カテゴリ:音楽全般( 335 )

b0021712_1525673.jpgスペースサーカスのファンキーキャラバンを聞いた。購入は1978年。日本の初期のフュージョンシーンで活躍したグループだが、当時はプリズムと比較されていたこともあった。この頃のフュージョングループ(いやクロスオーバグループか?)は、演奏技術を競い合うような性格が強く、スペースサーカスもギンギンにハイテンションテクニックを披露していた。特に、ベースの岡本氏の演奏は、当時あまり一般的ではなかったチョッパーを駆使した斬新なものであり、一部の熱狂的なマニアに絶大な支持を受けていた。現在でも、本アルバムのCD化を希望する声が多いと聞く。本アルバムはデビュー盤であるが、額面とおり本当にテクニカルな演奏である。自己顕示欲丸出しの岡本氏のベースが縦横無尽に駆け回る合間に、ギターの鋭いカッティングが絡んでくる。本当に、ファンキーだ。当時のライバルであるプリズムは、ファンキーと言うよりはアンサンブルと和田アキラの泣きのつっこみ速弾きギターが売りであり、だいぶ雰囲気が異なる。どちらかと言うと、後から台頭してきたカシオペアに近いだろう。しかし、ルックスの良さとキャッチャーなサウンドで一気に人気者になったカシオペアとは対照的に、いつの間にか消えてしまった。誠に残念である。
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by crossovermiddle | 2004-06-23 15:12 | 音楽全般

Pocket Music___山下達郎

b0021712_1332216.jpg大好きな山下達郎氏の「ポケット・ミュージック」を久しぶりに聞くことができた。購入は1986年。A面一曲目の「土曜日の恋人」は当時の超人気番組「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマ曲である。実に素敵な曲だ。コード進行も格好良い。そして、何よりも達郎師匠の力強いボーカルが最高である。
 山下達郎氏の魅力は、飽くなきサウンドクオリティの追求姿勢とその曲作りのうまさにあると思う。本当に彼の才能は凄いと思う。細君の竹内まりやさんが彼と結婚する理由を聞かれて「日本の音楽シーンの宝である山下達郎という人物と共に歩めることは最高の幸せ」と語っていたことが印象に残っている。彼女のような素敵な女性に、これだけの事を言わせることができるとはただ者ではない。そして、彼女の言った通りに、現在の山下達郎氏は日本音楽界の宝となっている。
 アルバムのライナーノーツを見ると、山下師匠が自らDTMを駆使して作り上げた曲が多いことに気づく。当時のコンピュータコンポーネントの実力は現在と比べると遙かに低レベルだとは思うのだが、実に見事なサウンドに仕立て上げられている。
 山下師匠はなかなかアルバムを発表しないので困ってしまうのだが、奥さんの方でも良いので早く新作を発表してもらいたいものだ。
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by crossovermiddle | 2004-06-21 13:12 | 音楽全般

Urbarn Renewal___Tower of Power

b0021712_12303586.jpgさて、またまたタワーオブパワーである。なにせ、好きなので・・・。購入は1974年。傑作「Back to Oakland 」に続く快作であり、前作同様に素晴らしいアンサンブルを聞かせてくれる。このアルバムではドラムスがデビット・ガルバルディからデビット・バートレッドに代わっている。超絶ドラマーとして名をはせていた前任者と比較されるプレッシャーがあったとは思うのだが、この新人ドラマーもなかなかのクオリティの演奏を披露している。
 A面の一曲目は、オークランドストロークを基調とした「Only so much oil in the ground」である。サウンドは本当に素晴らしい。一方、歌詞であるが「油がなくなっちゃうよ」という内容である。タイトなファンクサウンドに乗せる歌詞としては随分面白い内容である。当時、歌詞を読みながら「変わったオッサン達だなあ」と感心した覚えがある。
 このアルバムも前作同様に、レニー・ウイリアムスがボーカルをとっているが、個人的には彼のボーカルは「何となく線が細過ぎて」好きになれない。顔も好きになれない。顔と言えば、このバンドの集合写真がジャケットの裏面にあるのだが、1stサキソフォンのレニー・ピケット以外はルックス的には本当にさえない。農協の社員旅行の記念写真みたいである。しかし、彼等がひとたび舞台で演奏を始めると凄い格好良いのだろうなあ。
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by crossovermiddle | 2004-05-22 12:45 | 音楽全般
b0021712_11424080.gif今回のアナログレコードのデジタル化作戦のきっかけになったのがこのアルバムである。これも購入したのは1973年。ともかく、とんでもないくらい凄いサウンドである。タワーオブパワーは当時サンフランシスコを中心に活動していたファンクバンドで基本的にはホールのお客のダンスバンドとしての演奏を主体としていた。しかし、余りにも演奏が凄すぎるので、誰もが踊るのを止めて彼等の演奏を聞くようになったらしい。
 信じられないようなタイトなリズムを生み出すリズムセクションと、当時世界一のクオリティと言われたホーンセクションが絡み合うアンサンブルは超絶である。彼等のサウンドの特徴とも言えるリズムパターンである「オークランドストローク」をベースとした曲は、まさにタワーオブパワーしか演奏ができないだろう。
 当時の私はシカゴの大フアンだったため、このバンドをブラスロックのバリエーションとして捉えていたのだが、最初に聞いた時のギターとベースの異様さには少々とまどった。当時としては実に新鮮なサウンドだったのである。
 私はタワーオブパワーのアルバムを5枚所有しているが、後期のアルバムはリズムセクションの要と言うべきギター、ベースが別のプレーヤなので全く違うバンドになってしまった。どうして、辞めちゃうのかなあ。信じられん。
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by crossovermiddle | 2004-04-30 11:43 | 音楽全般
b0021712_11145861.jpgさて、デジタル化レコードの記念すべき1作目は、私が生まれて初めて購入したアルバム「明日に架ける橋」である。購入したのは1973年である。私の家に初めて「ステレオ」と称する装置が設置された年である。機種は、東芝の「ボストン」シリーズ。CD-4だったかの完全4チャンネルスピーカが売りだった。ただし、CD-4対応のレコードは結局一般化しなかったので、この機能は宝の持ち腐れとなった。当時は、エルカセットを初めとして様々な規格が生まれては消えていった時代だった。
 さて本アルバムであるが、ほとんどの曲が有名なのでどこかで耳にする機会が多く、「久しぶりだあ」という感動は余りない。とは言え、爆発的な大ヒット(900万枚、グラミー賞6部門獲得)を記録したアルバムである。何度聞いても素晴らしさは色あせない。
 A面一曲目はいきなり大作「明日に架ける橋」である。ゴスペル調のピアノにガーファンクルの透明なハイトーンボーカルが何とも見事だ。後半は次々に楽器が増えてゆのだが、ベースの音の入り方でステレオの性能を競っていた思い出がある。
 このアルバムで私が最も好きな曲は、「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」である。初めてこの曲を聴いた時は、何とも不思議なムードに驚いてしまった記憶がある。本当にポール・サイモンは天才なのだなあ・・と今でも思う。
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by crossovermiddle | 2004-04-20 11:34 | 音楽全般

E-mail: bzfallvalley@gmail.com


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