に据えた大編成バンドであり、各楽器群のアンサンブルを最大のセールスポイントとしている。同じようなセールスポイントを有するのが、これまた私が青春を共にしたと言っても過言ではないChicagoである。

 Chicagoはアメリカ版のビートルズみたいに多彩な音楽性を有するバンドだ。初期の頃はラジカルなブラス・ロック、フォーク、クラシカル・ポップスみたいな感じだったが、1970年代中期くらいからタイトでファンキーなリズムの曲が増えていったのである。ChicagoⅥのA面5曲目ChicagoⅦのD面3曲目ChicagoⅩのA面3曲目等はFunk曲だが、ロック・バンドとしてのシカゴ・サウンド色が濃厚であり、Tower Of Powerとは趣が異なり興味深い。ともあれ、1970年代はFunkが大いに盛り上がった時期なのだ。

 初期のTower Of Powerのホーン・セクションは5管であるのに対し、Chicagoは3管である。Tower Of Powerのホーン構成にはバリトン・サックスが含まれる。Tower Of PowerとChicagoを演奏能力という点で比較すると、ホーン・セクションの演奏能力の差が大きい。Tower Of Powerが圧倒的に上だ。

 特に、Funk曲にとって最重要なトランペット担当者の演奏能力差が大きい。これはいかんともしがたいレベルである。Chicagoはトランペッターの演奏能力が低いため、Tower Of Powerの特に高速な曲の演奏がライブではかなり難しいであろう。逆は楽勝であろう。まあ、Chicagoは演奏能力を武器にしていたバンドではないので仕方がないのだが、個人的な興味としてはChicagoの曲をTower Of Powerが演奏する・・というライブを目撃してみたいものである。

 今回紹介するのは1972年に発表されたTower Of Powerの二枚目のスタジオアルバム”Bump City”である。前作がソウル色が濃かったのが吉と出なかったのか?それとも吉と出たのか?はわからないが、どういう訳だかワーナーに移籍してのアルバムだ。サウンドコンセプトが結構変化している。売れセンになっているのだ。

 彼らの人気の導火線になったとも言えるB面2曲目の”You're Still A Young Man”はメロディアスでリッチなバラード曲で実に素晴らしい。A面1曲目の”Down To The Nightclub”は「オークランド・ストローク」と呼ばれる彼等独特の16ビートリズムパターンを導入したファンキーな名曲である。

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# by crossovermiddle | 2018-03-20 20:54 | 音楽全般 | Trackback

East Bay Crease__Tower Of Power

b0021712_14451661.jpg 湘南ベルマーレが東京に0-1で敗退し、極めて気分が悪い。0-1のスコアではあるが、惜敗ではなく完敗だろう。共にJ2の時代には東京(東京ガス)には結構勝っていたのに、彼等がJ1の強豪チームになってからは勝った記憶がない。しつこいようだが、極めて気分が悪い。

 気分が悪いので、今回は少々独断と偏見に満ちた論評を長々と展開したい。テーマは人生を共にしたと言っても過言ではない米国が生んだ宇宙最高のFunkバンド”Tower Of Power”である。

 残念な事に、このバンドは日本では一部の熱狂的な愛好家を除くと余り知られているとは言えないのだ。何十年も前から感じているのだが、「大概の日本人はFunkは苦手」・・・みたいな極めて不都合な事実が横たわっているようなのだ。nが一文字違う方は苦手ではないくせに・・・。とにかく、日本ではFunkは余り流行らない。

 これは極めて残念な事である。今回、私は気分がささくれ立っているので、偏見の塊となって敢えて言うが「Funkが嫌いな奴はアホである」。久し振りに暗殺団が結成されそうな暴言だが、本当にそう思うのだからしょうがない。

 私が思うに、日本におけるメジャーなFunk系のミュージシャンは「スガシカオ」と「米米クラブ」だ。しかし、残念な事に彼らの代表曲は全然Funkではないのである。彼らほどの実力と人気をもってしても、Funk曲は味付け的なバリエーションの扱いなのだ。本人たちは不本意なのかも知らんが、ともかく事務所的、レコード会社的にはFunk曲は飛び道具の扱いである。

 米国には超Funk原理主義的なバンドがウジャウジャ存在しており、どれもこれも同じようなド・Funk曲を天も裂けよ・・・とばかりに演奏している。実は、これらのバンドの楽曲を聴くと、さすがの私でもCD一枚くらいで力尽きる。Funk曲は日本人のDNAに背を向けるサウンドなのだろう。

 そこで、Tower Of Powerだ。彼らの最大の特徴は、「超Funk原理主義とは一線を画した洗練されたサウンド」+「極めて高度な演奏能力」の二点であろう。

 特に、後者は凄まじい。10人超の大編成バンドにも関わらず、高速かつ極めて複雑なリズムでも見事なまでにタイトに演奏される有様はとても人間技とは思えない。ライブ演奏でのクオリティは信じられないレベルだ。特に、ホーンセクションの切れ味は抜群で、デビュー当時は「世界一のホーン・セクション」と呼ばれていた。

 そして、もうひとつ演奏能力において忘れてならないのが、ドラムス担当のディビット・ガリバルディとベース担当のフランシス・ロッコ・プレスティアの二人だ。この二人が生み出す16ビートを基本とした独特のリズムパターンが素晴らしい・・というか異常である。この二人はすでに60歳を過ぎたジジイであるが、世界中のミュージシャン達の尊敬と憧れの対象となっている。

 このようにTower Of Power の音楽は人間の生み出すものとしては最高峰の一つであろう。まさに1970年代に生まれるべくして生まれたスーパバンドなのであーる!!・・・それなのに、日本では人気が出ないのだなあ。まあ、良いや。

 今回紹介するのは、Tower Of Powerの1970年に発表したデビューアルバム。少々、”黒くソウル”している。ソウル・トレインに充分に出演できるサウンドであり、現に出演していた。

 ソウルサウンドを色濃くしたアルバムでデビューした彼等であるが、徐々に独特のFunkパターンを確立して全盛期を迎える。しかし、大編成ハイテクバンドにありがちな事だが、どうしてもメンバー交代が激しくなってしまう。ボーカルはしょっちゅう替わるし、リズムの要であるドラムスのデイビットは出たり入ったりが多い。ベースのロッコも出たり入ったりがあった。

 大編成ハイテクバンドなので、メンバー交代は楽曲のテイストに影響する。全盛期は直ぐに終わり、1970年代末期はサウンド的には迷走する。やがて、世の中はディスコブームになり、彼等も御多分に漏れずディスコチックに変貌して堕落してゆくのだ。ここでも産業ミュージックの悪影響が出てくる。

 しばらく暗黒の時代を経てメンバーもオッサンになり、1980年代後半からはSmooth Jazz系のサウンドになってゆく。正に、熟成されたサウンドが同じようにオッサンになったファンの心をつかみ、今やスーパー・ライブ・バンドとして活躍を継続している訳だ。



 

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# by crossovermiddle | 2018-03-19 16:11 | 音楽全般 | Trackback

Forever Autumn__Vigrass & Osborne

b0021712_21265601.jpg 我が湘南ベルマーレは開幕2戦で1勝1分の勝ち点4という好成績で快進撃を続けている。しかも、前節は昨年のチャンピオンチーム川崎とアウエーで引き分けだ。次日曜日の名古屋との一戦を勝利で飾ることができれば、勢いに乗ってJ1リーグ残留も夢ではなくなりそうだ。実にメシが美味い。

 一方、平昌オリンピックは女子カーリングで始まり、女子カーリングで終わるという予想外の盛り上がりとなったが、五輪一色のニュースが一段落した最近のニュースで非常に興味深かったのは、「米国楽器大手ギブソン社が経営的にヤバイ」という経済ニュースだ。

 ギブソン社は世界的に有名なギターメーカーである。ヤマハ愛好者である私にとっては「フーン」てな感じだが、普通のロック野郎にとっては聞き捨てならない事態であろう。ギブソン社の代表的なギターと言えば言わずと知れたレスポールだが、これがとにもかくにも重いのである。私の保有するヤマハのSG3000も重いが、レスポールも同じように重い。

 最近は重いギターは人気がないらしい。重いギターには「音が減衰しにくい」という良い点もあるのだが、最近の音楽は無理に音を伸ばさなくても良いし、信号処理で何とかなっちゃいますね。ということで我がSGも重すぎて廃れてしまったわけだが、レスポールも同じような厳しい現実があるのだろう。レスポールが売れなければ経営としては厳しいのだろうなあ・・。私はレスポールに興味が全くないので(デザインが嫌い)良く知らないが、噂によると軽くするために空洞部分を持つタイプも発売されているようだ。ストラト系は多少軽いからまだ大丈夫なのかな?

