カテゴリ:音楽全般( 365 )

Aerosmith__Aerosmith

 b0021712_21321518.jpgエアロスミスは私の音楽人生において接点がほとんど無いバンドの一つである。アメリカを代表する大バンドであり、デビュー年(1973年)を考慮しても、何らかの関わりがあっても良さそうなものなのだが全く聴いた記憶がない。

 メインボーカルのスティーブン・タイラーオヤジの口がデカすぎてビジュアルが生理的に合わなかった事もあるが、それにしてもこれだけの大バンドを聴いた事が無いと言うのはちょっとマズイ・・・と考えた。・・・という事でデビューアルバムである本アルバムをじっくりと聴いてみたのである。

 1曲目から何だか迫力が無いなあ。デビューアルバムだからかな?ふーん。予想外のサウンドが出てきたので、事情をネットで色々と調査してみた。
種々の情報によると、どうやらデビューアルバムは最初は評価されなかったようだ。理由は下記の通り。

・当時はローカルバンドに過ぎなかったエアロスミスはレコード会社のプロモーションを得られなかった
・録音がショボかった

 つまり、余り期待されていなかったという事のようだ。しかし、各種情報によるとA面3曲目「Dream On」を無理矢理シングルカットしたら、意外に地元エリアで受けて、それから徐々に事が良い方向に転がって行ったらしい。なるほど。そうですか。・・・という事で、件のDream Onをじっくりと聴いてみた。

 うーん。そんなに良い曲かね?作者はボーカルのタイラーオヤジのようだ。当時は、このようなコード進行のロックが流行っていたような記憶がある。何となく、この曲のコンセプトはGFRに似ているなあ。しかし、A面4曲目はまたガラっと曲調が変わるのだ。どうも、このバンドの本質はこっちのような気がする。ストーンズにも似てるな。

 ・・・という事で、本アルバムを含めて3枚目まで聴いて得られた結論は、自分の好みとはちょっと違うサウンドである・・という事である。なるほど、接点が無いのもうなずける。多分、初期の段階で食わず嫌いになったのであろう。その後に大バンドになってゆく彼等を全く無視していたわけだ。食わず嫌いとは困ったものである。



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by crossovermiddle | 2017-07-31 22:06 | 音楽全般 | Trackback
b0021712_12143265.jpg 昨夜、日比谷にある知人の仕事場(事務所)に行って、同世代のオッサンによる「酒飲みながら適当にボサノバを中心としたラテン曲を演奏しつつ、世相を斬る」という恒例のイベントを敢行した。

知人以外の事務所の連中にとっては迷惑この上ない話だとは思うが、既に5年近くやっているので皆さん諦めているようだ。演奏する場所は立派な会議室である。

 通常、この事務所では日夜極めて高度な知的作業がなされているのだが、知人のワークスペースにはガッドギター2本、アコースティックギター1本、ベースギター1本、キーボード1台、ギターアンプ1台、ベースアンプ1台、ミキサー1台、ダイナミックマイク1本が常備されている(ドラムスはさすがに不可能であった)。多分、他には類を見ないような極めて特殊な環境である。

 しかし、我々にとっては高い金出してスタジオ借りる必要が無いので非常にありがたい環境でもある。せめてもの罪滅ぼしとして、いつものように平塚駅前で御土産のお菓子を購入し持参した。

 さてそのような中で始まった恒例のイベントであるが、いつものように「カポダスト問題」が発生した。カポダストを知らない人は少ないと思うが、念のため若干の説明を加える。

 カポダストというのは主にアコースティック系のギター演奏で用いられるポピュラーな道具で(下部添付の写真を参照されたい)、ギターのネックを強力なバネ力を利用したバーで挟む・・・という利用方法になる。

 何でこんな事をするのか?と言うと、例えば写真のようにギターの1フレット目をカポダストで挟むと、ギターの解放弦の音程が半音上がるのである。まあ、当然であろう。2フレット目をカポダストで挟むと1音上がる。

・・・で、そうなると何が良いのか?と言うと、例えばCキーのコードと同じ指の押さえ方で、C♯、Dのキーによる演奏ができてしまうのである。当然、全てのフレットを挟めるから、全てのキーの演奏をCキーのコードと同じ指の押さえ方で演奏ができることになる。

 まあ、便利な道具ですね。私と同世代のフォーク大好きオッサンは「解放弦を利用した標準的なCキーのコードしか押さえられない」という人が多いので、カポダストは実に便利な道具なのだ。プロでも、フォーク系の弾き語りの人は良く利用するし、解放弦の響きを積極的に表現したいロック・ミュージシャンも利用する場合がある。

