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 投稿が少々滞ってしまったが、その間にそれなりに私も人生を考えてみた。仕事やら資産運用やら色々とテーマは多いのだが、本ブログのメインテーマである音楽についてもそれなりに思うところがあった。

 一つは「やっぱり、プロミュージシャンはスゲーなあ・・」という事である。今更なのだが、やはり音楽を仕事にする・・というのはスゴい。

 プロミュージシャン達にも、それぞれセールス・ポイントがあるが、やはりどのようなプロであれ「それで金を稼いでいる」というのはとにかくスゴい。

 ワタクシは素人ミュージシャンの端くれなので、演奏能力という点をセールス・ポイントにしているプロミュージシャンには全くもってスゴいとしか言いようがない。

 例えば、カシオペアの向谷氏のこの動画を全部見るとかなり考えさせられるくらいスゴい。どうして、こんな事が簡単にできちゃうんですかね?プロは?動画の中で向谷氏が「飯が食えるか?食えないか?の境目となるセンスのポイント」について言及しているが、私に言わせればセンス云々以前に基本の演奏力が別次元で途方に暮れる。

 ワタクシは鍵盤奏者ではないので良く分からんが(鍵盤者の人には比較的容易?)、こんな事ができるようになったらさぞかし楽しいのだろうなあ・・と思う。

 とりわけ、ここで向谷氏が演奏しているのがエレクトーンというのがミソである。正直、エレクトーン教室習いに行きたい。もしくは、孫に習いに行かせたい・・・・と心底思った。エレクトーンはスゴいな。向谷氏が演奏したら、一人カシオペアもできそうな感じである。

 ここでポイントになるのがエレクトーンの足元部に装着されているベース機能である。エレクトーンはベースを足で弾く・・・というとんでもない楽器なのだ。両手で鍵盤弾いて、リズムマシンをもコントロールしながら、足でベースを弾く・・・・人間の仕業とは思えん。

 しかし、エレクトーンの人達にとっては、当たり前の事なんでしょうね。いやはやスゴい。エレクトーンにおいてはベースの扱いは極めて重要のようだ。そりゃ、そうでしょうね。足ベースの演奏スキルも当然重要だが、やはり「どの音をベースとして使うか?」というセンスが問われる・・・らしい。

 向谷氏によると、コードのルート音は足ベースでやっちゃう事が多いので、鍵盤は「ルート抜け」になるらしい。・・・・うーん。これはスゴい。「ルート抜けにすれば良いじゃん」って言われて、ルート抜けにできるか?って言うと、そう簡単には出来ないのだな。

 まあ、ルート抜けの話はちょっとややこしいのでこれくらいにするが、とにかくエレクトーンというのは我々素人がトライすべき楽器なのではあるまいか?「エレクトーンやってると、タッチが重い生ピアノで苦労する」的な弱点があるらしいが、別に我々はプロのミュージシャンになる訳じゃないのだからそんなの余り関係ないな。

 それよりも、楽しみながら音の構造理解みたいな訓練ができる。子供のころからこれをやれば、相当なミュージシャン(素人なら)になれると思うのだ。違うかな? エレクトーンってお子様手習い的な印象だが、奥が深そうだ。しかも、私の愛する天下の日本楽器の商品・サービスなのだ。

 そういえば、著作権料払わさせれるってモメてるなあ・・。とにかく、孫に習わせたい。レッスン料はワタクシが負担するぞ。うーん。

 何の話だっけ?別にエレクトーンの話ではなかった。プロミュージシャンはスゴいという話だ。しかし、スゴい割には経済的に報われるのは極僅かのウルトラ有名ミュージシャンのみだ。

 ミュージシャン受難の時代には、我々アマチュアがプロを補完しかつ共存していかねばなるまい。そのためにも、孫には頑張ってもらいたい。

 話がどうも飛ぶが、今回は1970年代に活躍したCreationのスピニング・トー・ホールドをテーマにしたい。これは良く知られたバージョンだが、こんなフュージョンぽいバージョンもあるらしい。

 何故この曲を取り上げたか?というと、最近この曲をレパートリにしようと画策しているからだ。以前から、本ブログでフュージョンの絶滅危惧種化を報告してきたが、どうやらそう単純な状況でもないらしい事が最近わかってきた。

 若い楽器演奏マニア達が1970年代の「演奏重視」の音楽に回帰をしてしているらしいのだ。Jazz志向の若者も増えているという。ワタクシとしては信じがたい動きであるが、もしこれが本当ならば実に喜ばしい限りである。

 ・・・ということなので、人前での演奏は歌謡曲ばかりじゃなくて、フュージョンもやってみたい・・・という状況なのだ。過去はガチガチに練習して「アドリブ無」みたいなのばかりだったけれど、今回の演奏メンツは「アドリブしかしない」連中なので面白くなりそうである。



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# by crossovermiddle | 2017-02-12 22:14 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_19464545.jpg 今月の20日に人生の恒例行事である引越しを敢行する。結婚してから実に8回目だ。引っ越し先は毎度おなじみ聖地「平塚市」で、3度目の出戻りとなる。結婚してからこれまでの引越し歴を下記にまとめる。引越し費用で家が買えるなあ・・・と目眩がしてくる。

神奈川県相模原市→神奈川県平塚市1→神奈川県平塚市2→神奈川県平塚市3→神奈川県横浜市→神奈川県平塚市4→東京都杉並区→神奈川県平塚市5

 古くからの読者の皆様方は、私の引越し癖に呆れ果てて、さすがに言葉がないでしょうな。うーむ。

 さて、廃棄物ゴミ袋に囲まれた状態で今回紹介するのは、ユーミンの初期の大ヒット曲『あの日にかえりたい』である。添付のジャケット画像はネットからかっぱらってきたのであるが、お洒落な心霊写真のような趣で実に味わい深いですねー。

 この曲は大学一年生の時にお世話になっていた下宿の若奥さん(当時は25歳くらいか?)が朝から晩までみたいな感じで聴いていた曲で、その時に初めてアライユミなる人物を知ることになるのだ。

 ちなみに、この若奥さんの息子(当時3歳)は相当な悪ガキで、いつもパチンコ玉を廊下にばらまいて、忍者のようにマキビシ攻撃を仕掛けてくるのだ。うーむ。その悪ガキも今は44歳か・・・。時が経つのはことのほか早い。

 ウイキペディアでこの曲の情報を調べると、1975年にユーミンの6枚目のシングルとして発表され、細野晴臣氏がベースとガットギターを弾いて、シュガーベイブがBGVをやっていて、かなりの有名ミュージシャンがカバーしている・・・らしい。

 ふーん。そんなに良い曲とは思えんのだけど。個人的には「ユーミンのベスト20曲を選択せよ」という課題にはこの曲は入らんのである。「こんな国民的な名曲をそのように評価するのはいかがなものか?」と教育的指導が入るかも知らんが、あまり好きじゃないのだからしょうがない。

 天下のユーミンには、もっと素晴らしい曲がゴマンとあるのである。少なくとも20曲はある。だから、ベスト20にはこの曲は入らんのだ。実に論理的な理由である。「じゃあ、なんで紹介するんだよ?」と言われそうであるが、実は近々に計画されている音楽ライブ忘年会の課題曲になってしまったアルヨ。

 バンドのメンバーに「ワタクシ、この曲余り好きじゃナイアルヨ」なんて事は口が裂けても言えない。法曹関係者のメンバーもいるし。

 なんでこの曲がつまらんのか?というとコード進行を見ていただければ一目瞭然である。つまらんコード進行なのだ。このコード進行は天下のユーミンが作曲したとは思えん。

 コード進行がつまらんので、ベースラインもつまらんし、しかも間違えやすいのだ。「泣きながらちぎーいった写真を・・」の部分のベースラインが間違いやすい。ツマランし、間違いやすいというベーシスト泣かせの曲なのだ。それに比べて、「中央フリーウエイ」はベーシスト的には美味しい。


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# by crossovermiddle | 2016-12-05 21:06 | 音楽全般 | Trackback

Lonesome Crow__Scorpions

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 楽器演奏には手癖という非常に重要な要素がある。特に、エレキギター(ベースも含めて)系演奏の世界では、かなり重要な位置づけである。更に、ハードロック関連のエレキギター演奏においては、ある意味「手癖が全て」みたいなところがある。

 手癖がポイントであり、手癖が個性になるのだ。「手癖が悪い」はかなり否定的な表現であるが、エレキギターを格好良く弾くためには、手癖は重要であり、アマチュアギタリストは自分なりの手癖が出るくらいに練習すべきなのだ。

 私もかなり強烈な手癖がある。私は青春時代にフュージョンにはまってしまったので、結構左手の小指が自在に動かせるのである。Jazz演奏への憧れもあり、小指をかなり使う練習をしたのだ。 

 この小指を使ったフレーズが私の手癖の特徴で、人差し指、中指、薬指の3本だけを駆使する人とは少々異なったフレーズを弾く。

 こうやって書くと、「何だかスゲー上手そうだなあ・・・」なんて思われしまいそうだが、実はそうではなくて逆に人差し指、中指、薬指、小指を単調に動かすクロマチックフレーズ(要は半音移動)ばかりになってしまうのだ。

 ちょっと聞くと、何となくJazzっぽいのだが、全然だめである。Jazzスケールを全く練習しなかったので、クロマチックかつ高速にフレージングはされるのだが、俗に言うワンパターンフレーズになりガックリ来るのである。

 手癖は極めて重要であるが、一方で超えるべき壁でもあるのだ。プロも手癖を活用はするが、活用の仕方が効率的で上手いのだ。このあたりのセンスはやはり才能なのだろう。

 因みに、私はエレキベースを弾く際にも同様の状況で手癖が出る。ただし、ベースの場合はギターの手癖が意外に良い方向に働くようだ。個人的な感想だが…。

 さて今回のテーマであるスコーピンオンズはドイツ生まれの老舗HRバンドである。私の青春時代には強烈なジャケットのアルバムを出して物議を醸したりしていた。

 そして紹介するのが彼らのデビューアルバム「Lonesome Crow」である。このアルバムで10代の年齢でプロデビューをしたのが、今やロックギター野郎に神と崇められているマイケル・シェンカー大先生である。

 大先生は相当に手がデカいらしく、手の小さい日本人にはちょっと無理っぽいフィンガリングで高速フレーズを繰り出すのだ。正に、手癖のお手本のような演奏である。手癖もこのように格好良くやれると飯が食えるようになるのである。20年ぶりくらいに聴いたが、シェンカー先生の演奏も結構荒いですなあ・・。