 さて今回は、ギブソン社もそれなりに儲けていただろう1972年のスマッシュヒットとなったビブラスとオズボーンの「秋はひとりぼっち」である。彼等の本国イギリスでは余りヒットしなかったらしいが、日本ではかなりのヒットとなった。私と同世代の洋楽オヤジは皆さん知っている曲だろう・・・と思う。

 当時はこの曲のように本国でヒットしていないのに日本に版権をもってきてレコード販売してヒットを当ててしまう・・という曲が結構あった。当時のレコード会社の企画マンというのはセンスの良い連中が沢山いたのであろう。実に面白そうな仕事である。

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# by crossovermiddle | 2018-03-07 22:02 | 音楽全般 | Trackback

First Take__野口五郎

b0021712_15273030.jpg 前回に引き続いて、1970年代を代表するアイドル歌手である野口五郎氏が今回のテーマ。彼は私と同い年である。1971年に15歳という若さでレコードデビューを果たした天才アイドル歌手もすでに還暦を過ぎたジジイになってしまった。彼の代表曲は彼のお兄さんが作曲した「私鉄沿線」であるが、私はやはり筒美京平氏が作曲した「オレンジの雨」が彼の最高傑作だと思う。

 さてその野口五郎氏であるが、芸能界では屈指の凄腕ギタリストの一人として知られている。しかも、私と同様にフュージョン・ミュージックにドップリとはまってしまい、更にそのドハマリが高じて1982年にフュージョン系のギター・インストアルバムまで発表してしまうのである。それが、今回紹介するアルバム「First Take」。とても青春アイドル歌手の仕事とは思えないが、当時は「趣味的」アルバムを制作できるほどのスーパースターであったと言う事だろう。

 実は、個人的には昔から注目していたアルバムであったのだが、流石に大枚をはたいてまで買うほどの優先度ではなかった。しかし、ひょんな事からYutubeに上記のようにアップロードされている事を知り早速聴いてみたのである。参加ミュージシャンは渡嘉敷祐一 ( ds )、鈴木 茂 ( g )、岡沢 章 ( b )、矢島 賢 ( g )、富樫春生 ( key, synth )、浜口茂外也 ( perc )・・という面々で、当時としては「ドヒャー!!」レベルの超一流スタジオミュージシャン達である。

 ところが、サポートミュージシャンの中に鈴木茂、矢島賢という当時の超一流のスタジオ系ギタリストが二人も参加している事に違和感を感じた。凄腕ギタリスト野口氏のリーダアルバムなんだから、ギタリストは彼だけで良いではないか。彼ほどの凄腕ならば、大抵の事はできるはずだ。何もこの二人のサポートを受けなくても良いはずだ。オーバダビングだってできるし・・・。

 ・・・と違和感を感じながらアルバムを聴き込んでいったのだが、途中で直ぐにその理由がわかった。まさしく、ギター・インストアルバムだったのだ。つまり、超一流のスタジオミュージシャンの演奏をバックに、野口五郎氏がメインのメロディを歌うのではなくて「メインのメロディーをギターで弾く」という内容なのである。最初から最後まで野口五郎氏のギターがメロディを高らかに歌い上げているのだ。

 うーむ。それはマズイのではないですかね?残念ながらそんなの聴きたくないですわな。

 野口五郎氏は不本意だったのではないだろうか?・・と推測する。何故なら、1980年当時の彼の発言等を考慮すると、こんなコンセプトのアルバムを彼が制作するとは私にはどうしても思えないのである。私はキーボードなどのギター以外の楽器のソロもいっぱい出てくるような当時の普通のフュージョン・サウンドを期待したのだ。

 色々と大人の事情もあったのでしょうなあ。きっと、余り売る気もなかったのでは・・・。しかし、彼の才能を考えると個人的には凄くもったいない・・・と思う。このアルバムの後にも同様?の企画のギター・インストアルバムが制作されたらしい。どのような内容になったのか非常に気になるが、現時点ではそれを確認するのはかなり困難なようである。

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# by crossovermiddle | 2018-02-27 23:40 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_13433769.jpg 年明けから世の中では余り良い話題が無い。特に、”老害”と”通り魔”の二つのキーワードがやたらと目につく。どちらも、自分と関係が深いのでついついとニュースを読み込んでしまう。後者については自分の努力だけでは回避に限界があるので何ともやりきれない。私の住んでいる神奈川県平塚市は少々治安が悪い。駅からの帰り道等で背後に人の気配を感じると非常に緊張する。ヤバイですな。

 そのような中、最近二つの集団型女性アイドルに非常に感銘を受けた。一つは少女時代、もう一つはモランボン楽団である。後者はアイドル・グループの範疇なのかは意見が分かれるところだが、両グループ共にビジュアルとパフォーマンス・クオリティの高さは素晴らしい。両グループが共に朝鮮半島に所属している・・・というのは少々難があるが、日本の集団型女性アイドルとは比較にならないクオリティだ。実に良い。

 さて、本ブログにおいては年明けは女性アイドルがテーマになることが多い。そこで、今年最初は私より二歳年下のスーパー・アイドルだった桜田淳子さんの19枚目のシングル曲『気まぐれヴィーナス』をテーマとしたい。

 この曲が発売されたのは1977年。淳子ちゃんの人気が全盛だった頃で、一時的にライバル山口百恵ちゃんを存在感的には上回っていた・・・ような気がする。レコードジャケットを改めて見ると可愛いなあ・・・と思った。当時は余り可愛いとは思わなかったのだが・・。

 気まぐれヴィーナスは私の大好きな青春歌謡の王道を行く素晴らしい曲だ。とにかく、音がリッチである。ラッパも入っている。淳子ちゃんの歌は下手だけど、バックのサウンドがそれを補ってたっぷりと余りがでているのだ。

 この曲のようにアップテンポのノー天気な曲は”ラッパ”、少々哀愁が香る曲は”ハーモニカ”をイントロに多用するのが良い。これが、1970年代の青春歌謡のあるべき姿である。キーは長調である事が大前提だ。

 淳子ちゃんも遂に今年の4月で還暦か・・・。あれから、月日は流れたのだなあ。彼女も色々とあったんでしょうね。情報によると、最近活動を再び開始したらしい。ライブ・チケット等は瞬く間に売り切れているそうだ。彼女の顧客であった私より多少年上の連中が次々に完全リタイアしているからか知らん?

 

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# by crossovermiddle | 2018-01-18 01:02 | 音楽全般 | Trackback

TOTO__TOTO

b0021712_11065843.jpg アメリカを代表するロックバンドのTOTOが1978年に発表したデビューアルバム「宇宙の騎士」が今回のテーマ。TOTOは本ブログ初めての登場である。

 TOTOが本アルバムでデビューした当時は、「何だかとてつもない凄いバンドがいるらしい・・・」的な評判が高まったように記憶しているが、実はその後の印象がほとんどない。ただ、本アルバムのA面3曲目”Georgy Porgy”だけは不思議と記憶に残っている曲である。

 1978年当時の私にとっては、「一流スタジオミュージシャン=神」であるから、L.A.の凄腕スタジオミュージシャンで結成されたTOTOには飛びつくはずなのだが、残念ながら現在に至るまで真面目に聴いたことが一度も無いし感銘を受けた記憶も無い。

 2017年の最後を飾る記事でもあるので、ロック聴かず嫌い反省の旅・・の集大成としてTOTOをYoutubeでじっくりと聴いてみた。

 まず、メンバーの演奏力がとんでもなく高い事を改めて再認識する。特に、リズムが実にタイトだ。近年は基本ビートがコンピュータによって生成されている曲も多いので、リズムがタイトであることは当たり前・・という感じだが、人間系の演奏でタイトにリズムをキープする・・・というのはプロでもハードルが高い。何だかズルをしているようなレベルのタイトさである。

 次にボーカルとコーラスのレベルの異常な高さに驚く。どうして、欧米のバンドってコーラスが上手なんですかね?コーラスが上手い(・・・というか売りにしている)日本のバンドはオフコースくらいしか思いつかん。欧米人とのフィジカルの差が影響しているような気もするし、”音楽をどう楽しむか?”という文化の違いも影響しているような気がする。

 実に素晴らしいのだが、「TOTO好きですか?」と聴かれたら実は「うーん」となってしまう。それまでに聴きまくった1970年代の人間臭いサウンドとどうも異なるからだ。

 このようなある種の個人的な違和感を端的に説明するキーワードが”産業ロック”というカテゴリである。”聴きやすいメロディー”、”リッチなサウンド”、”品質の高い演奏”という要素をもったロック・サウンドを表現するカテゴリである。代表的なバンドとしてはジャニー、フォーリナーなどがある。このキーワードを浸透させたのはロック評論家で有名な渋谷陽一オヤジであるらしい。我々世代においては、このオッサンは有名ですね。

 産業ロックが本格的に発展していくのは1980年代に入ってからだが、楽器テクノロジーの進歩の影響が一番大きいだろう。特に、シンセサイザーがデジタル化され始めたことにより、キーボードによってストリングス、ブラスなどの高コストの音が低コストに実現できるようになったことが大きい。当時はYAMAHAのDX7とか色々なデジタルシンセサイザーの名機が生み出された。

 ライブを主体とするロックバンドにとってはこれは非常に大きい。もう一つのコーラスに関しては、ライブ用の専門コーラス部隊を採用すれば、相当なクオリティのサウンドがライブで実現できてしまうのである。ライブで専門コーラス部隊を採用したって、聴衆はリッチなサウンドを求めているから文句は言わない(多分)。

 こうやって考えると、確かにロックの産業化・・・みたいな感じはわかりますな。ライブの音をリッチというか、どんどん派手にできるので、ボーカルも感情移入型のハイトーンボーカリスト中心になるし、曲もシンフォニックな大袈裟なものになる。まさに、産業ですな。

 実は、私はこういうサウンドが好みではない。私の愛するシカゴが14枚目以降のアルバムで”産業化”していったのに合わせて、急速に興味が低下して行ったのもうなずける気がする。

 

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# by crossovermiddle | 2017-12-31 12:01 | 音楽全般 | Trackback

Little Games__The Yardbirds

b0021712_21332622.jpg 今回は伝説のブリティッシュ・ロック・バンドと言われているヤード・バーズがテーマ。伝説バンドと呼ばれるのは、良く知られているようにエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジという3人のギタリストが在籍していた・・・というのがその大きな理由であろう。
 
