2018年 01月 18日
気まぐれヴィーナス__桜田淳子
年明けから世の中では余り良い話題が無い。特に、”老害”と”通り魔”の二つのキーワードがやたらと目につく。どちらも、自分と関係が深いのでついついとニュースを読み込んでしまう。後者については自分の努力だけでは回避に限界があるので何ともやりきれない。私の住んでいる神奈川県平塚市は少々治安が悪い。駅からの帰り道等で背後に人の気配を感じると非常に緊張する。ヤバイですな。
そのような中、最近二つの集団型女性アイドルに非常に感銘を受けた。一つは少女時代、もう一つはモランボン楽団である。後者はアイドル・グループの範疇なのかは意見が分かれるところだが、両グループ共にビジュアルとパフォーマンス・クオリティの高さは素晴らしい。両グループが共に朝鮮半島に所属している・・・というのは少々難があるが、日本の集団型女性アイドルとは比較にならないクオリティだ。実に良い。
さて、本ブログにおいては年明けは女性アイドルがテーマになることが多い。そこで、今年最初は私より二歳年下のスーパー・アイドルだった桜田淳子さんの19枚目のシングル曲『気まぐれヴィーナス』をテーマとしたい。
この曲が発売されたのは1977年。淳子ちゃんの人気が全盛だった頃で、一時的にライバル山口百恵ちゃんを存在感的には上回っていた・・・ような気がする。レコードジャケットを改めて見ると可愛いなあ・・・と思った。当時は余り可愛いとは思わなかったのだが・・。
気まぐれヴィーナスは私の大好きな青春歌謡の王道を行く素晴らしい曲だ。とにかく、音がリッチである。ラッパも入っている。淳子ちゃんの歌は下手だけど、バックのサウンドがそれを補ってたっぷりと余りがでているのだ。
この曲のようにアップテンポのノー天気な曲は”ラッパ”、少々哀愁が香る曲は”ハーモニカ”をイントロに多用するのが良い。これが、1970年代の青春歌謡のあるべき姿である。キーは長調である事が大前提だ。
淳子ちゃんも遂に今年の4月で還暦か・・・。あれから、月日は流れたのだなあ。彼女も色々とあったんでしょうね。情報によると、最近活動を再び開始したらしい。ライブ・チケット等は瞬く間に売り切れているそうだ。彼女の顧客であった私より多少年上の連中が次々に完全リタイアしているからか知らん?
by crossovermiddle
| 2018-01-18 01:02
| 音楽全般