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# by crossovermiddle | 2016-11-20 21:06 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_15555330.jpg 何をやってもダメな時は、何をやってもダメだ。今度はこの数年記憶に無いというくらいの酷い風邪を発症した。熱は出ないが、咳と鼻水が大量に出る。湘南ベルマーレ降格決定のダメージがやっと癒されつつあったのに、ゼイゼイと力なくため息をつく毎日である。

 因みに、ベルマーレはリーグ最終戦に名古屋グランパスに圧勝して、J2降格の道連れにした。J2降格未経験の金満オリジナル10を道連れにしたのは良かったのか?まあ、良かったんだろうなあ・・。ゴホゴホ・・・。

 そして、何をやってもダメな今年を象徴するような事態が起きた。アメリカ大統領選挙である。英国のEU離脱の時よりは驚きは少なかったが、いやはやなんとも・・・・。もう、今年はなんでもアリですね。年末には隕石でも落下するのではないか?・・とさえ思ってしまう。

 「もう、どうなってもいいや・・・」とヤケクソ気味に今回取り上げるのは、エジソンライトハウスの「恋するペチューラ」である。

 エジソンライトハウスは1970年代に活躍した英国のバンドで、こんな曲 等を日本でも大ヒットさせている。私と同い年の洋楽好きオヤジは絶対に一度は耳にしているはずだ。

 1970年代は音楽にとっては実に素晴らしい時期である・・と私は思っている。録音、楽器などのテクノロジーがそれなりに進歩して、聴く側の機器も徐々にレベルアップし始めた。

 その一方で、コンピュータミュージック的な試みは未だほぼ0であり、まさに人間ミュージシャンが音楽を作っている。

 ミュージシャン達は憧れだった。だから、彼らは切磋琢磨して頑張った。従って、今でも聴くに堪えうるレベルの楽曲が非常に多い・・・と思っている。現在とはかなり違いますな。まあ、偏見かも知らんが・・・・。

 そのような素晴らしい時期に生み出された各種楽曲群は、とにかく「パーっと聴いても耳に残る → レコード買いたい、ラジオ聴きたい」と思わせる事に注力しているものが多い。要は、メロディーが良いのだ。

 今回のテーマの「恋するペチューラ」は本当に良い曲だと思うのだが、最近のニーチャン、ネーチャンはこのような曲を「良いなあ」と思ってくれるのかな?オジサンは実に疑問なのである。多分、「タルイ」と思うのでしょうね?

 だいたい、毎日通勤に利用している丸ノ内線に乗車しているニーチャン、ネーチャンが聴いている曲(イヤホーンから漏れてくる音)は全部「シャカシャカ」していて何だか良く分からない。

 一番分らんのが、ラップである。漫才の一種として一回くらい見学しても良いが、ヘッドフォンステレオで丸ノ内線で聴く気にはならん。前述の「恋するペチューラ」のyoutubeをしばらくそのままにして、1970年代の名曲の数々をじっと聴いてもらいたいものだ。


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# by crossovermiddle | 2016-11-14 16:31 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_12401094.jpg 湘南ベルマーレのJ2リーグへの降格決定によるダメージは少しづつ癒されつつあるが、今度は近年では記憶にないくらい酷い風邪をひいた。不調な時は何をやってもダメなものである。

 ネガティブな思考状態になっている今回のテーマは『パット・メセニーの音楽はどこが良いのか?』である。

 前回紹介したジャコ・パストリアスのアルバムを何枚か聴いているうちにパット・メセニーの事を思い出した。ジャコとパットは仲良しだったらしい。

 ・・・で、『パット・メセニーの音楽はどこが良いのか?』と言うことであるが、熱心なファンが多く、ジャズギタリストとしては何十年もの間、評価もセールス的にもトップの一角をになっているパットであるからして、『良いに決まってるじゃん』という意見も多くあろう。

 別に、私はそのような方達にケンカを売ろうというのではない。いくら、ネガティブな思考状態になっていると言ったって、そんな事しても何の得もない・・のだが、しかし『パットのどこが良いのか?』問題は、以前から音楽シーンに横たわっている課題なのである。

 ・・という事で、本アルバムを聴きつつ、2チャンネルの『パットのどこが良いのか?』スレを読んでいる。『パットのどこが良いのか』スレなので否定的な意見も沢山書き込まれているが、はっきり言ってそれぞれの意見は実にショボいし説得力が無い。

 『若いころから頑張っている』とか『ルックスが可愛い』とか『センスが良い』とか・・・まあ、そうなんでしょうね。本アルバムも、曲がどれもこれも同じような曲に聞こえますな。ここまで、書いてきてヒット曲『American Garage』になった。

 うーむ。この曲もつまらんね。このアルバムはつまらん。パット・メセニーグループはアメリカン・ガレージを聴く限りは個人的にはツマラン・・・というのが、風邪ひきのネガティブ思考状態の気だるい午後に聴いた本アルバムの評価である。

 何故、つまらんのか?わからん。

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# by crossovermiddle | 2016-11-03 12:58 | 音楽全般 | Trackback
 b0021712_12241405.jpg我が湘南ベルマーレは、昨日の大宮戦での敗退で4度目のJ2リーグへの降格が決定した。過去の1999年、2010年、2013年の3度の降格の時とは異なる感じだ。

 さあ、どうしたものか?落胆著しく、余り記事を投稿する気にはなれないが、こういう時こそ己の思いを世界中に発信すべきなのだろう。・・・という事で書くのだ。俺は書くのだ・・・。明日を生きるために・・・。

 さて今回のテーマは有名ベーシストのジャコ・パストリアスのアルバムである。私が大学生だった1970年代後半に急に頭角を現し、私生活の乱れやら何やらに苦しんだ後に30歳代半ばに急逝してしまった。彼の生い立ち情報を眺めると、何だか良くわからん人物・・・という印象は強い。

 本ブログでも過去に言及したが、ハイテク・フュージョン命の音楽生活を過ごしていた私の前に、『凄い、ベーシストだよーん』と突然現れたジャコであるが、私にとっては『ちっとも凄くないよーん』という感じだった。

 ベースに強い興味があったものの、当時はベース演奏は全く未経験であり、『櫻井君のチョッパーはスゲーなあ・・・』というノリだったのである。前にも述べたように、プリズムのベース渡辺健氏の演奏にも不満タラタラだった。

 『フュージョンならチョッパーやれよ』と文句ばかり言ってたのである(注:チョッパーは現在のスラップ奏法のこと)。

 しかし、3年前に中年ベーシストとしてデビューしてからは彼に対する印象はガラッと変わった。やはり、このオッサンの音楽とベース演奏は十分評価すべきなのであろう・・・と思う。

 『ジャコは好きか?』と言われたら『まあね』と答えるレベルではあるが、若いころは『どこが良いのだ?』と喚いていたのだから相当な歩み寄りである。頑固で偏屈な性格の私としては珍しい事である。

 ちなみに愛媛県民に『ジャコは好きか?』と聞くと、かなりの割合で『大好き!!』という答えが返ってくることを付け加えておく。

 先日、フュージョン回帰を高らかに宣言した訳だが、関係者から演奏候補曲として提案されたのが、今回紹介するアルバムに収録されているThe chickenである。動画でもわかるように典型的なジャコ・サウンドである。

 演奏候補曲として提案されたので、私も早速この曲のベースラインを確認してみた。B♭7→E♭7→D7→G7→C7→キメ→最初に戻る・・・を延々と回す感じの曲である。やり方次第ではパターンを一晩中回しても良いだろう。

 このような曲なので、Jazzミュージシャンは好んでこの曲をセッション曲として演奏するのだそうだ。ベースなんか適当にやったって何となく恰好になるのでベーシストには美味しい。

 ポイントは曲の開始であろう。カウントなんかで開始したらイカンのでしょうね。ベースがボソボソとリフを繰り返して『さあ、やるぜ』と意思表示をして、前回言及した演奏瞬発力の勝負をメンバー間で展開するのだ。・・・しかし、私達のバンドでは開始は上手くできるだろうが、きっと終わりは上手くできない・・・だろうな。

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# by crossovermiddle | 2016-10-23 12:59 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_22273149.jpg 先日、こんなイベントを実施予定・・と報告したが、めでたく予定通り大盛り上がりで実施した。参加者の平均年齢は推定52歳。参加者各自が酔っぱらいつつ勝手気ままにステージで繰り広げた演目は下記の通りである。

 「こいつら馬鹿じゃないの・・」という声が聞こえてきそうだが、まあムチャクチャですわな。




------(曲名の次は演奏時間、音源ファイルサイズ・・・その他の時刻データは補足)------------


wave 2:53 1 2.7 MB 12:35 17:03 4:54
アイラブユー、アイニーズユー福島 4:46 1 4.4 MB 12:35 17:05 4:59
アルハンブラ宮殿の想い出 3:13 1 3 MB 12:35 4:59 5:02
いちご白書をもう一度 4:15 1 4 MB 12:35 5:02 5:07
イパネマの娘 4:58 2 4.6 MB 12:35 17:06 5:12
グッバイマイラブ 2:48 1 2.6 MB 12:35 17:18 5:14
クラシックギター1 5:09 1 4.8 MB 12:35 5:14 5:20
シガ・デ・サウダージ 4:00 1 3.7 MB 12:35 5:19 5:24
セーラ服と機関銃 4:13 1 3.9 MB 12:35 5:23 5:28
そよ風の誘惑 2:52 1 2.7 MB 12:35 12:43 5:31
どうこのまま 3:39 1 3.4 MB 12:35 17:18 5:34
ハナミズキ 3:16 1 3 MB 12:35 17:15 5:38
スイートメモリーズ 4:08 1 3.8 MB 12:35 5:37 5:42
スイートメモリーズ→インスト 2:32 1 2.4 MB 12:35 17:28 5:44
また君に恋してる→ボーカル1 3:52 1 3.6 MB 12:35 17:31 5:48
また君に恋してる→ボーカル2 3:11 1 3 MB 12:35 17:17 5:51
ルージュの伝言 2:14 1 2.1 MB 12:35 5:51 5:53
ワンノートサンバ 2:11 1 2.1 MB 12:35 5:53 5:56
横須賀ストーリー 2:36 1 2.4 MB 12:35 16:43 5:58
花の首飾り 1:10 1 1.1 MB 12:35 5:58 5:59
危険な二人 4:06 1 3.8 MB 12:35 16:37 6:04
結婚しようよ 2:26 1 2.3 MB 12:35 20:21 6:06
見つめあう恋 2:27 1 2.3 MB 12:35 16:41 6:08
勝手にしゃがれ 3:01 2.8 MB 12:35 16:42
飾りじゃないのよ涙は 5:05 4.7 MB 12:35 20:15
飾りじゃないのよ涙は インスト 1:25 1.4 MB 12:35 12:36
フュージョン・セッション1 0:39 621 KB 12:35 12:36
フュージョン・セッション2 6:39 6.2 MB 12:35 12:36
想い出の渚 3:18 3.1 MB 12:35 12:36
中央フリーウエイ 2:58 2.8 MB 12:35 17:17
冬の稲妻 3:18 3.1 MB 12:35 12:36
夢の中へ 2:35 2.4 MB 12:35 17:14
涙のリクエスト 3:36 3.4 MB 12:35 16:40