 確かに、これは凄い。3人共に使用ギターをオークションに出せば、数千万~数億円/本にはなってもおかしくないという連中である。私は買わんが・・。とにかく、この3人のギタリストが在籍(しかもジェフ・ベックとジミー・ペイジは同時に在籍していた期間もある)していたのだから、全くもって驚きである。

 私がロックを真面目に聴き始めた頃には既に目立った活動はしていなかったが、「スゲーバンドだったんだろーなー」と思いつつ、実は一度も聴かずに現在に至っているのである。1970年代ロックではないので聴かなくても良いかも知れないが、やはり聴いておきたい・・という事で、いつもお世話になっているYoutubeサービスで色々と聴いてみた。

 50年前のロック・サウンドだから実に古めかしい感じがするが、やはりオリジナリティというか新時代の音というか・・訴えるものは十分ある。マグマが噴火する前のような独特な雰囲気だ。

 とはいえ、いつものように直ぐに飽きてしまった。まあ、しょうがないですね。そういうサウンドです。

 飽きてしまったので、ヤード・バーズに関する情報を色々と調べてみたのだが、こっちの方は実に興味深い事が幾つかあった。

(1) クラプトン、ベック、ペイジの3人は意外と仲が良かった。しかも、3人はほぼ同学年である。
(2) クラプトンが音楽的対立で脱退することになり後釜としてペイジに白羽の矢が立てられたが、ペイジはクラプトンの心中を慮って(忙しいのもあったらしいが)加入を断り、仲の良かったベックを紹介して加入に至った。
(3) ベックとペイジは同時に在籍していた時は、ペイジはベースを弾いていた。ベックは仲の良かったペイジに「俺は辞めっから」と断って脱退していった。
(4) 一人残されたペイジはバンド存続に色々手を尽くしたが叶わず、そうこうしているうちにバンドとの契約も切れちゃったので、しょうがないからツエッペリンを立ち上げた。
 
 などなど・・・・。

 とにかく、「3人はそこそこに仲が良かった」という事実は個人的にはびっくりである。当然、仲が悪いと思っていた。「あんな凄いギタリスト達を抱えて、ヤードバーズもマネージメントが大変なんだろうね」と心配していたくらいである。

 特筆すべきは、ジミー・ペイジのオッサンの存在である。このオッサン、なかなかやるなあ。各種情報を総合的に判断すると、人間的にはかなり優れた人物であったような気がする。頭も切れたようだ。要はやり手のビジネス・マンみたいな感じである。

 クラプトン、ベックは明らかにギター職人であり、ペイジとはちょっとタイプが違うようだ。ジミー・ペイジって良いヤツなのかも・・・。

 ジジイになったベックとペイジが一緒に演奏して、仲良く抱き合っている動画なんかもYoutubeにはアップされている。こういうのって、実に良いなあ・・・と思う

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# by crossovermiddle | 2017-12-20 23:03 | 音楽全般 | Trackback

One Way...or Another__Cactus

b0021712_16473109.jpg Youtubeを利用して極めて低コストで1970年代のロック名盤を探索しているが、ここ数回の記事では「二度と聴かん」、「好みに合わん」ばかりで書いていても虚しくなってきた。そこで、今回は大好きなカクタスが1971年に発表した二枚目のアルバム”One Way...or Another”がテーマ。

 カクタスは日本では余り知名度は高くないが、アメリカン・ハード・ロックを語る上では極めて重要なバンドであり、後続のバンドに多大な影響を与えている。骨太のハードロックでズンズンと突き進んでゆくサウンドが実に気持ちが良い。

 カクタスというバンドを分かり易く形容すると「米国版のツェッペリン」というのが近いだろう。サウンドも似た感じだし、アコースティックなサウンドを活用している点も似ている。ただし、カクタスの場合はカントリー・ウエスタン系のアコースティック・サウンドが主体である。

 とにかく、このバンドのポイントはベーシストのティム・ボガードとドラムスのカーマイン・アピスの二人だ。カクタスの前にヴァニラ・ファッジに所属していた二人は、後に一緒に組んでBBAを結成するジェフ・ベックから再三にわたってバンド結成の勧誘を受けていたらしい。

 ウルトラ自己中・ハイテク・ギタリストのジェフ・ベックから認められていたのだから、二人の演奏テクニックは極めて特徴的で優れていたのだろう。ただし、ジェフ・ベックが事故トラブルか何かでバンド結成の話が頓挫し、「しょうがねーな」的に結成したバンドがカクタスだったらしい。

 カーマイン・アピスのドラムスは凄い。実に凄い。こういうドラマーをロック的には上手いって言うんだろうなあ。ジェフ・ベックがツェッペリンに対抗心を燃やして二人を巻き込んでバンド作ろうとしたのだから、こんな感じのドラムスが必要だったのだろう。

 そして、ベースのティム・ボガードである。以前の記事にも書いたが、私はこのオッサンのベースが大好きだ。いかにも、アメリカン・ロック・ベーシストっていう感じである。サウンドも格好いいが、演奏姿も格好良い。背が高いのからだろうが、実にベースの持ち方が格好良い。

 ベースとかギターを格好良く持つのは努力が必要だが、再三述べているように体格も大きく左右する。その点では、外国人バンドの演奏は実に格好良いのだ。

 ティム・ボガード、カーマイン・アピスは楽器演奏も凄いが、歌がこれまた上手い。カクタスはとにかく素晴らしいバンドである。

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# by crossovermiddle | 2017-12-13 19:33 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_17132926.jpg J1リーグの最終節に川崎フロンターレが初タイトルを逆転で奪取した。中村憲剛選手の涙はなかなか感動的だった。フロンターレは2000年始め頃はベルマーレと一緒にJ2でもがいていたのに、今やJ1の最強豪チームである。ずいぶんと差をつけられてしまった。川崎というホームエリアとの密着度合も素晴らしく、サポータ数・予算規模はともかくとして、チームの性格はベルマーレと良く似ている。サポータ連中の歓喜を見ると、まったくもって実に羨ましい限りだ。
 
 さて、いよいよ師走に突入したが、今月はバンド活動が非常に忙しい。現在、3バンドのベースを担当しているからだ。しかも、そのうちの一つでは新規ドラマーをネットで募集するという人事部長みたいなことも担当している。自転車輪行旅行にも行かなければならないし、今年は忘年会的なイベントは大幅自粛の様相だ。

 ちなみに、ネットによるドラマー募集については、活動エリア⇒神奈川、東京に限定したにも関わらず掲載3日目で既に3名のオッサンがアクセスしてきた。予想外の多さである。全員、50歳以上。オッサンドラマーは人材難だと思っていたのだが、「参加希望」的な連中はそれなりに存在しているようだ。

 以前にこんな記事を書いた。バンド参加方法に関する内容である。今回応募してきた3人のオッサンは「オッサン釣りのワナ」だとは露ほども思っていないようである。やっぱり、バンドに参加したいオッサンは沢山いるのだなあ・・・。

 ところで、「我々はバンド活動に対して、何を求めて何を目指すのだろうか?」という事を改めて考えてみたのだが、これが実にはっきりしないのである。個人的には「自己満足によるストレス発散をベースとした親睦」だと思っているのだが、これについては人それぞれだろう。まあ、「音楽が大好きなんだよ。俺は・・・」というのは基本中の基本だと思うけれど・・・。

 そのような事を考えながら選んだ今回のテーマはセックス・ピストルズである。皆さんご存知のように、1970年代後半に突然のように現れたパンクロックの雄だ。
 
 私はパンクが苦手である。苦手というか、逃げていた。「またかいな・・・」と言われそうだが、私はパンクと聞いただけでウンザリである。しかし、1970年代ロックを探す旅を彷徨っている以上、パンクロックは避けて通れない・・・ということでYouTubeにて彼らの唯一のスタジオ・アルバムである”勝手にしやがれ(NeverMind The Bollocks)”をじっくりと聴いてみた。

 全部、ちゃんと聞きました。しかし、正直やんなっちゃいましたね。全部の曲が同じに聴こえますね。私の乏しい知識によると、サウンドよりは詩のメッセージ性が重要・・との事だが、日本人の私には何を主張しているんだかさっぱりわからない。したがって、最大のセールスポイントが無力なんだから、単純なアホみたいなサウンドにしか聴こえない。

 レコード回して正座して聴くのはキツイが、前述のオヤジバンドのライブの演目にするのはどうだろうか?この曲を素人ライブで演奏したいか?と聞かれれば、私は完全に「ノー」だが、意外と「良いんじゃない?」っておっしゃるオッサンもいそうである。

 レコード聴いてる限りでは全部同じに聴こえるが、ライブではエネルギッシュな感じで結構受けるかも知れない。しかも、ボーカルがアナーキーぽい狂った系風貌のオッサンだったら結構絵になるなあ…と思う。楽器演奏スキルが低レベルでも、ボーカルさえ雰囲気を出してくれれば行けちゃう感じである。聴衆とも一体感も出そうだ。

 これって、バンド演奏においては非常に重要ですね。なるほど、素人がセックス・ピストルズに触発されて次々にバンド演奏にトライして、フォロワーを多く生み出した・・というのも何となくわかる気がするな。

 情報によると、これらのフォロワーバンドの中から幾つかの腕利き連中が”ニュー・ウエーブ”と喚いてさらにパンク・カテゴリを発展させたらしい。なるほどねー。勉強になるなあ。

 あの有名な”スネークマン・ショー”のレコードで、「パンクとニューウエーブは全然違うんだぞ!!」と叫ぶ面白い一節があるが、今となってはその言いたい事の意味が何となくわかる気がする。