 このようにカポダストという道具はギター演奏には便利な道具なのだが、一方で演奏技術の進歩を阻害するという側面がある。昔の演奏至上主義の時代には「カポ上げミュージシャン」という少々侮蔑に似た呼称があった。

 また、カポダストは当然のことながら1フレットより上部には挟むことができないから、それ以上はキーを下げる事ができない。したがって、G~Bあたりのキーに適用するのは少々難しい・・という側面もある。

 昨日参加した同世代オッサンも典型的なフォーク世代オッサンなので、当然のようにカポダストを多用する。自分一人で演奏する分には12フレットにカポ挟もうが勝手にやってくれれば良いのだが、バンド演奏・・となると前述の「カポダスト問題」が発生するのだ。

 このカポダスト問題は、新しい曲にチャレンジする場合に発生する事が多い。昨夜のケースでもカポダスト・オッサンが「新規にこの曲やりたい」と譜面をコピーして持参してくれたのだが、これが他のメンバーにとっては問題なのだ。

 カポダスト・オッサンの持参する譜面は歌詞の上にコードが記述された譜面だが、ほぼ例外なく「+3カポ」みたいな記載がある。記載されているコードは全てCキーのお馴染みのコードだ。

 この譜面によると、Em7と記載されている部分は実際は1.5音キーが上のGm7となっているのだ。カポダスト・オッサンは慣れ親しんだEm7を弾けば良いが、それ以外の演奏者はEm7⇒Gm7にリアルタイムで変換して演奏しなければならない。
 
演奏する前に、各演奏者が自分が分かり易いように各コードを実際のキーに変換して追記すれば良いのだが、なにせ演奏しているのがラテン曲である。ただでさえコードチェンジも多く、♭9、♯11やらがグチャグチャと記述されているオリジナル譜面に新たなコードを追記するのは精神的にも無理がある。

 ・・という事で、他の演奏者はしばし「うーん」と考え込むのである。これが「カポダスト問題」である。

 このカポダスト問題については解決策は「必要に応じて実際のコードを追記」する事が一番である。しかし、ライブ酒場なんかで適当に演奏している時に、それができるか?というと少々疑問なのである。

 もっと良いのは、件のカポダスト・オヤジが「カポダスト用の演奏コード」と「実際の演奏コード」を併記して譜面を作成してくれる事だが、私の長い人生においてはそのような事は一度も無かった。したがって、楽器演奏者の端くれなら何らかの解決策を自力で見出す必要がある。今回は長くなったので、それについては次回以降?に・・・。

 さて今回紹介するのは、昨夜「カポダスト問題」に正に直面した名曲「Mas Que Nada」が収録されているセルジオ・メンデス・ブラジル'66の一作目のアルバム。ラテンテイストな曲を非ラテン系の地域に売り込むための秀逸なアレンジを施している点が特徴である。A面一曲目の「Mas Que Nada」は世界中で大ヒットし、日本でも同様に大ヒットした。

 ボサノバというよりはサンバであるが、実に素晴らしい曲である。私と同世代の人達は間違いなく耳にした事のあるサウンドであろう。個人的には「タン、ツ、タタン・・・」というパターンが延々と続くサンバのリズムは非常に好きである。

 A面二曲目の「One Note Samba 」も超有名なラテン曲であるが、本作でのアレンジはかなりポピュラー寄りだ。この辺りは一つのアプローチとして素晴らしいとは思うが、地の素朴なラテン曲もじっくりと聴くとまた別の魅力を知る事ができると思う。ラテンミュージックは実に奥深い。
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by crossovermiddle | 2017-07-12 23:30 | 音楽全般 | Trackback

Gentle Giant__Gentle Giant

b0021712_20020830.jpg 湘南ベルマーレはアウエー大分で超消耗戦を闘いドロー。福岡が敗退したため、なんと首位である。うーむ。そして、わが平塚市では昨日から3日間にわたる灼熱と阿鼻叫喚の祭典「平塚七夕祭り」が開催されている。

 恐ろしくて、平塚駅周辺にはしばらく近づけない。今年は珍しく3日間とも好天なので、数十万人も集客する会場周辺の蒸し風呂状態は想像を絶するのだ。何事もなく平穏のうちに終了してもらいたいものだ。

 さて今回は英国発のプログレッシブ・ロック・バンドであるGentle Giantのデビューアルバム。A面一曲目から何とも複雑怪奇な構成だ。私の大好きなメロトロンも登場してくるなあ・・・。いやはや・・・。本アルバムの発表は1970年だから遥か昔である。