-----------------------------------------------------------------------

 当初の予定以外の曲も沢山あり、大いに「演奏瞬発力」を問われる結果となった。「スイートメモリーズ」、「飾りじゃないのよ涙は」のインストやらクラッシックギター曲やら挙げ句の果てにフュージョンセッションやら・・・。

 まあ、オッサン、オバサンが酔っぱらうとこんな感じですわな。でも、楽しかったのである。このようなイベントは今後は大いに市民権を獲得してゆくだろう(・・・と思う)。

 私はいかなる場合にも、ZOOM社のデジタルレコーダでイベント全体のサウンドを収録している。今回も各曲別にMP3音源ファイルに分離し、関係各位に送付した。一方で、各演奏を注意深く聴いてみた。

 その中で圧倒的に盛り上がったのは、沢田研二の「危険な二人」である。例の特徴的なギターリフが始まるや否や、オッサン、オバサン達は狂喜乱舞し、一気に興奮は最高潮となった。これは、周到に準備された選曲戦略だったのだが、正に戦略は大当たりであった。この手の曲は絶対に盛り上がる。

 この手の曲を増やしてゆくことが我々に求められる作業である。

 そして、二番目に盛り上がったのが今回のテーマであるチェッカーズの「涙のリクエスト」だ。この曲は当初の「想定曲」には入っていなかったが、オッサン達のリクエストに応えて「演奏瞬発力」を駆使した訳だ。

 演奏して思ったが、やはりこの曲はスゴイ。掛け値無しの名曲である。チェッカーズは本当にスゴイなあ。作詞家、作曲家もスゴイなあ・・・。誰だかは知らんけど。
 
 ともかく、最初に「危険な二人」と「ルージュの伝言」をやり、MC後に「いちご白書をもう一度」と「中央フリーウエイ」をやり、更にMC後に「涙のリクエスト」をやれば絶対にオヤジバンドライブではヒーローになれる(・・・と思う)。

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# by crossovermiddle | 2016-10-18 22:58 | 音楽全般 | Trackback

Thrust__Herbie Hancok

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 そろそろFusionをテーマにしようと思う。以前にも同様の事を宣言したが、今回は私のバンド活動の演目バリエーションに強力にfusionを据えていこう・・・という事である。

 ここ数年はボサノバ、歌謡曲、ポップスが演目の中心だったが、ここにきてJazz、fusion系の人脈が充実してきた・・・というのがその理由だ。「本業回帰」である。本業回帰ならば担当演奏楽器はいよいよEGですね。奥さん・・・と言いたいところだが、実は全く自信がない。

 指が以前のように動かない・・アルよ。悲しいなあ・・。そこで、Fusionがテーマとなったとしても、ベースに注力することにした。しかし、ここで明確に主張しておくが、別に「ギターがダメだからベースにする」訳ではないのだ。

 読者諸兄にはこのポイントをしっかりと理解してもらわなくては困るのだ。・・・何をムキになっているのか?我ながら良くわからんが、ともかくベースである。

 今回紹介するのは、新たに構築したFusion人脈系の若手ドラマーの推薦曲が収録されている一枚。ハービー・ハンコックの「Thrust」である。録音は1974年だが、以前に紹介したこのアルバムと音の作りが実に良く似ている。

 当時はこの手のサウンドがお洒落だったんですねー。ウルトラ・アコースティック・ジャズピアニストだったハービーが、マイルスオヤジに洗脳(?)されて電子化サウンドを追及した実験的な試みだったと思うが、予想外に世の中で受け入れられた訳だ。

 現在ではこんなタイプのサウンドは受け入れられるんですかね?良くわからんですけど・・。

 私的なポイントはベースのポール・ジャクソンオヤジのベースラインでありますね。当時はポールは兄ちゃんだったけど、こんなクルクルパーみたいなベースラインを弾いていたんですなあ。

 クルクルパー的なベースラインだとは思うが、実は非常に好きなのである。逆立ちしてもこのグルーブ感は真似できないとは思うが、真似したい。ライブで受けるかな?まあ、受けないだろうなあ…。ともかく、40年も時を経て、久しぶりにこんなのもやってみたいな・・・とは思わせるサウンドである。でも、多分やらないだろうな。


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# by crossovermiddle | 2016-10-15 01:10 | 音楽全般 | Trackback

Red_King Crimson

b0021712_23455138.jpg これまで本ブログでは自分の事を自虐的に「オッサン」と呼んできたが、そろそろこの呼称は自虐的ではなくなってきた。遂に「ジジイ」と呼ばれる年齢にほぼ到達してしまったからだ。

 1歳9ケ月の孫がいるのだから、物理的にも完全に「ジジイ」である。ジジイではあるが、やってる事は余りジジイっぽくないのだ。本日も友人・知人を集めて、「懐かしの70年代歌謡曲歌おう大会」みたいな宴会を開催して楽器を弾くのである。

 ここ半年くらいは懐かしの歌謡/ポップスとボサノバのバックミュージシャンばかり担当したので少々フラストレーションが溜まった。そこで先日は久しぶりに「ロック」をスタジオで演奏したのでありますね。大音量で・・・。

 それが、今回のテーマであるクリムゾンの1974年のアルバム「Red」のA面1曲目のRedである。「ジジイがそんなのやるのか?」と呆れられそうだが、このアルバムが発表された時は高校三年生なのだ。人生で一番モテた時期である。うーむ。懐かしいなあ…。

 ・・・ということでRedである。フィリップ、ウエットン、ブラフォードの3人を中心にして制作された第一期クリムゾンの最終アルバムなのだそーだ。ふーん。二曲目の「Fallen Angel」は良い曲ですな。最後の「Starless」も良い曲だけど長い。

 70年代はこんなアルバム制作しても若い皆さんも購入してくれたが、現代でこんなアルバム制作しても誰も買わんのではないか?何で買わんのか?聞くのが面倒臭いからでしょうね。「クロスオーバ」→「フュージョン」→「プログレ」・・・なんていう系譜は凄く暗いのである。ボーカルが余り関係ないし…。悲しいなあ…。

 悲しいなあ・・とは思いながらも、先日は吉祥寺のスタジオにこもってひたすらと「Red」を大音量で練習したのである。ついでに、ピンクフロイドの曲もやったのだけど・・。やはり、何となく暗くなった。やってることは間違っていないと思うがどーも暗い。もう少し戦略が必要であろう。



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# by crossovermiddle | 2016-10-08 00:10 | 音楽全般 | Trackback


b0021712_14215428.jpg 記事の投稿がまた滞ってしまった。我が湘南ベルマーレの成績が酷いことになっているのがその理由の一つである。主力4人が金満クラブに強奪され、フロントのゴタゴタが加わって「ヤバイなー」とは思っていたが案の定だ。

 「貧すれば鈍する」ではないが、Jリーグクラブにとって貧乏は苦しすぎる。しかも、余りにもクラブ別の資金力に差がありすぎるのだ。不公平じゃないのか?といつも思うが、「悔しかったら資金力を増やせ」と言われるだけなのでどうにもならない。

 コンサドーレ札幌の社長さんが言っていたが「年棒1,000万円クラスの選手5人が主力のチームと2,000万円クラスの選手5人が主力のチームではシーズン通したチーム・パフォーマンスは全然違う」のだそうだ。

 我々ビジネスパーソンは5,000万円しか違わないじゃないか?と思うが、Jクラブにおいてはこれは大きいらしい。うーむ。私の会社も平塚に事業所を構えているのだから5,000万円くらい拠出したら良いのに・・・といつも思うが、世の中はそれほど甘くないのだなあ。

 いよいよ、J2への陥落が現実味を帯びてきた(泣)。一方、日本代表は最も面白いW杯地区最終予選中であるが、ベルマーレがヤバイので観戦する気が起きない。やってられないのでサッカーの話はここまで。

 ベルマーレは悲惨な状況だが、私の素人音楽活動は結構アクティブである。このところ、ほぼ毎週のように人前で演奏している。人前と言っても、数人から10数人の範囲であるが・・。何はともあれ人前で演奏しているので、練習に対する意識は高く維持され「演奏瞬発力」は以前に増して高まった。

 演奏瞬発力とは想定外の曲をその場で演奏する力である。例えば、私が良く行くライブ酒場系の場面では、マスターから「ベースとドラムちょっと手伝って!!」みたいな局面が良くある。「ベース」と「ドラムス」と言う点が極めて重要である。

 「ギターちょっと手伝って!!」とは絶対にならない。私が本ブログで何度も言及しているポイントだ。私の演奏瞬発力は昔から平均以上とは自負していたが、最近では知らない曲でも譜面があればOKで、知っている曲ならどんなキーでもほぼOKといった状況である。

 また近々に某所のライブ酒場で「懐かしの歌謡ポップスを歌おう」的な宴会で演奏する事になった。演奏が予想される曲は下記である。多分、下記から外れる想定外の曲が半分以上発生するだろう。