 でも、私にとっては、全く聴く気も、演奏する気も起きないサウンドである。



 

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# by crossovermiddle | 2017-12-04 20:59 | 音楽全般 | Trackback

Disraeli Gears__Cream

b0021712_17460895.jpg 英国の生んだスーパーバンド クリームが今から50年前の1967年に2枚目として発表した大ヒットアルバム「カラフル・クリーム (Disraeli Gears)」が今回のテーマ。
 
 クリームは1960年代半ばから1970年代前半に活躍したバンドであり、ビートルズと活動時期はほぼ重なっている。メンバーのエリック・クラプトンは世界中のロック・ファンから神のように崇められているギタリストである(らしい)。彼が使用したストラトキャスター等がオークションに出されると数千万円とかウン億円とかで取引されることもある(らしい)。

 本アルバムと1枚目の「フレッシュ・クリーム (Fresh Cream)」を合わせて聴いてみた。


 正直言って、どーも良いとは思えない。最近テーマとなるバンドは全部好みと合ってませんな。だから、反省の旅なのかもしれないが・・・。ともかく、ブルースを基調としたサウンドと捉えるならば、以前に紹介したオールマン・ブラザーズの方がはるかに自分の好みに合っている。

 クリームとエリック・クラプトンは「どーも、好みに合わん」などと表明すると、「ロック・ギタリストの風上にも置けん」とか言われて暗殺される可能性がある。タンジェリン・ドリームやクラフト・ワークを「好みに合わん」と表明するのと、クリームやローリング・ストーンズを「好みに合わん」と表明するのでは暗殺可能性のレベルが違う。

 15年程前に、クリームの有名曲である「Crossroads」をEGで完全コピーした事がある。結構苦労してコピーしたのだが、余り感動は無かった。はっきり言って曲がつまらんから、コピー演奏していてもつまらんのですな。

 ましてや、こんな有名曲を演奏会なんかの演目にでもしようものなら、間違いがバレバレでプレシャーでフラストレーションが溜まりまくる。しかも、曲がつまらないから、達成感も無い。しかも、多分聴衆にも受けないと思う。素人はライブでクロス・ロードは演目にすべきではないと思う。

 オールマン・ブラザーズ・バンドは好みに合うのに、クリームは何故好みに合わないのか?とちょっと考えてみた。そこで、お馴染みの平塚近傍在住のジャズ・ギタリストに聞いてみたのだが、面白い見解を披露してくれた。

 クリームの曲(代表的なクロス・ロード)は、マイナーペンタ・スケールとメジャー・ペンタ・スケールが交互に出てくるサウンド・パターンの曲が多いらしい。このパターンって、どうも日本人には苦手なサウンドなのではないか?という事である。カントリーウエスタンも同じパターンであるらしい。日本人はマイナーペンタは得意だが、メジャーペンタは苦手なのだ。

 なるほど。さすが、プロのジャズギタリストである。見解の次元と質が違うな。実に論理的だ。

 ・・・となると、多くの日本人ロックファン達はクリームのサウンドは好みに合わないはずなのだが、クリームは日本では人気がある。みなさん、本当にクリーム好きですか?形から入ってませんか?オールマン・ブラザーズ・バンドの方が、数段良いと思いませんか?





 

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# by crossovermiddle | 2017-11-27 16:10 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_22531121.jpg 前々回、前回とクルクルパー系のプログレッシブ・ロックバンドがテーマだったが、どちらのバンドもキーワードはコンピュータ・サウンドということになる。そこで、ふと思い出した。DAWの事である。

 DAWについては、以前にこのような記事を書いた。それから3年があっという間に経過してしまった。何やかやと忙しくて、せっかく購入したDAWソフトウエアであるCubase7.5は単純なMIDIシーケンサーとしてたまに利用する程度であった。そのような体たらくであるにもかかわらず、新し物好きの性でCubasePro8にバージョン・アップだけは敢行した。ちなみに最新版はCubasePro9であるらしい。

 ともかく、Cubaseはプロの音楽制作現場でも利用されているレベルの高いDAWである。当然、操作はややこしい。ややこしいので、私の能力ではMIDIシーケンサくらいにしか利用できないのである。

 しかし、タンジェリンドリームとクラフトワークをボロカスにけなした手前、最近のコンピュータ音楽事情の認識と多少の反省を込めて再度Cubaseを有効活用しようと考えた。そこで、過去に購入して幾度となく挫折した「活用ハンドブック」を読み返してみたが、著者の書き方がヘタクソ(?)のせいか相変わらず理解できない(下図はCubasePro8の操作画面例)。MIDIシーケンサ以外に何ができるのか?がさっぱりわからない。

b0021712_09475518.jpg

 「悲しいなあ・・」と途方に暮れていたところ、急に良い事を思いついた。お馴染みのYouTubeがあるではないか!!こんなややこしいソフトウエアなんだから、きっと操作の説明動画があるはずだ!! 早速"Cubase"で検索したところ、案の定ウジャウジャと動画が見つかったので、良さそうな動画を選定して何本か視聴した訳である。

 視聴して愕然とした。DAWソフトウエアCubaseを活用した最近の音楽制作の現場の進歩は、私の理解を大きく超えていた。CubasePro8でこれだけ凄いのだから、最新バージョンではどんな事になるのか(動画は怖くて視聴できなかった・・・)?いやはや、技術の進歩は驚くばかりである。

 内蔵されているソフトウエア音源のクオリティや充実度、ソフトウエア連携機能等が飛躍的に向上しているのは理解の範囲だったが、びっくらこいたのはオーディオ音源に対する編集機能である。

・ オーディオ音源の音程に狂っている箇所があれば正しいピッチに調整できる。当然、一括でも修正できる。
・ オーディオ音源に対しての最適なハーモニー音源を生成できる。
・ オーディオ音源をマルチバンドでイコライジングして、音の特性を自在に変更できる。
                                         等々・・・

 これは凄い。一番難しいボーカルだって、クオリティをどんどん向上させる事ができる。私のようなヘタクソが歌ってもそれなりの楽曲を制作できるということだ。現在の音楽制作の現場は凄い事になっている事を今回初めて知った。読者の中には「そんなの当たり前でしょ」という方も多くいるだろうが、私は全く知らなかった。正直、完全に時代に取り残された気分だ。

 うーん。余りに衝撃的な現状を目の当たりにした今回のテーマははっきり言って適当にならざるを得ない。エマーソン、レイク アンド パーマーが1973年に発表した「恐怖の頭脳改革」である。一応、1970年代ロックを探す反省の旅は進んでいるのだ。

 昨年、キースとグレッグは相次いで他界した。71歳と69歳であった。青春を共に過ごした私としてはかなりのショックであった。DAWなんか欠片もないような1970年代に、3人編成で果敢に進歩的なサウンドを追及した事に大いに敬意を表したい。それを言うなら、タンジェリン・ドリームとクラフト・ワークにももっと敬意を払うべきなんだろうな。Cubase8.5で衝撃を受けた直後なので、実に素直である。

 本アルバムはELPの代表作との評価は多いらしいが、楽器演奏技術の追求が強い感じがする。特に、カール・パーマーがやけに張り切っているのだ。また、曲によってはグレッグ・レイクがEギターを弾いて、キース・エマーソンがベースラインを弾くという4ピース形式の演奏もあったりする。これは中々興味深い。ジャズが大好きなキースの趣味で、ところどころにジャズの有名フレーズが組み込まれていたりする。素晴らしい名盤であるが、一家に一枚は必要無いような気がする。

 



 





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# by crossovermiddle | 2017-11-19 10:12 | 音楽全般 | Trackback

The Man-Machine__Kraftwerk

b0021712_14052693.jpg 前回の記事でタンジェリンドリームをボロカスに言ってしまったが、もうヤケクソなのでドイツの生んだもう一つの超ビッグロックバンドであるクラフトワークが今回のテーマ。彼らが1978年5月に発表した「人間解体」をじっくりと聴いてみた。

 クラフトワークはロックバンドじゃないのでは?・・・と言う御意見もあろうが、私は大学生の時から”クラフトワークはプログレッシブ・ロックバンドである”と刷り込まれている。私と同世代のロック好きのオッサンはきっと同様だと思う。

 今の若い人達は理解できないかも知れないが、当時の”プログレ何でもあり、やったもん勝ち”的な状況は尋常ではなかった。言葉の定義から考えると「プログレッシブ・ロック=進歩的なロック」って事だが、斬新でそれまでには無かったようなサウンドはかなりの割合でプログレの範疇に放り込まれた。

 今では絶滅危惧種の烙印を押されてしまったフュージョンだって、当時はクロスオーバーという言葉が定義されるまではプログレに放り込まれていた時期がある。クラッシックぽいのもプログレ、ジャズっぽいのもプログレ、ヒョロヒョロリーピロピロとかいう環境音楽っぽいのもプログレ、ヨーデル歌ってもプログレ、片足立ちでフルート吹いてもプログレ、イエスみたいな正当ロックもプログレ・・・1970年代のプログレッシブ・ロックは何でも有りだったのである。当然であるが、私が魂を込めて聴いたのは正当ロック・プログレだ。

 とはいえ、当時は夢と希望に満ちあふれた若者だった私にとっては、プログレッシブ・ロックのカテゴリは探求しがいのあるサウンド群であったとも言える。

 そこで、今回のクラフトワークである。まず最初に断っておくが、私は坂本龍一氏率いるYMOのサウンドが全くの苦手である。どこが良いのかさっぱりわからない。したがって、クラフトワークの本アルバムも、どこが良いのかさっぱりわからない。とにかく、この手のサウンドの良さが全く理解できない。理解できないし、楽しくも無い。

