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Chicago At Carnegie Hall__Chicago

b0021712_1504233.jpg  2013年の最初のエントリーはシカゴの4枚目のオリジナルアルバムであるライブ・アット・カーネギーホール。以前から紹介しているように、シカゴはデビューから3枚目までがダブルジャケットの2枚組で、このアルバムに至っては4枚組である。当然、資金難で購入できなかった。当時のライナー・ノーツには、プロデューサのジェイムズ・ウイリアム・ガルシオが、『このアルバムはシカゴからのプレゼントだから通常より安く売る・・』みたいなプロモーションをした成果もあって大ヒットしたような事が書かれている。しかし、通常より安い・・・って言われたって、やっぱり高い。『欲しいなあ・・』とは思いつつも、結局購入しなかったのである。ライブでもあり、少々演奏にも難があったからだ。特にトランペットのリーのパフォーマンスはアチコチで音がひっくり返ったりして(まあ、ラッパ系のライブでは愛嬌なのであるが・・)、トローンボーンのジェイムズ・パンコウとの力量差はなんともし難い状況である。ただし、初期の名曲がてんこ盛りされていて、ファンにとっては楽しいアルバムであった。
 シカゴの曲を初めて聴いたのは中学1年の時である。曲は『クエスチョンズ67&68』である。実際に聴いたのは間奏の直前くらいからだが、その時の『なんだこれは?』という印象は今でもはっきり覚えている。中学生になって洋楽に目覚めた私であるが、最初は所謂バブルガムサウンド的なハッピーなサウンドを聴いていた。しかし、突然得体の知れないシカゴというバンドの怪しげなサウンドに衝撃を受け、一気にはまってしまったのである。当時、『ブラス・ロック』というカテゴリはBSTが先行していた。しかし、どちらかというとセッション・ジャズバンド風の趣があったBSTとは対照的に、シカゴはバンドという形態を全面に押し出してきて、BSTとはかなり印象が異なった。とにかく、『バンドアンサンブル』という概念というか楽しさを、私はシカゴというバンドから教えて貰ったようなものである。彼らのアルバムは12枚目までは、とにもかくにも真剣に聴いた。それこそ、瞑想するようにすり切れるまで聴いた・・という感じだ。この時間が、今の私の音楽的なセンスに多大な影響を及ぼしており、アンサンブル・クオリティへの変なこだわり(バンドの連中には、少々辟易されているだろうなあ)は、やはりシカゴを聴き込んだからに他ならない。
 シカゴは私に取っては人生最高のバンドであり、死ぬまでに一度くらいは曲を完コピー(できればIntroduction)で演奏してみたい。でも、ホーン・アンサンブル実現の難しさは筆舌に尽くしがたい・・・のである。

 さて昨年2012年は、正月明け早々の身内の不幸から始まったが、良いも悪いも色々な意味で賑やかな1年だった。最後は、念願の政権リターンもあったし・・・。今年、2013年は奇数年だから、良いことが比較的多いはずだ・・と勝手に思っている。本当の意味での、『良い変化の年』を期待したいものである。
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by crossovermiddle | 2013-01-03 15:24 | 音楽全般

E-mail: bzfallvalley@gmail.com


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