◎デスペラード(イーグルス)
◎愛のメモリー(松崎しげる)
◎デイドリームビリーバー(モンキーズ)
◎カサブランカ
◎ラブミーテンダー
◎横須賀ストーリー(山口百恵)
◎そよ風の誘惑(オリビア)
◎スイートメモリーズ(松田聖子)
◎見つめ合う恋い(カーペンターズ)
◎遙かなる影(同上)
◎中央フリーウエイ(ユーミン)
◎ルージュの伝言(同上)
・冷たい雨(同上)
・やさしさに包まれたなら(同上)
◎Isn't she lovely? (スティービーワンダー)
◎サンシャイン(同上)
・イマジン(ジョンレノン)
・ヘイジュード(ビートルズ)
・涙のキッス(サザンオールスターズ)
・TSUNAMI(同上)
・いとしのエリー(同上)
・チャコの海岸物語(同上)
・希望の轍(同上)
・C調言葉に御用心(同上)
・勝手にしやがれ(沢田研二)
・危険なふたり(同上)
・TOKIO(同上)
・思い出の渚(ワイルドワンズ)
・小さなスナック(パープルシャドーズ)
・亜麻色の髪の乙女(ヴィレッジシンガーズ)
・ブルーシャトー(ブルーコメッツ)
・あの時君は若かった(スパイダース)
◎イパネマの娘(アントニオカルロスジョビン)
◎波(同上)
◎ワンノートサンバ(同上)
◎美味しい水(?)
◎ノーモアブルース(アントニオカルロスジョビン)
◎ハウ インセンシティブ(?)
◎また君に恋してる(坂本冬美)
◎やさしさとして想い出として(ふきのとう)
・冬の稲妻(アリス)
・いちご白書をもう一度(バンバン)
・ルビーの指輪(寺尾聡)
・結婚しようよ(吉田拓郎)
・旅の宿(同上)
・やさしい悪魔(キャンディーズ)
・春一番(キャンディーズ)
・神田川(かぐやひめ)
・夢の中へ(井上陽水)
・飾りじゃないのよ涙は(中森明菜)
・セカンドラブ(同上)
・どうぞこのまま(丸山圭子)
・フィーリング(ハイファイセット)
     etc.

 ご覧いただいたようにカテゴリーは千差万別で、ほとんど人間カラオケマシン状態である。この手の演芸をやる時には、いちいち譜面探していたら発狂する。

 しかも、「オリジナルキーからの変更」のリクエストは非常に多い。したがって、演奏瞬発力で対応するしかないのだ。←このポイントを理解していない人が多い。演芸は瞬発力が最重要なのである。

 Jazz系は演奏瞬発力の闘いであるが、歌謡ポップス系も同様である。この闘いに耐えうるミュージシャンのみが勝利者になれるのだ!!・・・と偉そうな事を言ってしまったが、実際の演奏は大抵はボロボロである。

 特に、個人的に一番厳しいのがⅡm7か?Ⅳ△7か?問題である。詳細は語らないが、これは私の演奏瞬発力における弱点と言える。しかし、最近の現場での鍛錬により徐々に改善されてきているのだ。フフフフ・・・・。

 上記の候補曲をザーッとyoutubeで追っかけていたら、凄い感動的な内容の曲が見つかった。これが、中森明菜先生の「飾りじゃないのよ涙は」である。明菜ちゃんってこんなに歌が上手かったっけ?感動である。練習したのかな?そろそろ、私もポールのようにベース弾きながら歌うというチャレンジをしなければならない。




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# by crossovermiddle | 2016-10-02 14:23 | 音楽全般 | Trackback

Feelin' Summer__太田裕美

b0021712_21502635.jpg 本日は今年に入って最も気温が上がったようだ。英国問題に続いて、今度はテロである。実行犯のプロフィールに関する報道を見て、ガックリとなってしまった。

 気温は上がるが、気分はどんどん落ち込んでゆく一方である。一体、世界はどうなってしまうのだろうか・・・。

 そこで、今回紹介するのは青春を共に歩んだ太田裕美さんの10枚目のアルバム。タイトルの「Feelin' summer」そのものの、実に爽やかな曲ばかりだ。発売は1979年の6月。私はまだ学生だった。70年代の自由で爽やかな空気の中で制作されたサウンドなんだろうな。

 久しぶりにジックリと聴いていたら思わず涙が出てきた。やりきれない日常を忘れさせてくれる素晴らしいアルバムである。
 

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# by crossovermiddle | 2016-07-03 21:59 | 音楽全般 | Trackback

The beatles_The Beatles

b0021712_2171582.jpg ビートルズが初来日してから今日で50年なのだそうだ。今回の騒動で英国人のアホさ加減には呆れてしまったが、やはりビートルズは素晴らしい。英国がせっかくEUから離脱するというので、今回はビートルズのアルバムについて言及したい。

 ちなみに、一説によると英国は「離脱しないかも知れない」らしい。正確に言うと、「色々あって、結局離脱できなくなるんじゃあないの?」だそうである。ソースは某大手車両メーカのOB。まあ、説得力はあったな。

 ビートルズの話である。私くらいの年齢だとビートルズ末期はリアルタイムなので、その辺の知ったか兄ちゃんとは思い入れのレベルが違うのである。ホワイトアルバムとも呼ばれている本アルバムであるが、ビートルズのオリジナルとしては唯一の2枚組なんだそうだ。

 確かに、そーだね。シカゴなんか4枚も出してるのにね。2枚組どころか4枚組(ライブ・アット・カーネギ)なんてのもありますな。

 1968年の発表であるが、プロデューサのオッチャンはシングルアルバムにすべき・・・と駄々をこねたらしいのだが(コスト的に不利だからね)、メンバ全員が「2枚組じゃないと嫌だ」とこれまた駄々をこねて結局2枚組になったらしい。本当かね?

 シカゴと違ってビートルズの曲は短いのが多いから、2枚組だと凄い曲数である。A面に8曲、B面に9曲、C面に7曲、D面に6曲の計30曲となる。お買い得ですね。

 とにもかくにも、ゴチャゴチャなテイストの曲が収録されていて私的には実に好きなのだが、一般的には「散漫でダメですねえ」みたいな評価が支配的である。何をエラソーに・・と言いたい。良いものは良いのだ。

 ビルボードで9週間も1位なんだぞ。良いとか悪いとか勝手に決めるな・・と再度言いたい。

 私的に一つポイントを挙げると、8CHのマルチトラックレコーダが用いられた・・という点だ。嘘か本当か知らんが、B面8曲目の「I Will」は件のマルチトラックを活用してポール一人で制作したらしい。

 初めてこの曲を聴いた時は衝撃を受けた。良い曲ですねえ。他にも色々興味深い曲が目白押しではあるが、やはりアビーロードには負けるなあ…とは思う。

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# by crossovermiddle | 2016-06-29 21:29 | 音楽全般 | Trackback

Amoroso__ Joao Gilberto

b0021712_9575268.jpg  英国発のアホな一件でただでさえ気分が悪いのに、昨夜のベルマーレの試合はATで同点に追いつかれ勝ち点2が消失するという悲しい展開だった。スカパーオンデマンドの画面に向かって「アホかあああああ!!」と大声で叫んだのは久しぶりだ。

 ダメな時は何をやってもダメなのか?

 このような気分がささくれている時は何をすればよいのか?優れた音楽を聴くしかないのだ。今回は人類の至宝と言っても過言ではない(過言か?)、ボサノバの巨匠ジョアン・ジルベルトの名作「Amoroso」である。

 アルバムの最初から最後までポワーンとしたストリングスがボサノバの名曲に被さる。そして、ジルベルトの「まあ、適当にやりますわ」的な覇気のないボーカル。賛否両論があるらしいが、宝石のようなサウンドであろう。

 特に特筆すべきは、ストリングスアレンジである。実に素晴らしい。私の好みだ。何故ならば、プロデューサが私の大好きなトミー・リピューマだからだ。最もトミー・リピューマ的なアルバムである。

 彼は色々なアルバムのプロデュースをおこなったウルトラ大御所であるが、やはりこのようなサウンドが一番良い。70年代はこのようなテイストのサウンドが沢山あった。今は無い。

 時代の流れだからしょうがないが、何とも悲しいなあ・・・。同じくトミー・リピューマがプロデュースしたこの曲が収録されているデオダートのアルバム「Love Island」と聴き比べてみるのも楽しいだろう。

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# by crossovermiddle | 2016-06-26 10:15 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_13422539.jpgEUがヤバイ。私の金融資産もヤバイ。私は人生の1/3はスケベな事を考えてきた訳であるが、今後もそのつもりである。したがって、「定年後→年金前」の微妙な時期は波風経立てずに過ごすつもりだったのであるがこの有様である。やってられん。

 英国人ってアホなのか?ビートルズやらキングクリムゾンやらレッドツエッペリンやらピンクフロイドやらクイーンやらディープパープルやらムーディブルースやらやらやら・・・を生み出した誇り高き国なのにアホなのか?

 アホはもう知らん。

 もうヤケクソなので今回のテーマはAKB48である。実は私はAKB48の曲が大好きなのだ。ただし、AKB48のお嬢様達には全く興味はない。本当だ。嘘ではない。本当なのだ。今回紹介する「恋するフォーチュンクッキー」は凄い作品である。

 曲も凄いし、プロモーションビデオも凄い。AKB48の楽曲は私の大嫌いなコンピュータミュージックが基本であるが、これだけクオリティが高いと素晴らしいとしか言えない。

 上記のプロモーションビデオについても、企業/団体が曲に合わせて独自のプロモーションビデオを制作してWebに公開するという非常に興味深い企画が話題になった。

 サイバーエージェント社やらサマンサタバサ社やらのPVを連続観賞したが、出演しているのが綺麗なネーチャンばっかりで、我が社との余りの格差に愕然となってしまったのである。ともかく何ともハッピーな気分になれる素晴らしい曲であろう。

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# by crossovermiddle | 2016-06-25 13:50 | 音楽全般 | Trackback

My Cherie Amour__Stevie Wonder

b0021712_20481075.jpg 湘南ベルマーレはGW連戦に突入して2連勝(共にアウエー)と調子を上げつつある。明日のFC東京戦(ホーム)は非常に重要な一戦となるだろう。とにかく、これまではアウエーで善戦して、ホームでボロ負けなのだ。やはり、サッカー観戦はホームで勝たないと全く盛り上がらん。

 さて「盛り上げが重要」という点では、素人バンド活動における素人ライブでも一緒である。大抵の素人ライブでは聴衆は酒が入っているので、ちょっとした工夫で一気に盛り上がる事が可能である。

 それでは、どのような工夫をすれば良いのか?答えは簡単である。ウルトラ有名曲を演奏すれば良い。しかし、実は素人ライブにおいては、この重要なポイントが意外と疎かにされる傾向にあるのだ。

 素人ライブでは演者側が「自分の好きな事」をやるケースが結構多い。私の大好きな絶滅危惧種のFusionやらプログレッシブロックなんかを下向いて延々と演奏する・・・なんていうのが良くありますね。