 下記の写真はネットで紹介されていた最近のクラフトワークのライブの様子である。新型PCのセールスプロモーションだと言っても違和感はない。実に面白い。でも、サウンドは面白くない。
b0021712_14380558.jpg

 タンジェリンドリームの時と同様に、クラフトワークのファンに「ロック愛好家の風上にも置けん!!」と罵られながら暗殺されそうだが、今回のアルバムは全くもってもう一度聴こうという気にはなれなかった。早く終了して欲しかった。

 タンジェリンドリームよりは楽しい音楽だとは思う。しかも、1970年当時の貧弱なテクノロジーの中で、このような斬新なコンピュータ的なサウンドを追求した事には敬意を表する。しかし、残念ながら私が愛するロックサウンドとはかけ離れております・・とお伝えするしか無い。

 

 

 

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# by crossovermiddle | 2017-11-02 00:04 | 音楽全般 | Trackback

Zeit__Tangerine Dream

b0021712_23323270.jpg 1970年代のロックを探す反省の旅も徐々に方向性を見失いつつある。今回はついにタンジェリンドリームにたどり着いた。1972年に発表されたZeitがテーマである。

 ドイツが生んだ驚異のグループであるタンジェリンドリームは私にとっては超鬼門である。名前は良ーく知っている。大学生の頃から良ーく知っている。でも、本音を言うと全く聴きたく無いのだ。しかし、何度も述べているように1970年代ロックを探す反省の旅に出た以上、このグループは避けては通れない。

 ところで、タンジェリンドリームのメンバーの面々はこんな音楽を制作して楽しいのかな?

 絶対に楽しいはずがない・・と私は思う。「ゴボゴボ」とか「キョイーン」とか「ファーン」とか「ヒョー・・・・」とかが延々と続くのだ。それでも、楽しいですか?そうですか・・。

 作るのは多少楽しいかも知れない。しかし、(敢えて問うが・・)タンジェリンドリームを聴くのは楽しいですか?本当に楽しいですか?

 1970年代ならいざ知らず、2017年現在だったらウチの孫でも作れるわ。こんなの。

 タンジェリンドリーム・ファンの皆さんに「ロック愛好家の風上にも置けん!!」と罵られながら暗殺されるかも知らんが、正直言って私はこんなアホなアルバムは二度と聴く気にはなれない。

 これが、Zeitを拷問を受けるような思いで最後まで聴いた率直な感想である。

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# by crossovermiddle | 2017-11-01 00:01 | 音楽全般 | Trackback

Thick As a Brick__Jethro Tull

b0021712_21105764.jpg 衆議院議員選挙は与党が大勝し、我が湘南ベルマーレもJ1リーグへの昇格・J2リーグ優勝が決定し実にメデタイ。とはいえ、今節のホーム岡山戦の観戦は前節の10倍きつかった。選手の動きが見えなくなるくらいの豪雨がアホみたいに降りまくる中で、9,000人近くのサポータが優勝決定を見守ったのである。晩秋における雨の湘南BMWスタジアムは地獄だ。でも、赤ちゃんを連れた熱心なサポータも散見された。いやはや、ご苦労様としか言いようがない。

 毎週のように台風に翻弄される日本列島であるが、昨日の土曜日は阿佐ヶ谷ジャズストリートというイベントが開催された。昨年は家から歩いて行けたが、今年は往復3時間以上も列車に乗って見学を敢行した。結構疲れた。

 知人数人がイベントに参加するので、表敬的な見学だったのだが、このイベントはなかなかお買い得である。色々なエリアで繰り広げられるアマチュアのジャズ演奏は基本は無料である。その割にはレベルが高い。実に勉強になるのだ。

 とにかく、それぞれのバンドはアマチュアのくせに結構上手なのだ。舞台裏の話を聞くとソロ楽器奏者はプロもしくはセミプロみたいな人も参加しているようだが、管楽器の演奏クオリティが高い。ギター系はそれほどではない。関係者には早稲田ジャズ研究会のOBの方が多い。地域の特性なのだろう。

 やはり、中央線沿線はこういう面白い文化があって良いですね。平塚はスケベ文化とギャンブル文化が幅を効かせている地域なので随分雰囲気が異なる。でも、平塚には湘南ベルマーレがある。平塚市民はスケベ文化とギャンブル文化を相殺できる湘南ベルマーレにもう少し敬意を払うべきなのだ。

 サッカー観戦疲れで支離滅裂な内容になってきたが、今回のテーマは相変わらずブリティッシュ・ロック関係である。

 孤高の訳わからない系ロック・バンドのジェスロ・タルが1972年に発表したヒットアルバム「ジェラルドの汚れ無き世界(Thick As a Brick)」が今回のテーマ。ジェスロ・タルは非常に重要なプログレッシブ・ロック・バンドであることには異論はない。しかし、ほとんど名前しか知らんのだ。1970年プログレッシブ・ロックの鬼なのにね。

 1970年代プログレッシブ・ロック・バンドのサウンドはユニーク・・と言うかヘンテコリンなのが多いが、ジェスロ・タルもご多分に漏れずロックという観点から考えると相当に特異なサウンドだ。

 まず、フルートが出てくるというのに度肝を抜かれる。しかも、アクセントではなくてメイン楽器がフルートなのだ。ヨーデルを多用するフォーカスよりはマシだが、フルートがメインって・・・ちょっと違和感が強すぎる。フルートはロックじゃなくて、ジャズ、ボサノバ、クラシックで活躍すべきである。

 さてジェスロ・タルである。フルートがメインである。奏者のイアン・アンダーソンは片足を上げながらフルートを吹いたりする。凄いですね。「狂気のフラミンゴ」と呼ばれる事もあったそうだ。なんじゃ、これは・・。

 日本では一般的な知名度は低いが、熱狂的なファンは存在しているらしい。ただ、正直言ってどこが良いのかさっぱりわからん。


 

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# by crossovermiddle | 2017-10-29 21:46 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_12382676.jpg 本日のサッカー観戦はキツかった。湘南BMWスタジアムは屋根は高級席の上にしか設置されていないから、私のような貧乏人は冷たい雨に3時間近く打ちのめされるのだ。我ながら酔狂だな・・とは思う。普通の人はさすがに本日は観戦は避けるわな(添付写真参照)。ヘタをすると体調を悪くする恐れもある。とはいえ、何とか勝利して昇格決定にリーチがかかったので、無理してでも観戦に出かけた甲斐もあったというものである。

b0021712_21233609.jpg
 
 さてディープ・パープル、レッド・ツェッペリンと70年代を代表するブリティッシュ・ロック・バンドについて言及してきたが、今回の記事は私にとって大きな課題であるローリング・ストーンズである。

 ローリング・ストーズはビートルズと並ぶ超スーパー・バンドである。しかし、私はほぼ聴いたことがないのだ。「ブラウン・シュガー」、「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」、「アンジー」くらいはヒット曲として知っているが、大体真面目に聴こうと思った事が無い。

 これほどの超スーパー・バンドを「聴こうと思った事が無い」なんて書くと、非難のレスポンスが舞い込みそうだ。しかし、聴いたことがないのだからしょうが無いのだ。

 まず、ミック・ジャガーの口がデカすぎて、生理的にビジュアルが合わない・・というのが理由としてある。エアロスミスと同じですね。これは大きな障害であることは間違いない。

 しかし、「ミックの口が大きくて聴かなかったの・・・」なんて可愛く言っても誰も許してくれないとは思う。そこで、ネットで色々と彼らに対する情報を調べ万全の体制を整えた状態で、彼らの大ヒットアルバムかつベスト・アルバムである「Hot Rocks 1964–1971」を聴いた訳である。

 このアルバムは2枚組で全21曲。真面目にじっくりと聴いてみた。「悪魔を憐れむ歌」を”信じられないほどの傑作”と絶賛する情報もあったので、とにかくじっくりと聴いてみた。

 結果は予想通りだった。残念ながら触発されものは無し。どうも、口の大きな人がボーカルのバンドのサウンドは合わないようだ。

 

 




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# by crossovermiddle | 2017-10-21 21:47 | 音楽全般 | Trackback

Presence__Led Zeppline

b0021712_12143520.jpg 今節のサッカーJリーグの目玉試合は、湘南ベルマーレVS名古屋グランパスエイトの一戦だろう。しかし、2-3で負けてしまった。うーん。相手の必死さが勝っていたのだろうなあ・・・。トヨタの社長さんまで応援に来たらしいから、そりゃ選手は必死になるわな。元々、名古屋は湘南の二倍以上の人件費かけてるし・・・。悔しいが、仕方が無い。次節ホームゲームでの昇格を期したい。

 甚だ気分が悪い今回は、前回のディープ・パープル関連記事流れでレッド・ツェッペリンがテーマ。前回の記事で、「ツェッペリンは黙っていても売れる」と書いたが、実際に主なアルバムがどのくらい売れたのかネットで調べてみた。下記がその結果である。

・Led Zeppeline Ⅰ ⇒ 全米800万枚売り上げ
・Led Zeppeline Ⅱ ⇒ 全米1,300万枚売り上げ
・Led Zeppeline Ⅲ ⇒ 全米650万枚売り上げ
・Led Zeppeline Ⅳ ⇒ 全米2,320万枚売り上げ
・House of the Holy ⇒ 全米1,200万枚売り上げ
・Pyhsical Graffiti ⇒ 全米1,630万枚売り上げ
・Presence ⇒ 全米350万枚売り上げ
・In through the out door ⇒ 全米650万枚売り上げ

