One Way...or Another__Cactus

b0021712_16473109.jpg Youtubeを利用して極めて低コストで1970年代のロック名盤を探索しているが、ここ数回の記事では「二度と聴かん」、「好みに合わん」ばかりで書いていても虚しくなってきた。そこで、今回は大好きなカクタスが1971年に発表した二枚目のアルバム”One Way...or Another”がテーマ。

 カクタスは日本では余り知名度は高くないが、アメリカン・ハード・ロックを語る上では極めて重要なバンドであり、後続のバンドに多大な影響を与えている。骨太のハードロックでズンズンと突き進んでゆくサウンドが実に気持ちが良い。

 カクタスというバンドを分かり易く形容すると「米国版のツェッペリン」というのが近いだろう。サウンドも似た感じだし、アコースティックなサウンドを活用している点も似ている。ただし、カクタスの場合はカントリー・ウエスタン系のアコースティック・サウンドが主体である。

 とにかく、このバンドのポイントはベーシストのティム・ボガードとドラムスのカーマイン・アピスの二人だ。カクタスの前にヴァニラ・ファッジに所属していた二人は、後に一緒に組んでBBAを結成するジェフ・ベックから再三にわたってバンド結成の勧誘を受けていたらしい。

 ウルトラ自己中・ハイテク・ギタリストのジェフ・ベックから認められていたのだから、二人の演奏テクニックは極めて特徴的で優れていたのだろう。ただし、ジェフ・ベックが事故トラブルか何かでバンド結成の話が頓挫し、「しょうがねーな」的に結成したバンドがカクタスだったらしい。

 カーマイン・アピスのドラムスは凄い。実に凄い。こういうドラマーをロック的には上手いって言うんだろうなあ。ジェフ・ベックがツェッペリンに対抗心を燃やして二人を巻き込んでバンド作ろうとしたのだから、こんな感じのドラムスが必要だったのだろう。

 そして、ベースのティム・ボガードである。以前の記事にも書いたが、私はこのオッサンのベースが大好きだ。いかにも、アメリカン・ロック・ベーシストっていう感じである。サウンドも格好いいが、演奏姿も格好良い。背が高いのからだろうが、実にベースの持ち方が格好良い。

 ベースとかギターを格好良く持つのは努力が必要だが、再三述べているように体格も大きく左右する。その点では、外国人バンドの演奏は実に格好良いのだ。

 ティム・ボガード、カーマイン・アピスは楽器演奏も凄いが、歌がこれまた上手い。カクタスはとにかく素晴らしいバンドである。

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by crossovermiddle | 2017-12-13 19:33 | 音楽全般 | Trackback

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