 極端なケースでは、「全部オリジナル曲」という信じられないような猛者バンドも出演する事がある。素人ライブとはいえ、全部オリジル曲ってデリカシーの無さは凄いですね。聴衆は苦痛である。

 営利目的ではない・・・けれど、これは人の道に反する行為であろう。素人ライブでオリジナル曲の演奏は厳禁である(1曲くらいは許すが…)。

 じゃあ、ウルトラ有名曲であるイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」だったら問題ないのか?みたいな話の展開になるが、実はこれが微妙なのだ。

 ホテル・カリフォルニア⇒スモーク・オン・ザ・ウオーター⇒天国の階段・・・的な選曲は「盛り上がるか?」という点では少々リスクが高い。明らかに盛り上げを「狙い過ぎ」なのだ。しかも、推測であるがこれらの曲だと演奏も余り楽しく無いのでは?と思われる。

 ヘタに自分好みのアレンジなんかしようものなら、聴衆は一気に白けるのだ。これはつまらんですね。

 素人バンドは自分たちのヒット曲なんか無いのだから、まさに選曲が最重要ボイントなのである。センスが鋭く問われる。しかも、演奏(練習含む)してて楽しい…みたいな要素も必要となる。うーむ。実に難しいのだ。

 私はここ数年、この課題に常に直面してきた。そして、それらの経験の中から遂に打開策を見出すことができたのである。それは何か?スティービー・ワンダーのヒット曲を演奏すれば良いのだ。

 「うーむ。その手があったか・・」という称賛の声がホーハイと湧き上がるであろうなあ。このオッサンの曲は絶対に受ける。聴衆に米国人なんかが混じっていたりしたら、演奏後に表敬訪問を受けるだろう。まあ、個人的な見解であるのだが・・・。

 そこで、今回紹介するのは数あるスティービーのヒット曲の中から、必ず選曲リストに加える必要がありそうなMy Cherie Amourである。この曲のコードを見ると吐きそうになる。9、13やらー5やらSus4やらのオンパレードである。実は、このようなコードが用いられている曲においてはベースは輝けるのだ。

 ブラック系ミュージックは本当にベーシストには美味しい。

 

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# by crossovermiddle | 2016-05-07 22:07 | 音楽全般 | Trackback

My life___Billy Joel

b0021712_20332131.png  湘南ベルマーレが絶不調で甚だ気分が悪い。何事も適度な資金が無いと苦しい。

 気分が悪いので、最近の音楽事情について考えてみたのだが、観賞用音楽とは何なのか?が最近は良くわからない。最近のポップス・ロック関連バンド事情は本当に良くわからん。身近な日本のバンド事情でもさっぱり分からん。

 会社の若手によると「One OK Rock」なるバンドが最近は注目株らしい。海外でも評価が高いらしい。しかも、私世代の良く知っている森進一・森雅子元夫妻の御長男がボーカルをやっているのである。ほとんどの作詞・作曲も彼である。

 早速、youtubeでライブ動画を観賞してみたが、まあ素晴らしいサウンドですな。これは、人気が出るだろうねえ・・という感じである。

 コンピュータが立派にミュージシャンとして独り立ちしてくれたおかげで、聞かせる系音楽(つまり、バッキング)はコンピュータミュージシャンが大活躍である。囲碁だってコンピュータが一流プロに勝っちゃうんだから、楽器演奏なんか最近のコンピュータにとってチョロイのでしょうね。

 一方、見せる系音楽はショーだから人間しかできないが、その収益の大半はCD販売ではなくてライブで稼ぐビジネスモデルとなっている。したがって、音的にライブで受けなければならない。

 必然的に感情移入型バラードロック有利となりハイトーンボーカリストだらけになる。速弾き+テンションコードバチバチ+変拍子のインスト系ミュージックなんて感情移入がほぼ絶望的だからビジネスチャンスのビの字もないですな。音楽界の絶滅危惧種認定であろう。

 最近は若い人はJazzとか聴くのかな?私の息子たちはほぼ聞いていないだろうな。それで良いのか?まあ、良いのか・・・。

 楽器の複雑運指×速弾き演奏はコンピュータに逆立ちしても敵わないのであるからして、我々オッサンはどうするか?というと、結局は大馬鹿ストレス発散宴会ライブでヘロヘロバンド演奏するしかないのである。

 さて今回はビリージェルのMy lifeである。近々開催されるストレス発散宴会ライブで演奏する予定の曲だ。ビリージョエルのオッサンはいつの間にか66歳のジジイになってしまっているが、張りのある歌声は健在だ。

 おなじみのYoutubeには最近のライブ映像がゴチャマンとアップされているが、観客の数が半端ないのだ。凄い人気である。70年代ポップススターをリアルタイムでライブ観賞するのが、私の年代のオッサン達の音楽人生なのかもしれない。
 

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# by crossovermiddle | 2016-04-10 22:31 | 音楽全般 | Trackback

JailBreak__Thin Lizzy

b0021712_7405017.jpg 諸般の事情で記事のエントリーを疎かにしていたら、あっという間に1年半も経ってしまった。自分自身でもビックリである。『ビックリ・ポン』とは言わない。

 前回の記事が郷ひろみ氏のハリウッドスキャンダル関連で、人ごとのようだが2014年9月になっている。あれから色々な事があったなあ。長年勤務した会社はクビになるし、湘南ベルマーレはめでたくJ1に昇格したが今シーズンは降格しそうな様相を呈している。

 ・・・とか何とか言いながら、実は現在は大阪にいるのである。とにかくも色々と忙しい1年半だったように思う。

 人生環境はダイナミックに変化したが、音楽生活は相変わらずである。最近はヤマハのサイレント・ガットギターなるものを購入してボサノバをシコシコやっている。

 『ベースを利用してモテル』という戦略が最近色褪せてきたので、次なる戦略として『ボサを利用してモテル』を構築した訳である。そして、その戦略を遂行するための最強のツールとしてのサイレント・ガッドギターなのだ。

 このギターは通常ギターのような共鳴部分が無いが音が出ない訳ではなく、通常のガットギターの1/10程度の音量はある。最大の特徴は、エレキギターのように専用のピックアップで弦の振動音を電気信号に変換することである。

 アコースティック・ギターを電子化する方法は沢山あるが、私のギターは天下の日本楽器の技術陣の拘りが凝縮された専用ピックアップにアドバンテージがある。ガットギター命の知り合いのオヤジ連中に弾いてもらったが極めて評価は高い。素晴らしい製品である。

 さて、今回紹介するのはガットギターとは全く関係なく、HR/HMの源流・・・として極めて評価の高いThin Lizzyのアルバム『脱獄』である。彼等のアルバムとしては、米ビルボード誌のTop20以内にチャートインした唯一のアルバムらしい。

 Thin Lizzyはとにかく評価が高い。アイリッシュであるというのも少しマニアックだし、ツインリードギターというのも差別化要因としてはなかなかだ。しかも、リズム隊が実にタイトで実直で男らしい。彼等の曲をコピー演奏するのは楽しいだろうなあ・・・と思う。

 ・・・とは思うが、今風のおちゃらけ素人ライブでThin Lizzyを演奏して奥様、お嬢様に果たして評価されるであろーか?・・・という深遠な課題がどうしても横たわってしまうのだ。私の結論は『評価されない→モテナイ』である。

 30年前のおちゃらけ素人ライブだったら『モテタ』と思う。その30年間に音楽世界に一体何が起こってしまったのか?これから、これについての謎を皆さんと一緒に解明してゆきたいと思うのであーる。

 

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# by crossovermiddle | 2016-03-30 08:09 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_0304241.jpg 我が湘南ベルマーレが史上最速でJ1昇格圏に到達した。

 一方で、J1昇格の大本命と誰もが認めていたジュビロ磐田は予想外の大苦戦であり、遂にシーズン途中での監督解任となってしまった。しかも、更に驚いた事に新監督にOBの名波氏が決定した。

 今年の名波氏は色々と物議を醸す発言で少々評判悪いが、個人的には大好きなプレーヤだった訳だから是非とも頑張っていただきたい。しかし、10年前の2004年当時からは予想もできない状況である。

 J2 でどん底だった湘南。一方で、J1でファーストステージ準優勝の磐田。うーむ。10年は長い。

 10年といえば、本ブログも開始から丸10年が経過した。久しぶりに10年前の自分の記事を読んでみたが、嫌ーな記憶が数々よみがえってきた.2004年は人生最悪の2006年の次に悲惨な一年だった。うーむ。うーむ。あれから10年か・・・。早いものである。

 ・・・ということで、今回のテーマは大スター郷ひろみ氏が1978年に発表して中ヒットした名曲『ハリウッドスキャンダル』である。実に良い曲で、発表された当時は正直ビックリした。作詞は阿木燿子氏、作編曲が都倉俊一氏である。

 詞も素晴らしいが、やはりサウンドが素晴らしい。本当に都倉氏は天才だなあ・・とつくづく思う。実は、この年は同じ新御三家の野口五郎氏も『グットラック』という同じような雰囲気の曲を発表しているのだ。こちらは、作曲が私の大好きな筒美京平氏である。

 当時はこのようなゴージャスなムードの曲がブームだったのかな?しかし、そのあたりの事情は全く記憶には無いのである。

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# by crossovermiddle | 2014-09-27 00:32 | 音楽全般 | Trackback

Seawind - Seawind

b0021712_6224521.jpg 慢性的な熱中症で死にそうである。

 熱中症って呼び名は何だか前向きなイメージがあるが、甘く見ると死ぬこともある危険な状態だ。

 いつでも死ぬ覚悟はできているが(ウソ)、熱中症と水難と飛行機事故では死にたくない。

 さて今回のテーマは、70年代後半から80年代初めかけて活躍したハワイ出身のフュージョングループであるシーウインドのデビューアルバム

 実はSeawindはバンド名をボンヤリと覚えている程度である。仕事でお付き合いのある某大手機械メーカの方から先日打診されたのであるが、「70年代フュージョンの鬼」を自認する私としては「余り知らんですなあ」とは言えないくらい重要バンドのようなので早速確認することにした次第である。