 凄い売れてますね。初めて知った。これだけ売れれば、一生遊んで暮らせるのだろうなあ・・。良いなあ。

 ツェッペリンのアルバムを聴いたのはⅣが最初だったはずだが、ギターが「オーバーダビング」されていた事にかなりの違和感を持ったように記憶している。オーバーダビングは悪いことではないが、個人的なハードロックのイメージと余り合わなかったんですな。

 しかも、Ⅳはアコースティックな曲も幾つかあり好みと違った。”天国への階段”も好みと違った。・・・という感じで、第2期ディープ・パープルにのめり込んだような気がする。

 今回のテーマの「Presence」は最も好きなアルバムだが、上記の売り上げで見ると最も売れていない。「最も好きなアルバム=最も売れていないアルバム」ということを考えても、ツェッペリンの商業的な方向性と私の好みはズレているのだろう。


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# by crossovermiddle | 2017-10-16 08:45 | 音楽全般 | Trackback

FireBall__Deep Purple

b0021712_16285544.jpg ブリティシュハードロック分野では、日本においてはレッド・ツェッペリンとディープ・パープルは人気を二分する。レコード等のセールスはローリング・ストーンズも足元にも及ばないくらい突出しているらしい。

 そのように日本では圧倒的な人気のパープルとツェッペリンであるが、かなりバンド・キャラクターが異なる。個人評価は下記のような感じ。

●ディープ・パープル

 バンドがグチャグチャしている。とりわけ人間関係は不安定で、メンバーの出入りが多すぎる。キーマンギタリストのリッチー・ブラックモアは技巧派だが何だかおかしい。他のメンバーも技巧派だが何だかおかしい。

 サウンド・コンセプトもあっち行ったり、こっち行ったりで疲れる。「売れた、売れない」がメンバーの最重要テーマ・・・という印象が強い。

●レッド・ツェッペリン

 バンドがすっきりしている。とりわけ人間関係は良好らしくオリジナルメンバーのみで完結した。キーマンギタリストのジミー・ペイジは技巧派ではないがアイディア豊富で崇高な感じ。他のメンバーは技巧派で崇高な感じ。

 サウンド・コンセプトはリフに命を懸けたハードロック一筋だが、アコースティックサウンドも上手に活用する。「黙っていても売れる」のでメンバーはおっとりしている・・・という印象が強い。
 
 上記のように個人評価ではツェッペリン圧勝・・・のように映るが、私は高校の時から圧倒的にパープル大好き人間である。今回はそれについて色々と考えてみたい。

 考えるにあたって、せっかくなのでパープルの主要アルバムをもう一度聴いてみたのである。実は他のパープルファンからは怒られそうだが、私にとってはパープルは”第2期Deep Purple+α”なのだ。つまり、第2期以外はほとんど興味ないのである。ちなみにαは”Burn”と”Stombringer”の2曲。

 他のパープルファンから怒られそうなので、第2期以外の個人的な見解を以下にまとめておく。

・第1期 ⇒ 私が洋楽に興味持つ前の時期に活動していたので良く知らん。クラッシックテイストは理解不能。

・第3期 ⇒ 交代メンバー(ディビット・カヴァーデル、グレン・ヒューズ)の趣味がソウルやらファンキー系とか訳わからん。そりゃ、リッチーオヤジも嫌気がさすわな。

・第4期 ⇒ ギタリストとしてトミー・ボーリン(唯一の米国人)が加入し、当時は「オー!!!」と思ったが、トラブル続きの上に直ぐ解散して白けた。

・第5期~第7.5期 ⇒ バンド構造がややこし過ぎて良くわからん。

・第8期 ⇒ 超技巧派ギタリストのスティーブ・モーズが加入し、当時は「オー!!!」と思ったが、既に中間管理職になっておりパープルどころでなく良くわからん。

・第9期~現在 ⇒ ジョン・ロードがジジイになって脱退した。ただ、私の仕事がハチャメチャでパープルどころではなく良くわからん。

 ・・という事で、ディープ・パープルは第2期のみ語れば良い。ポイントはベースのロジャー・グローバである。ドラムスのイアン・ペースとのリズム・セクションは余りにも凄い。本記事のテーマになっているアルバム曲の”FireBall”、その他有名曲の全てで恐ろしいほどのサウンドを聴かせる。個人的にはこの二人とイアン・ギランのウルトラ・ハイトーンボーカルがディープ・パープルなのだ。ロジャー・グローバ―をクビにしたリッチーはおかしい人物・・・と私は思う。


 

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# by crossovermiddle | 2017-10-10 15:56 | 音楽全般 | Trackback

流れ星__香坂みゆき

b0021712_16072440.jpg 我が湘南ベルマーレは先週末のホーム金沢戦を攻撃優先の試合運びで4-2で勝利し、更に一歩昇格・優勝に近づいた。今週末も強敵水戸ホーリホックとのホーム戦が続く。いやー、楽しいな。

 過日、ジャズ・ギター演奏に関する記事を投稿したが、その後の私の詳細かつ広範囲なリサーチによると、ジャズ・ギター演奏にチャレンジしようとしている連中が数年前くらいか明らかに増えているようなのだ。ただし、この考察は全国規模の統計を活用したわけではない。単なる私の感覚である。「適当な事を言うな!」という声がホーハイと湧き上がって来そうだが、私の優れた野生の勘は明らかにそれを示しているのだ。

 余りにも根拠の希薄な適当な事を書くと怒られるので、毎度お馴染みの平塚近傍在住のプロ・ジャズ・ギタリストに確認してみた。彼の意見は、「私もそう思います」だった。素晴らしい。これで、私の考察はかなり信憑性が高まった・・というものである。

 「たかがN=2でふざんけんな!」という声が再びホーハイと湧き上がって来そうなので、渋々ではあるが更に具体的な根拠を示そうと思う。実は、ある若手プロ・ジャズ・ギタリストの教則本がAmazon.comでベストセラーとなり、品切れが続いているというのだ。これまた件のプロに確認したところ、「前代未聞です」との事であった。その若手ジャズ・ギタリストのレッスン動画は私も以前から注目していて、「素人の挫折の方程式を分かってるなあ」と感心していたのだ。

 うーむ。ジャズ・ギター演奏は今が旬である・・・・事の証左と言えるのではないか?

 これらの動きにはどのような背景があるのか?・・を私なりに考えてみたい。ポイントとして、1970年代初頭から日本中を席捲した「フォーク・ブーム」をあげたい。吉田拓郎、かぐや姫なんかが日本のミュージック・シーンに次々と進出した一大ムーブメントである。

 この時に多くの中学生、高校生の兄ちゃん達が、フォーク歌手の影響を受けてギター演奏を始めたのだ。理由は色々あろうが、基本はネーちゃんにモテたいからである。エロは全ての文化を牽引するパワーがあるのだ。

 この中学生、高校生のスケベ兄ちゃんの一人が私である。そして、これらのスケベ兄ちゃん達も、色々な社会の荒波に揉まれて頑張った。そして、遂に数年前から彼らは続々と完全リタイア(要は65歳)を開始しているのだ。1952年頃以降生まれの連中である。

 団塊の世代の下の世代がポイントなのだ。以前から言及しているが、この世代のオッサン達はギターが弾ける連中が非常に多い。ギター演奏能力においては特異世代だと思う。とにかく、この連中の一部がヒマに任せて「ジャズ・ギター演奏に挑戦し始めた」・・・というのが私の仮説である。

 どうですか?この仮説は合っていると思いませんか?合ってませんか。そうですか・・。

 ともかく、この動きが間違いないのであれば、非常に興味深い。ビジネス・チャンスも生まれそうだ。今後も慎重に追いかけて行こうと思う。

 ・・・と言う事で、今回のテーマはジャズ・ギターとは全く無関係な、香坂みゆきちゃんの「流れ星」である。本ブログでも何度も紹介しているスーパ歌唱力アイドルのみゆきちゃんの優れた歌唱力を実感できる素晴らしい曲だ。

 作曲はスペクトラムの新田氏で、バックの演奏もスペクトラムの面々である。当然、ベースは渡辺直樹氏だ。もう、素晴らし過ぎて言葉もありませんね。しかし、素晴らしい曲でも日本では売れないのだなあ・・。悲しいなあ・・。この曲をヒットさせる事ができなかったので、香坂みゆきサイドも相当に挫折感を味わっただろうなあ。

 彼女はとにもかくにも歌が上手い。しかし、ヒット曲は「ニュアンスしましょ」というショボい曲のみだ。全く残念でしかたがない(今更、どうにもならないが・・)。






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# by crossovermiddle | 2017-10-04 17:25 | 音楽全般 | Trackback

Second Helping__Lynyrd Skynyrd

b0021712_14310697.jpg
 我が湘南ベルマーレは、J2リーグ首位をキープしているが、最近は怪我人続出でまともに勝てる気がしない。明日19:00から金沢をホームに迎えることになるが、センチメンタル的にも非常に重要な一戦だ。ここで、勝ち点3をゲットできるかどうか・・・は優勝を占う上で非常に重要だ。めでたく勝利し、帰路にGeoで「エイリアン・シリーズ」全部と「海賊とよばれた男」の映画DVDをレンタルするのを待つばかりである。
 
 さて前回記事に続いて今回もサザン・ロックについて。Net情報によると、サザン・ロックのカテゴリに含まれ、かつ1970年代に活躍したバンドは記事最後の<参考データ>に記載したバンド群のようだ。オルーマン・ブラザーズ・バンドを除けば、私がバンド名からサウンドがイメージできるのは「ZZTop」、「マーシャル・タッカーバンド」、「エドガー・ウインター・グループ」と今回テーマの「レーナード・スキナード」くらいである。

 ZZTopは超ビッグバンドであるが、余り好みのサウンドではない。このバンドってサザン・ロックなのかな?ハードロックだと思うけど…。

 マーシャル・タッカーバンドは非常にカントリー色が強い。個人的には好みのサウンドではあるが、5曲くらい聴いたら飽きてしまう・・という類のサウンドだ。でも、アメリカ人は好きそうなサウンドだな。いやはや、サザン・ロックは奥が深いな。

 エドガー・ウインター・グループはサザン・ロックにカテゴライズされるとは驚いた。ジョニー・ウインターの弟さんでも、兄ちゃんとは全然違う方向性のサウンドだと思うけどな。どう考えても楽器演奏志向のサウンドで、個人的にはFusion系のような気がする。うーむ。サザン・ロックは奥が深い。

 さて最後が今回のテーマのレーナード・スキナードである。個人的なサザン・ロックのイメージには合っているが、オールマン・ブラザーズ・バンドとは随分雰囲気が違う。明らかに「売ってやるぜ」的な匂いがプンプンだ。今回紹介する1974年に発表されたアルバム「Second Helping」はプラチナ・ディスクになるくらい大ヒットしたようだが、個人的にはうーむ・・・という感じである。オールマン・ブラザーズ・バンドのような一種崇高な雰囲気が感じられ無いのだ。やっぱり、サザン・ロックは米国人の感性の産物なのだろう。日本人には理解しにくい(少なくとも私個人は・・・)。

<参考データ>

テネシー州出身

ルイジアナ州出身

フロリダ州出身

ジョージア州出身

サウスカロライナ州出身

アラバマ州出身

アーカンソー州出身

テキサス州出身

ノースカロライナ州出身


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# by crossovermiddle | 2017-09-29 16:39 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_10313582.jpg エアロスミスと同様にオールマン・ブラザーズ・バンドも私の音楽人生において接点の無いバンドだ。70年代を中心に活躍した米国サザン・ロックを代表する超有名・伝説的バンドなのに、全く聴いたことが無かった。どーも、私の音楽の趣味は偏っている。

 これまで、自称70年代ミュージックの鬼・・だとか偉そうに語って来たが、振り返って考えてみると、魂を込めて聴いたのは「ビートルズ」と「シカゴ」と「TOP」と「ディープ・パープル」と「プログレッシブロック」と「フュージョン」と「ネーチャン歌謡」と「ニューミュージック(ユーミン、達郎師匠、八神純子様…等々)」くらいだな・・・と言うのが正直なところである。

 ・・ということでモロモロの反省を含めて、70年代に活躍した各種のロック・バンドを真面目に聴いているわけだが、残念な事に過日のエアロスミスのように「やっぱり、好みに合わん」というケースも多い。

 今回紹介するオールマン・ブラザーズ・バンドも、最初はエアロスミスと同じ運命になるんだろーなー・・・と思いつつ、1971年に発表した大ヒットライブアルバム「At Fillmore East」を聴いてみた訳である。

 ところが驚くべきことに、予想に反して素晴らしく好みのサウンドだったのだ。

 話が前後するが、オールマン・ブラザーズ・バンドを聴くきっかけとなったのは外部圧力である。音楽仲間のIT企業社長に「オールマン・ブラザーズ・バンドのトリビュートバンドやりたいからベース手伝って」と頼まれたからだ。

 サザン・ロックだからシンプルな曲構成だろうから、比較的容易にベースラインの雰囲気は出せるだろう・・・と判断した。そこで、久しぶりにロック演奏も良いなあ・・と言う事で安易に引き受けたのである。

 当然、他のメンバー連中はオールマン・ブラザーズ・バンドをトリビュートしている訳だから、こちらもある程度はサウンドチェックをせねばなるまい。トリビュートはしなくても良いけれど・・・・。

 ・・・で、A面1曲目の「Statesboro Blues」を聴いてガーンとやられた。凄く良い。アップテンポのブルースは聴くだけだと飽きるが、何らかの楽器を演奏する場合は燃えるのだ。ベース演奏的には燃える曲である。うーむ。素晴らしい。ここで、かなりトリビュートしたくなる。

 2曲目も良い感じのアップテンポなブルースである。うーむ。良いなあ・・。3曲目はスロー・ブルースである。これもベース演奏的には燃える曲だ。コード進行が洒落ている・・・。うーむ。これはトリビュートせんといかんかも・・。

 B面は20分に及ぶ長いロックンロール。うーむ、悪くはないがちょっと長いな。C面1曲目はこれまた素晴らしい曲だ。アップテンポのブルースでベースラインが実に魅力的だ。

 そして、驚くのが2曲目の「In Memory of Elizabeth Reed」である。この緊張感はライブならではであろうが、この独特なサウンドは素晴らしい。ベースも素晴らしい。やっぱり、トリビュートすべきなんだろうな。

 D面は20分以上に及ぶ大作。ライブならではの演奏である。

 ・・本アルバムを聴いた結論。オールマン・ブラザーズ・バンドは凄い。トリビュートすべきである。以上。
 

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# by crossovermiddle | 2017-09-10 11:34 | 音楽全般 | Trackback

Moon Beams__Bill Evans Torio

b0021712_16165264.jpg 我が湘南ベルマーレは着実に勝ち点を積み上げて首位をキープしているが、昨夜のホームでの横浜FC戦は、2点先取しながら試合終了数秒前に同点に追いつかれてまさかのドロー。残り15分くらいから雲行きが怪しくなってきたので、ハラハラしていたのだが案の定だった。

 ベルマーレ観戦歴が20年以上にもなると、スタジアムでは「何となくヤバイ・・・」という感じがわかる。これは他のベテラン・サポータも同様であろう。これが、ベルマーレの弱点でもあり、面白いところなのだが・・・。

 先日のサッカー日本代表の頑張りも奏功して、下記写真にもあるように久しぶりの大入りだったのだが、サッカー観戦とは本当に奥が深い。このような消化不良の試合は気分的に引きずる。サポータは月曜日からのつらい仕事に力が入らないのである。
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 さてフラストレーションが溜まっている本日のテーマは、ジャズ界の至宝 ビル・エバンス トリオが1962年に発表した「Moon Beams」。A面2曲目に収録されているスタンダード曲「Polka Dots and Moonbeams」が有名である。

 現在、この曲をギターでハーモナイズ(要はコード弾き)しながら弾く・・・というテーマに取り組んでいるのだが、なかなか味わい深いメロディーの割にはシンプルで、なんとなく正しいジャズ・ギタリストになったような自己満足が得られる曲である。

 私の稚拙なハーモナイズでも多少なりともジャズを感じるのだから、巨匠の手にかかったら感動ものだ。

 ビル・エバンス トリオはとりわけ日本のJazz愛好家に人気が高いが、どういう訳だか本アルバムは余り評価されていないらしい。スタンダート曲を多く取り上げて、分かり易いサウンドなので、屁理屈の大好きな物知り顔のJazz愛好家には屁理屈がコネにくいからなのか?

 そういうアホな世界は無縁の私であるが、ビル・エバンス トリオの演奏は心底「良いなあ・・・」と思う。

 久しぶりにビル・エバンス トリオを聴いたので、更に「Portrait in Jazz」、「Sunday at the Village Vanguard」の二枚をじっくり聴いてみた。余りの素晴らしさに、誰かに屁理屈をコネたくなってしまった。

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# by crossovermiddle | 2017-09-03 16:52 | 音楽全般 | Trackback

BOØWY__BOØWY

 b0021712_22484325.jpg「一番好きな日本人ギタリストは?」という問いには少々答えにくい。好きなギタリストが沢山いるし、好きな音楽ジャンルも多いし、その日の気分でそれが変わるから、誰か一人を選ぶというのは難しい。海外ギタリストでも同様である。

 ところが、「一番格好良いと思う日本人ギタリストは?」という問いには直ぐに答えられる。布袋 寅泰氏である。布袋 寅泰氏は言わずと知れた伝説のバンドBOØWYのギタリストである。

 BOØWYは1981年のデビューだが、その年は私のサラリーマン人生が始まった年だ。過去の記事でも言及しているが、それまで音楽にのめり込んだ青春を過ごしていたのに、サラリーマンになった途端にレコードは聴かないし、ギターは触らん・・みたいな生活になってしまった

 そして、数年後に結婚⇒育児という自由時間消滅黄金パターンを踏襲した事もあって、私の1980年代は音楽的には全くの空白期間なのである。したがって、この時代に生まれたバンド、ミュージシャンはほとんどわからない。

 正直、BOØWYも全くわからない。40歳前後の連中が「BOØWYは僕の青春ですううう」みたいな事を言うのをよく聞くが、「ふーん」としか言いようがないのだ。したがって、布袋 寅泰というギタリストを知ることもないはずなのだが、実はある女性シンガーのアルバムで彼のギターに感銘を受けてしまうのだ。

 それは、彼の嫁さんである今井美樹氏の1997年発表のアルバム「PRIDE」である。会社の宴会後のカラオケで同僚の女性が歌った「PRIDE」に「ひえー、スゲー良い曲じゃん」と衝撃を受けて、早々にアルバムを購入したのだ。

 当時、今井美樹氏と布袋氏のドロドロした男女関係についてはスキャンダルとしての若干の知識があったが、布袋氏そのものには全く興味は無し。しかし、ライナーノーツを読んでPRIDEの作・編曲者が布袋氏だった事を知って非常に驚いた。しかも、バックのギターまで演奏している。「うーむ」と唸ってしまった。