 70年代フュージョンとしては少々異質なサウンドだなあ・・・との印象をもった。ハワイというバックグラウンドのせいかも知れないが、とにかく開放的なサウンドだ。

 女性ボーカルがメインでフューチャーされているので、「こんな難しい事、お前らできるか!!」系フュージョンではなく、フュージョン系爽やかポップというカテゴリだろう。色々と調べてみたのだが、やはりシーウンドは音楽シーンにおいては非常に重要なバンドのようだ。

 切れの良いブラスセクションをこのようなサウンドに乗せるのは当時としては斬新だったのだろうなあ・・・・と思っていたら、トランペット担当のジェリー・ヘイというオッサンは現在は大御所ミュージシャンとして活躍しているらしい。

 なるほど。更に調べてみると、1978年に私の大好きなトミー・リピューマのプロディースによりアルバムを発表していることを知った。是非、これは聴いてみたい。

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# by crossovermiddle | 2014-08-02 06:44 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_113445.jpg 前回の記事に対して、「情報を速やかに開示するよーに」との要望があった。やはり、スケベな方達が沢山いらっしゃるのですね・・・。

 我が湘南ベルマーレが20勝1敗という圧倒的な数字でJ2リーグ前半戦を終了・・ということで気分が極めて良いので、、面倒臭いけれどそれらの要望に応えることにしたい。

 何故に、ライブでベーシストが女性にモテルらしい・・のか?結論から言うと「女性が異体験をするから」である。昨今の音響設備のコストパフォーマンス向上により、アマチュアレベルが利用するライブハウスでも相当に迫力のある音が体験できる。

 最新鋭の映画館の音響設備も同様である。映像が主体の映画と違い、音楽ライブは演奏が主体であるから、奥様、お嬢様達もそれなりに音に向き合う事になる。特に、ロック系の大音量型の演奏における音の迫力は本当に凄い。

 デジタルオーディオプレヤーでチマチマとロックを聴くのとは(それでも通勤電車ではシャカシャカとウルサイ)全く違う世界なのである。ヘビメタバンドの演奏中にPAスピーカの前に立つと、「音圧」をブンブンと感じることができる。正に、日常とは異なる体験なのだ。

 そして、その音圧ブンブンの主役が「ベース」なのでありますね。もう、本当に凄いですね。ボワーンとブビーンですね。「低周波は人類を救う」。一気に奥様、お嬢様達は陶酔の世界に誘われてしまうのである。

 オッサンバンドが舞台に登場してライブ司会者がバンド紹介をしている時点から演奏終了までの、奥様、お嬢様達の心理的な変化のプロセス例を下記に列記したい。

(1)バンド紹介時 → 「何なの、あのおじさん達。ダサーイ。演歌でもやるのかしらネ?オホホホホホ・・・」

(2)1曲目演奏開始 → 「!!!!!!!」

(3)2~3曲目演奏中 → 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ポカーン)」

(4)4曲目演奏中 → 「・・・・素敵ねえ・・・・・・」

(5) エンディング  → 「・・・・あの左側の方、どなたかしら?(ベースシストは向かって左配置が多い)」

 ・・・とこんな感じですね。アマチュアの企画ライブでは、「どんな演奏なのかさっぱりわからん」状態で、「お付き合い」的に来場する聴衆も多いから、ビックリ度合いも格別なのだ。奥様、お嬢様達が音圧に慣れていないトップバッターで演奏できるとより効果的である。

 「よーし。君の言いたいことは、良ーくわかった。直ぐにギターからベースに転向する。ハアハア・・・・」と諸先輩方は思わず身を乗り出すだろうが、別にギターだってモテますぜ。

 ベースだって十分モテるから、何もギターに固執する必要はなく、それよりもさっさとバンド組んだり、参加したりして活動を開始した方が良いですぜ・・・と言う事である。

 どうしてもギタリストインフレを解消出来ないのならば、今回御紹介するBlack Oak Arkansas のようにギタリスト3人で勝負を賭ける・・・という手もある。彼らのライブ映像を見ると良くわかるが、やり方次第ではギタリスト3人もなかなか格好良い。

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# by crossovermiddle | 2014-07-12 12:05 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_1142070.jpg 我が湘南ベルマーレは現時点で18勝1敗という驚異的な成績でJ2リーグの首位を爆走中である。先週は、仲良くJ1 から降格した宿敵ジュビロ磐田のホームに乗り込んで、日本代表戦よりも遙かにエキサイティングな試合を展開して勝利した。

 2位のジュビロとは既に勝ち点差17という圧倒的に有利な状況であり、このままのペースを維持できれば優勝→J1再昇格はほぼ間違いない。

 現在開催中のブラジルW杯で日本代表が活躍して、湘南地方にも『にわかサッカーフアンが増殖』して、平塚BMWスタジアムにも奥様、お嬢様系のサポータが激増する・・・フフフフフフ・・・・・と目論んでいたのだが、代表の方はとんでもないことになってしまった。

 現代表には思い入れは無いので、適当に活躍して「にわかサッカーフアンの増殖」に貢献してくれればOK・・と思っていたのに、「アンチサッカーファンの増殖」に貢献してくれる有様である。

 あいつら何やってんだ?日本経済にも多大な影響がでるのだから、国家的な威信を賭けて死ぬ気でやってもらわないと困るんだが・・・。・・・とにかく、周囲の「脱サッカー感」は相当なものである。今では誰もサッカーの話をしない。日本人というのは、実に興味深い国民である。

 さて、サッカー愛好家向けブログではないので本題の音楽の話題に移るとする。過去に、「バンドやりたい初心者音楽オヤジはベースかドラムズをやれ」・・・的な話題を紹介した。その後、色々な場面でこのテーマで議論する機会があったのだが、当該オヤジ連中の意見を集約すると下記になる。

(1) ベースは地味で女の子にモテそうもないからヤダ。
(2) ドラムスは結構格好良いからやりたいが、家で音が出せないからヤダ。

 うーむ。なるほど。言いたいことはわかる。しかし、最近上記(1)については新たな事実が経験的に導きだされたことを本ブログで報告したい。

 「どうやら、バンド演奏ではベーシストは女の子にモテるらしい・・」というのがその新事実である。

 「ウソだね」との声が聞こえてきそうだが、最近はほぼ確信に近い状況になっている。・・・ということで、私自身も非常に真面目に練習に取り組むモチベーションになっているのだ。

 「よし。詳細を聞かせてくれたまえ。ハアハア・・・・」と身を乗り出した諸先輩方には申し訳ないのだが、これ以上書くのが面倒臭くなったのでまたいつか・・・。

 さて、今回紹介するのは1978年に発表された24th Street Bandのファーストアルバムである。アルバムタイトルはバンド名と同じ。とにかく、当時の若手有望ミュージシャン(現在は超ビックネーム)4名が織りなすサウンドは画期的だった。

 A面1曲目の「Shoppin' 'round Again」は有名曲である。ジャズ/フュージョン系のスタジオミュージシャンバンドであるが、優れた演奏+ボーカルが特徴である。当時、大人気だったTOTOのフュージョン版と言えばわかりやすいだろう。1970年代は、この手のサウンドでも注目されるという実に幸せな時代だった。

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# by crossovermiddle | 2014-06-28 12:18 | 音楽全般 | Trackback

Saturday in the park_Chicago

b0021712_11183743.jpg 本ブログで『私にとって世界最高のバンド・・・』であるとしつこく言い続けているシカゴの代表的な名曲『サタディ・イン・ザ・パーク』が今回のテーマ。

 1972年に発表されて大ヒットしたアルバム『ChicagoⅤ』のB面2曲目に収録されている。全く曲調の違うB面1曲目とのコントラストが素晴らしい。作者のロバート・ラムの印象的なアコースティックピアノのリフから始まるファンキーかつハートフルな曲である。

 当時の米国ビルボード誌では全米3位であったが(アルバムは全米1位)、日本ではこの曲と『長い夜』のヒットでシカゴは良く知られるバンドとなったわけである。私と同世代の音楽オヤジでこの曲を知らないオヤジはこの世には存在しない・・と断言できるくらいな曲である。

 それまで『過激なブラス・ロック・バンド』と位置づけられていたシカゴだが、この曲のPopな面を評価され、米国を代表するロックバンドとして大成功してゆく転換点となった曲と思っている。

 良い意味でも、悪い意味でもシカゴにとっては節目の1曲なのだが、実はポイントは作者のロバート・ラムではなくてベースのピート・セトラなのである。あくまでも推測であるが、ピーターはボビーが作曲したこの曲を非常に気に入ったのではないか?と思う。

 なぜなら、彼のベースラインが『珍しく歌っている』からである。

 私にとっては、ピーターはボーカリストではなくて、世界最高のベーシストの一人であるが、この曲のベースラインは本当に素晴らしい。

 シカゴの曲の中で彼は数々の恐るべきベースラインを披露しているが、ほとんどがマイナーなアルバム収録曲なので、彼のベースの凄さは余り知られていない。そうこうしているうちに、『ボーカリスト』として脚光を浴びてしまって、ますますベーシストとしての凄さが語られる事がなくなっているように思う。

 また推測であるが、ピーターは余りベースを単純に弾くのが好きではないのではないだろうか?したがって、自分の好みじゃない曲になると、ひねくれたような単純ベースを弾く。初期はボビーの曲がシングルカットされることが多かったので、どうも彼のベースラインは印象に残らない。

 目立ちたがりの天才ベーシスト・なのだろうなあ。

 彼のベースラインの特徴は、とにかく『鬱陶しいくらい歌う』事である。またまた推測であるが、多分彼はギターが相当に上手い。しかも、天才的な作曲能力と歌唱力を備えている。こういうタイプのベーシストはこんなベースを弾く傾向が強い。

 代表的なのは先日の来日公演で腸捻転で酷い目にあったポール・マッカートニーオヤジであろう。

 ベースというのはこのベース・ラインが差別化要因あり、醍醐味であり、快感なのだ。派手なスラップも素晴らしいが、たった1音でサウンド全体を支配する事のできるベースはなかなか奥の深い楽器である。

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# by crossovermiddle | 2014-05-31 20:23 | 音楽全般 | Trackback

Desafinado__Coleman Hawkins

b0021712_21584137.jpg 皆さんご存じように、我が湘南ベルマーレが開幕から破竹の10連勝というJリーグ新記録を記録した。

 10試合で勝ち点30で、得失点差が27とかいう凄いことになっている。感無量である。J2に舞台が移ったとはいえ、ここまで無双するとは思ってもいなかった。しかも、ラッキー勝利などは1試合もなく、全て完勝である。