 更に、同じく収録されていた「DRIVEに連れてって」を聴いて再び「ガーン」となってしまった。これも、作・編曲者が布袋氏ではないか!しかも、これまたバックのギターまで演奏している。再び「うーむ」と唸ってしまった。

 実はこの段階では布袋氏=BOØWYのギタリスト という認識は無い。BOØWYを知らないのだから当然である。しかし、この時に私の感性には布袋 寅泰というギタリストの名が強烈に刷り込まれたのである。ただ、刷り込まれたのは名前だけで、積極的に彼の音楽を聴こうとは思わなかった。CD高いし。

 やがて時は流れ、世の中にはYouTubeという音楽ビジネス破壊サービスが浸透したが、そこで初めて布袋 寅泰氏の演奏を目撃したのだ。それが、今回紹介するアルバムのB面1曲目に収録されている「Bad Feeling」のライブ演奏だった。

 まさに、「ガビーン」である。カッコ良過ぎる。何なんだ?これは?カッティングが凄い。凄過ぎる。

 布袋氏は長身でスリムだ。やはり、ロックギタリストは長身でスリムでないと格好良くないな。ある程度の身長は絶対に必要だ。女性がギター(特にベースギター)を演奏すると、何となくサマにならないのは体が小さいからだと思う。

 Charも長身でスリムで格好良いが、布袋氏と比較するとギター演奏の破壊力が及ばない。私にとって、布袋氏は凄いギタリストで確実に日本一格好良いのである。 


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# by crossovermiddle | 2017-08-28 23:48 | 音楽全般 | Trackback

AWB__Avarage White Band

b0021712_23092827.jpg 前回の続きである。素人オッサンライブの企画においては、出来るだけ少ないコストで演奏場所を確保できるか?が最大の課題であるが、解決策として「ブッキング・ライブ」形式のライブに参加するという方法もある。

 この場合はある程度の枚数のチケットを売りさばけば良いので、経済的負担はかなり小さくできる場合が多い。

 しかし、ブッキング・ライブは結構シンドイ。一般的にブッキング・ライブに出演する各バンドはそれぞれ無関係だから、自分達の前のバンドが大量に集客していた場合、演奏が終了するとそのバンド目当ての観客達がゾロゾロ退出してしまい、会場がかなり悲惨な状況になる事がある。知人のバンドのブッキング・ライブを何回か見学したのだが、常にこの場面に遭遇している。やはり、結構白ける。

 このような素人ライブでは、頼まれて渋々参加した観客もかなり多いだろうから、義理を果たしたらサッサと帰りたい・・と思うのが人情であろう。ましてや、「せっかくだから他の素人バンドも見学しよう」なんて思うのは極めて少数派なのだ。

 プロ志向のガチバンドならば、ライブ修行としてブッキング・ライブをこなすのも意味があろうが、自己満足素人オッサンバンドでは厳しい。自己満足にもならん。

 そこで、もう一つの有効な解決策として「対バン」形式のライブにする方法がある。ある程度、人間的なつながりのあるバンドのみで会場を借切ってしまうのである。バンド数を4バンド程度にすれば、演奏者だけで20人くらいになる。

 それに、それぞれのバンドが無理やり誘った見学者を加えると、最低保証金額の費用を何とか確保できる可能性が高まる。しかも、見学者(全員何らかの身内なので・・)も最後まで残ってくれる可能性も高い。

 まあ、そーやって考えると、やはり「対バン」形式が妥当なのだろうな。よし、次回はこれで企画しよう。

 さて今回紹介するアルバムは存在がとても不思議なAvarage White Bandの2枚目の大ヒットアルバムである「AWB」。英国のバンドというのが面白い。

 音が全くブリティッシュではないのだ。しかも、ロックではなくファンクなのだ。欧州出身のバンドがファンク系をやると、何だかフュージョンみたいになってしまうのだが、AWBは真っ黒な感じのファンクである。

 英国出身のIncogniteが良く似た感じだが、こちらはアシッド・ジャズであり、黒い感じはほとんどしない。後に黒人メンバーも参加するが、最初は白人メンバーのみであり、ホワイトファンクと呼ばれていたらしい。

 ファンクだから当然ブラス・セクションがフューチャーされているのだがこれが意外に良い。

 本アルバムの最大のヒット曲は「Pick up pieces」であるが、1975年の全米1位に輝いている。インスト曲としては非常に異例な事であろう。

 AWBは1970年代を中心に活躍し優れたラッパ隊もいるのだから、本来ならば私はガッチリと聴き込んでいなければいけないはずなのだが、実は全くそうではない。ほとんど知らないのだ。音楽の出会いというのは本当に面白い。



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# by crossovermiddle | 2017-08-26 00:49 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_10324047.jpg  過去に発症した疾病 に対して5年以上にも渡って大学病院で定期的な精密検査を受診しているのだが、順調に進んでいた治療が昨日の検査結果により黄信号が灯った。どうも、塩分摂取量が多めのため各種健康指標に怪しい影が忍び寄っているらしいのである。

 塩分摂取一日6g以下・・・を申し渡されてしまった。発症当時は一日3g以下であったから、それよりはまだましであるが、やはりつらいなあ・・・。ベルマーレも順調に首位をキープしてハッピーだというのに、物事はなかなか全部は上手くいかない。

 さて件の持病を初めて発症した2012年前後は頻繁に楽器演奏会に参加していたが、現在は当時勤務していた会社も辞めてしまって会社ライブにも出演しなくなったので、なんやかんやと色々あって御無沙汰となっている。

 「これではいかん・・・」との危機感を共有しているバンド仲間と演奏会を企画しようとしているのだが、なかなか具体的なプランが進んでゆかない。

 昨年の春、秋に実施した企画は演奏会ではなくて「生バンド(自前)付きカラオケ宴会」なので、今度はちゃんとした演奏会がしたいなあ・・・と思っているのだが、そうなると結構ハードルが高くなる。

 まず最大の難関は金である。カラオケ宴会なら全員参加型なので均等にそれなりの金を会費として徴収できるが、演奏会となると演奏者と来場者様という明らかな上下関係が発生する。上位関係である来場者様から頂く金は入場料的になるので金額設定が極めてデリケートとなる。

 一般的な素人演奏会だと入場料は1,000円程度が上限相場であろう(飲み食いは自己負担として・・・)。

 可愛いオネーチャンが歌って踊るのなら素人演奏会でも2,000円くらいの入場料は払ってもらえるかも知れないが、我々みたいな自己満足追及型のオッサン素人演奏会では1,000円でも高いだろう。

 当方だって来場者様に金なんか払ってもらわなくったって良い・・とも思っているが、そうなると演奏場所を確保するための金銭的な負担が大きくなる。なかなか、難しいのだ。

 過去の経験によると、東京都内で素人演奏会ができるライブ酒場のような店を借切った場合には、一般的に100,000~150,000円程度の費用を最低保証金として支払う必要がある。このような店は飲食がベースの店なので、飲み食い代もその費用にほぼ含まれる。まず、ここが解決すべき第一のターゲットとなる。

 ちなみに、それなりのちゃんとしたライブハウスだとその2~3倍程度の費用が必要となる(ライブハウスなので飲み食い代は別料金)。これは自己満足オッサンの素人演奏会で使うには余りにもコストが高い。やるとしても、会社主催ライブのような大掛かりなイベントにしないと成り立たないだろう。

 一方で、一般的なライブ酒場はキャパが小振りなので演奏者も含めて30名も集合するとパンパンという所も少なくない。したがって、多数動員して一人当たりの負担金額を押さえる・・・という作戦もほぼ絶望的だ。

 そうなると、来場者様も含めた一人当たりの負担金額は概ね4,000~5,000円となるが、前述のように演奏会になると来場者様がそれを払ってくれるとは思えないし、それを訴求できる程の演芸をお見せする自信もまるでない。

 ・・・となると、演奏者サイドが不足分をある程度負担する・・という現実的、悲しい結論に至ってゆくのだが、「そこまでして演奏会やる必要あんのか?」的な否定論が一部の関係者から湧き上がってくる可能性も高い。

 ギクシャクしますね。何だか、世話役は割が合わなくなってゆくのだ。うーむ。世の中、金が絡むと一気に事がややこしくなる。

 さて本議論の続きは次回以降に持ち越す事にして、今回ご紹介するのはアース・ウインド・アンドファイアーが1975年に発表した「暗黒への挑戦」。この頃にはEW&Fはかなりのビッグバンドとして活躍していたと言える。

 好調なセールスを記録したアルバムであり、A面1曲目の「shining star」はポピュラーな大ヒット曲となっている。個人的にはA面2曲目の「That's The Way of The World」が好きである。

 久し振りに聴いたが、古き良き70年代を代表する洒落たサウンドで嬉しくなってしまう。曲名はアルバムタイトルと同じなので、邦題は「暗黒への挑戦」となるが、サウンドと邦題は合わん(だから、邦題なんかに貴重な脳ミソを使わなくても良いのだ)。歌詞をじっくり解析すれば「暗黒への挑戦」なのかも知らんが…。

 EW&Sのようなサウンドを前述のような自己満足型素人演奏会でバンド演奏するのが私の人生の目標である。しかし、30名程度でキャパがパンパンになるようなライブ酒場でこんなパフォーマンスを展開しても情けない結果を招くのは間違いないのである。


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# by crossovermiddle | 2017-08-15 13:30 | 音楽全般 | Trackback

E-mail: bzfallvalley@gmail.com


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