 サッカー業界では湘南のサッカースタイルはすこぶる評判が良い。『超攻撃的で面白い』のである。しかし、これだけチームが頑張っているのに観客は1万人を超えない。湘南地区の住民はもう少し地元のプロスポーツチームに敬意を払うべきだろう・・・と思う。

既にぶっちぎりで優勝/J1再昇格は間違いなし・・との下馬評も出始めているが、湘南サポータは実に慎重に状況を見極めているのだ。ともかく、今年は春先から実にワクワクしているのである。

 しかし、良いことばかりではない。知人が病気になったり、仕事が次々と難局に直面したり・・と色々とつらいことも多く、人生は一筋縄では行かないなあ・・と痛感するこの頃である。

 このような時には、間違いなくボサノバが良い。今回は、ボサノバの超名曲『Desafinado』をアルバムタイトルに据えたJazzSaxのコールマンホーキンスの一枚である。タイトル曲のDesafinadoはA面の最初に収録されている。

 この曲はクルクルパーみたいなコード進行であるが、そのクルクルパーぶりがボサノバらしくて実に良い。この曲を色っぽいオネーサンに歌って貰って、そのバックでギターを弾くのが夢である。

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# by crossovermiddle | 2014-04-30 21:57 | 音楽全般 | Trackback

時間よ止まれ__矢沢永吉

b0021712_2211894.jpg 我が湘南ベルマーレが開幕5連勝でダントツの首位をひた走っている。実に気持ちがよい。J2→J1昇格の下馬評では◎の大本命とのこと・・・。これほど高評価でシーズンを迎えたことは記憶がない。やはり、サッカーはぶれない方針がしっかりしていれば、苦しい選手のやりくりでも立派なパフォーマンスを実現することができるのだ。だから、サッカーは野球より面白い。

 気分が良すぎる本日は、実は世の中は年度末である。明日からは新年度、新学期、消費税8%アップ・・と色々盛りだくさんだ。このような時は、やはり歌謡曲である。矢沢永吉大先生の『時間よ止まれ』を紹介したい。

 『お前が矢沢永吉を語るとは思わなかった』という声が聞こえてきそうだが、実は私は彼を極めて高く評価しているのである。彼が最初にメジャーになった時に所属していた伝説のロックグループであるキャロルの曲もほとんどが彼の作であるが、特に初期の頃の曲は本当に素晴らしい。

 『時間よ止まれ』は、1978年に資生堂の非常に暑苦しく、印象深いテレビCMに採用されて大ヒットした曲である。コード進行等を考えると、やはりヤザワは天才なのだとつくづく思う。

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# by crossovermiddle | 2014-03-31 22:22 | 音楽全般 | Trackback

Smokin’__Boston

b0021712_12582567.jpg ソチ冬季五輪が佳境だが、ともかく真央ちゃんが金メダルをとれるかどうか・・・、オジサンはそれだけが心配である。

 さて以前に、DTM(デスク・トップ・ミュージック)に関するこんな記事を書いて、『最近の技術の進歩にはついて行けん・・』と嘆いたのだが、その後色々と有識者との意見交換等があって、再度チャレンジしよう・・・ということになったのだ。どうやら、最近はDTMとは言わずにDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)と言うらしい。

 余り良くわからないが、ひとまず有識者連中のサジェスションと、我が家の財政事情と、私のいい加減な性格等を考慮して、独Steinberg社製の『CuBase7.5』というソフトウエアと、同社の『UR22』と言うデジタル・オーディオ・インターフェースをAmazon.comで購入した。

 納期短縮に社運をかけるAmazon.comが頑張って先週の金曜日に配達してくれたので、大雪で外に出ようがない・・という状況もあって、昨日の土曜日の午後から環境インストール等を含めて色々と触ってみた。

 前回の記事にもあるように、技術の進歩に取り残されたことによって、すっかり自信を喪失していたので、『音が出るまでに1週間くらいかかるだろうなあ・・』と覚悟を決めていたのだが、実はあっという間にそこそこの楽曲音源は制作できてしまったのである。

 試しに制作した音源がこれである。先日の会社のライブでも演奏した大好きなMr.Childenの『星になれたら』をMIDIベースで制作してみたのだが、ソフトウエアの操作が直感的で1時間程度で制作出来てしまったのだ。一体、これまでの苦労は何だったのだ!!

 以前に利用していたのは、ローランド社のMusicCreator5というDTMソフトなのだが、どうもこのソフトウエアは私の感性に合わなかったのかも知れない。まあ、5,000円程度のソフトだから、『優れたユーザインターフェース』なんか考慮していなかったのだろう。今回、必ずしも私の脳味噌が劣化した事だけが苦戦の理由ではなかったことがわかって一安心である。

 さて前述の参考制作音源であるが、MIDIデータを利用してDAWの基本機能に従って適当にチャチャっと制作したものなので、イフェクト処理やらリミックスやら難しそうな作業は全くおこなっていない。したがって、高級ピコピコのコンピュータミュージックみたいなレベルではあるが、DAWに実装されていたドラムス用のMIDI音源の品質は、私が以前に利用していたローランドの外部ハードウエアMIDI音源と比較すると格段にレベルが高い。これだけでも、大感激である。いやー、技術の進歩は素晴らしい。

 それともう一つ決定的なポイントが、『ベース音のみがMIDI音源ではなくて、オーディオ音源である』という事である。つまり、私が実際にベースギターを演奏して、前述のデジタル・オーディオ・インターフェースにベース生音を入力してDAWのオーディオ・トラックに挿入する・・という作業により制作されているのであーる。

 実は、今までこの作業ができなかったのだ。ところが、今回のCubase7.5ではあっさりと出来てしまった。うーむ。やはり、高いソフトウエアはたいしたものである。一般的に、MIDI音源ではラッパ系とEギター系の再現が難しいのだが、実はベースも意外と難しい。

 今回、ベース音を生音で対応したので、それだけでもコンピュータ音臭さは大幅に少なくなっている。従って、各パートを生楽器に順番に置き換えて行けば、それなりに人間味豊かなサウンドが手に入ると言うわけである。これは、実に素晴らしい。うーむ。購入の価値は十分あったと言えるだろう。

 さて、非常に気分が良い今回紹介するのは、いずれDAWで制作してみたいなあ・・と思っている大好きなボストンの『スモーキン』である。1976年に超大ヒットしたデビューアルバムからシングルカットされて、これまた超大ヒットした『モアー・ザン・フィーリン』のB面の曲だ。

 Bostonのトム・シュルツは当時の低レベルなテクノロジーで、このアルバムを制作したのだから本当に凄い。もし、当時の彼の手元にCubase7.5があったとしたら、どんな優れた音楽を生み出したことだろう。

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# by crossovermiddle | 2014-02-16 14:02 | 音楽全般 | Trackback

Black Sabbath__Black Sabbath

b0021712_8163090.jpg 昨年2013年は人前で楽曲を演奏する機会が多く、音響関係について色々と貴重な経験を積むことができた。音響といっても要はPAの利用についての経験である。この説明サイトにもあるようにPAとは『演奏した音を聴衆に届けるためのシステム』である。まあ、ほとんどの人が『そんなの知ってるぜ』と言うだろうが、実は意外に皆さん実態を知らない。私も自分自身でライブを経験するまでは、実はわかったような気になっていただけで余り知らなかったのだ。

 ライブ未経験の若者だった時は、プロのミュージシャンのライブステージの左右に置いてある巨大なPAスピーカ群は、プロ仕様の超大型ギターアンプ・・だとずーっと思っていた。『さすが、プロはスゲーなあ。金あるなあ・・。あんなデカイギターアンプでいつかは演奏したいものだあ』と考えつつ、1万8千円のYAMAHAの小型ギターアンプに通販で購入したEギターをつないでボソボソやっていたのだ。

 しかし、ご存じのようにあれは大型のギターアンプではなく、超大出力のスピーカである。ステージ上で演奏されている各楽器の音を収集して、ミキサーで混ぜて、多少音を加工して、その信号をこれまた強力なアンプで電力増幅して、スピーカに入力して会場に巨大な音を響かせているのである。

 『ふーん。そうなの?要は大出力オーディオシステムって事ね?』・・その通りである。これについては、理解に関して何ら問題ないだろう。ライブハウスのスタッフに宜しくお願いしまーす・・と言って、後はひたすら演奏すれば良いのだ。

 しかし、ここでEギターとEベースギターという楽器において、以前にも紹介した『コンソール問題』が発覚するのである。この2種類の楽器は本当に色々と面倒臭いのだ。

 まずはEギターについて。前述のPAの機能プロセスの説明において、『ステージ上で演奏されている各楽器の音を収集して・・』というプロセスがあるが、Eギターにおいてはここで『ギターアンプ』という特殊なコンポーネントが登場するのだ。そして、このギターアンプの性能がサウンドに大きく影響を与えるようになったのが、いわゆる『ハードロック』の世界である。疲れたので、詳細は次回。

 それで今回はせっかくだから、『ハードロック』の代名詞バンドとも言えるブラックサバスが,1970年に発表したデビューアルバムを紹介する。後の様々なハードロックバンド(特にヘビーメタル系)に多大な影響を与えた偉大なバンドであるが、このアルバムを聴くと確かにその要素がタップリ詰まっている。

 同時代に活躍したパープル、ストーンズ、クリムゾン等々に似たサウンドが随所で顔を出すのが非常に興味深い。このようなサウンドをベースにしたライブコンサートを成功させるためには、本当にPAの活用がキモになるのである。

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# by crossovermiddle | 2014-01-19 09:06 | 音楽全般 | Trackback

My sweet Load__George Harrison

b0021712_12402250.jpg  今年最後の紹介レコードは70年代初めに大ヒットしたジョージ・ハリスンのマイ・スウイート・ロードである。初めて聴いたのは中学2年生だったと思うが、凄い衝撃を受けた。今でも大好きな曲であり、一度は人前で演奏してみたいと思うのだが、観客に絶対に受けないことは間違いないだろう。当時は日本でも結構ヒットしたのだが・・。

 この曲についてウキペディアの解説に色々と面白い内容が記載されているが、やはり一番は『盗作問題』だろう。『He's' so fine』という曲が元ネタだというのであるが、生まれて初めてYoutubeで聴いてみた。まあ似ているなあ・・とは思うが、こんなパーみたいな曲のパクリだと言われたらジョージのオッサンもたまらんわな。

 マイ・スウイート・ロードが超大ヒットになったので、目ざとい輩が作者に入れ知恵して金をせしめたらしい・・と当時は言われていた。ともあれ、ジョージはゴスペルの超名曲『オーハッピーデイ』に触発されて作曲したとのことだから当然良い曲なのである。

 知り合いのゴスペル愛好家に、彼女の所属するゴスペルグループの年次コンサートでこの曲を演奏するように7年間にわたって依頼し続けているのだが、未だに実現はしていない。やっぱり、観客に受けない・・のだろうな。

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# by crossovermiddle | 2013-12-29 13:01 | 音楽全般 | Trackback

Sweet Caroline__Neil Diamond

b0021712_15362226.png 今回紹介するのは会社の忘年会で先輩から聞かされたエピーソードにたいそう感心してしまったというレコード。

 1970年前後に大ヒットしたニールダイアモンドのスイートキャロラインである。かの有名なライブ映画『エルビス・オン・ステージ』でエルビス・プレスリーが歌ったことでも有名。

 そのキャロラインお嬢ちゃんは、今や駐日大使として私の勤務する会社のすぐ近くで執務をしているというのも、激動の2013年の年の瀬にふさわしい話である

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# by crossovermiddle | 2013-11-30 08:31 | 音楽全般 | Trackback

I love New York__Casiopea

b0021712_21154663.jpg  スタジオやライブハウスの現場においては、『コンソール(録音卓)直接入力問題』と いうのがある。『コンソールに直接エレキギターとかエレキベースを接続してはイカン』というやつである。今回は諸般の事情により、これについて熱く語りたい。

 スタジオ等でコンソールに直接電気系楽器を接続する場合、一般的には楽器から電気信号Soutが出力され、ケーブルを経由してコンソールに電気信号Sinが入 力され、それがコンソール内部でゴチャゴチャと信号処理されて最後に電力増幅されモニター スピーカを駆動することにより音が出る訳である。

 ここで問題になるのが電気系楽器の出力インピーダンスZoutとコンソールの入力インピーダンスZinという耳慣れない代物である。インピーダンスとは『電気信号を流れにくくする抵抗のようなモノ』であるが、その表現を借りると『出力イ ンピーダンスとは電気信号を出にくくするモノ』、『入力インピーダンスとは電気信号を入れ にくくするモノ』と考えれば良いだろう。

 一般的に、電気系楽器からコンソールに入力される電気 信号Sinは下記のような式で表現される。
b0021712_21271817.jpg 電子回路理論では、このようなケースにおいてインピーダンスはZin=Zoutが理想であると言われている。まあ、直感的に考えてもそうでしょうね。それで、接続時にZin=Zoutが簡単に実 現できるのであればメデタイのだが、実は事はそんな簡単なものではない。

 実際に はZoutがZinと値が大きく異なる事も多いのだ。問題なのはZoutがZinよりかなり大きな場合である。上記の式によると、この場合は式の分母のZinは数式的には無視できる事になるため、電気信号SinはSout×Zin/Zoutにほぼ同等となる。

 ZoutはZinよりかなり大きいので電気信号のレベルも相当小さく なり、信号をかなり増幅する必要がある。そして、問題がもう一つある。実は、一般的な電気系機器の入力、出力インピーダンスというのは電気信号の周波数の高い、低いに応じてその値が変化する事が多いのだ。格好良く表現すると、周波数特性がフラットではないのであ る。

 前述の接続構成においては、ZoutとZinの周波数特性は異なるだろうから、その特性の違い がSinの信号レベルに影響するというやっかいな状況になるのである。しかも、前述のよう に信号は大きく増幅をかけているので、周波数特性の違いによる変化分も同様に大きく増幅さ れるのである。

 要は音量や音質がヘロヘロと変化して非常にやりにくくなるのだ。一方、ZoutがZinよりかなり小さい場合は上記の式からもわかるように分母のZoutが数式的に無視できるの で、Sin=Sout×Zin/Zin=Soutとなる。つまり、楽器から出力された信号がそのままコンソールに入力されることになる。

 しかし、ここで問題になるのが『Zinの値をどうするか?』である。『ZoutをZinよりできるだけ小さくしたいんだから、Zinはできるだけ大きくすれば良いんじゃないの?』と言う貴兄の意見は基本は正しい。しかし、その場合に大きな問題が発生する。

 Zinを大きくすると、今度はノイズを拾い易くなるのだ。したがって、コンソールにおいては『ノイズを拾わないように するために、Zinはできるだけ小さくしたい・・』という相反する要求が発生する。

問題を整理すると下記となる。

(1) ZoutがZinよりかなり大きい場合は処理される電気信号の周波数依存性が大きくなり、音量や音質がコン トロールしにくくなる。
(2) Zinを大きくするとノイズを拾いやすくなる。

 『じゃあ、ノイズの問題でZinが余り大きくできないのであれば、逆にZoutをできるだけ小さくすればZoutをZinより相当に小さくできるんじゃないの?』と考える事もできる。全くその通りなのであるが、残念ながら一般的なエレキギターやエレキベースではそれは難しい。

 実はこれらの楽器群は一般的にZoutが高い。何だか、あっちを立てればこっちが立たずのオンパレードみたいな話ばかりである。

 エレキギターやエレキベースにおける電気信号の処理についてはご存じの方も多いと思うが、鉄製弦の振動をピックアップコイルと呼ばれる部品が電磁誘導の働きによって微少電流の変化とい う形で拾い出し、それを電気信号として出力するという原理である。

 そして、そのピックアップコイルというのがインピーダンスが高い電子部品なのである。したがって、エレキギターやエレキベースは一般的には出力インピーダンスが相当高いことになっている(数百KΩ程度)。

 一方で、出力インピーダンスが程良くコンソール並になっているのが電子キーボードやらの一群である。これらの機器は『電源』を利用するので、電子回路的には出力インピーダンスをある程度自由に設計できる。俗に言う『アクティブ回路』による機器である。したがって、コ ンソールの入力インピーダンスにほぼ準じた出力インピーダンス(数KΩ程度)に設計されている。

 ここまでの学術的(?)なポイントを理解した上で、ミュージシャン的にポイントを整理すると下記になる。

(1)エレキギターやエレキベースをそのままコンソールに接続すると音的にヤバイ。
(2)キーボード類はOK。
(3)ダイナミックマイクは厳密に言うと微妙だが、まあ何とかOKらしい。


さてここで『んんん?』と反応する理系型ミュージシャンがいるはずだ。つまり、下記である。

・自分のエレキベースはアクティブ回路型だ。電池メンテが面倒くさいけれど・・。、
・通常のイフェクターってアクティブ回路型の機器がほとんどだろう。電池メンテが面倒くさ いけれど・・。

 アクティブ型機器は出力インピーダンスを低くするように設計できるのだから、これらの機器を利用すれば『コンソール入力問題』は簡単に解決するのではないだろうか・・・という事になる。

 特に、現在ではアクティブ型のイフェクターを利用するケースは非常に多いから、経済合理的にも問題解決は容易だろう・・・ということになる。しかし、残念ながら事はそう単純ではないのである。またまた、ややこしい話でうんざりしてきたので、今回はひとまずここまでにしたい。



 ところで肝心のアナログレコードであるが、久しぶりにカシオペアである。セカンドアルバムからシングルカットされた初期の名曲である『アイラブニューヨーク』。事情は良くわからんが、JALか何かのCMで採用されていた。向谷氏のボコーダが懐かしい。

 実はカシオペアのギタリストである野呂師匠はコンソール直接入力型(所謂Line録り)でレコードを製作しているらしい。理由は、アンプの特性に左右されない音を使いたい・・ということのようだ。このあたりにも、カシオペアというバンドのオリジナリティが感じられるのである。

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# by crossovermiddle | 2013-10-27 21:54 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_13183025.jpg 湘南ベルマーレが昨夜のアウエーゲームで大分に2-1の辛勝。『よーし。いよいよ背水の陣での対応だあ!!』と来週のホーム浦和戦に思いをはせながらPC立ち上げたら、Apple社から『iPhoneに最新のアップデートあり』のいつもインフォメーション。更新よろしくお願いします・・と言ってボタンをクリックしてから朝飯食って戻ったら、私のiPhone5のOSが最新のバージョン7に見事にアップデートされていました。メデタシ。メデタシ。

 ・・・ではない。冗談じゃねーぞ。画面から何から総変更されてしまったアルヨ。アイゴー。私のiPhone5が別人である。『OSアップデートしても良いかな?本当に良い?本当に本当?』としつこいくらいの強烈なメッセージで確認すべきだろ-が!!と言っても後の祭り。確かに、OS7・・・云々の地味なメッセージはあったなあ。

 うーむ・・と言うことで、泣きながら最新OSの機能を確認したら、実は意外に良かった。特に、カレンダー機能は相当に良くなった。メデタシ。メデタシ。以上。

 ・・と朝からビックリ仰天の本日紹介するテーマレコードは、国民的に偉大なバンド ご存じサザンオールスターズのデビューアルバム『熱い胸さわぎ』である。Wikiの彼らの関連ページを読んだが、なかなか面白いですね。

 桑田御夫妻を含めてオリジナルメンバーのうちの4人が私と同い年(1956年生まれ)で青春時代からずーっと一緒みたいな感じだし、しかも平塚の隣町の茅ヶ崎の至宝(桑田氏は平塚市内の病院で生まれているらしいが・・)でもあるので、私にとっては極めて特別なバンドである。

 彼らのやっている音楽は大好きだし、本当に素晴らしいの一言なのだが、実は保有しているアルバムは1枚だけなのである。どうしてかな?良くわからない。まあ、いいや。

 ・・・で、このデビューアルバムであるが、実はアルバムとしてまじめに聴いたのは今回が初めてだ。少々驚いたのが、私のカラオケの定番曲の一つ『女呼んでブギ』がB面に収録されていることだ。私はこの曲は凄いと思うのだが、カラオケで歌うと甚だ評判が悪い。

 でも、俺は歌うのだ・・・と意地を張ってもしょうがないのだが、これが既にデビュー時点で用意されていたのだなあ・・。凄いなあ。やはり、桑田さんは天才だなあ。同い年でうれしい。どっかのライブで、一度くらいはサザンヒット曲メドレーを披露してみたいものだ。客層が上手くコトロールされれば異常に盛り上がり、相当楽しいと思う。

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# by crossovermiddle | 2013-09-22 13:23 | 音楽全般 | Trackback

E-mail: bzfallvalley@gmail.com


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