 黄金の70年代に音楽にドップリ浸かった私であるが、Gentle Giantは全く馴染みが無く、本デビューアルバムも聴いた事がなかったのだが、いやはやビックリするようなサウンドだ。ジャケットも強烈だがサウンドも強烈である。当時はこんなサウンドでもビジネスになったんだなあ・・・と少々考え込んでしまった。

 メンバーは全員が英国屈指の腕利きミュージシャンらしい。たしかに、こんなクルクルパーみたいな構成の変拍子曲をトランペットやらバイオリンやら織り交ぜて演奏しちゃうんだから凄い。しかも、どうやらこんなクルクルパーみたいな構成の変拍子曲をライブで演奏していたらしい。

 サウンド・コンセプトはキング・クリムゾンに良く似ていると思う。クリムゾンはロバート・フィリップという個性の強いギタリストの演奏がメインであるが、こちらの方はとらえどころのないサウンドであるとも言える。うーむ。難しい…。だが意外と聴き応えはあるなあ・・・。

 とにかく、久しぶりにThe プログレみたいなサウンドを聴いたので頭が痛くなった。2017年時点でこのグループのサウンドを若い人が聴くイメージを全く描くことができない。

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by crossovermiddle | 2017-07-08 21:21 | 音楽全般 | Trackback

芽生え__麻丘めぐみ

b0021712_13032067.jpg 昨夜、湘南ベルマーレは当面の宿敵である名古屋グランパスエイトにホームで2-1で辛勝した。辛勝ではあったが平塚BMWスタジアムの雰囲気は最高で、地域住民同士の連帯感を存分に味わう事が出来たのである。

 湘南と名古屋は共に昨年のJ1リーグチームというそれぞれのプライド・意地もあろう。特に、名古屋はJ1でもチャンピオン経験のある金満・名門クラブであり、昨年のJ2降格決定は湘南が引導を渡した・・という因縁もある。

 したがって、試合前から名古屋サポータの根性の入れ方は尋常ではなく、熱いサポート合戦も含めて実に優れたエンターティメントとなった。私の周りにはサッカー愛好者は沢山いるが、ほとんどの人が「サッカー ⇒ 日本代表」である。別にそれはそれでも良いけれど、地元チームを応援する・・というJリーグサッカーの楽しさも知ってもらいたいものだ。

 余りにも気分が良いので、”落ち込んでいる時”に聴く麻丘めぐみさんの「芽生え」が今回のテーマ。落ち込んでいる時に聴いても癒されるのだから、気分が良い時には最高である。

 1972年06月05日に発売されたこの曲は、麻丘めぐみさんのデビューシングル曲。彼女は3曲目の「女の子なんだもん」でステップアップし、5曲目の「私の彼は左きき」で決定的な人気を獲得する。したがって、麻丘めぐみ=私の彼は左きき・・という同世代のオッサンは多い。

 3曲全てが天才筒美京平氏の作曲であるが、楽曲のクオリティという点では個人的にはダントツで「芽生え」である。イントロがまず最高だ。トライアングルとドラムスのコンビーネションから1970年代青春歌謡の定番であるストリングス、そして青春歌謡の超強力兵器:哀愁のハーモニカが加わる。素晴し過ぎる。

 そして、「もしも、あの日、あなたにい・・・、会わなけれえっば・・・」と歌う麻丘氏の歌声、良いですなあ…。情報によると、サビの麻丘氏の涙声チックな歌唱は天才筒美京平氏のアドバイスらしい。そんなエピーソードを知ると、本当に筒美京平という人物は天才なんだなあ・・とつくづく思う。

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by crossovermiddle | 2017-07-02 13:55 | 音楽全般 | Trackback

Beatles For Sale__The Beatles

b0021712_21182800.jpg ビートルズが1964年の年の瀬に発表した4枚目のアルバム「Beatles For Sale」は不思議なアルバムだ。前作の「A Hard Day's Night」が全曲オリジナルでビートルズの楽曲制作能力を大いに示したのに、本アルバムは14曲中6曲がカバーである。1曲くらいのカバーならわかるが、6曲ってどういう事なんでしょうね?

 当時のビートルズは「偉大なアーティスト」ではなくて、映画、レコードセールス、コンサートで金を生み出すマシーンのような扱いだったので無理やり(カバー的な)アルバムを作らされたのかしらん?と勘ぐってしまう。ジャケット写真のメンバーの顔つきも何となく疲れているような気がしてならない。

 ともかくどのような制作経緯があったのかはわからんが、個人的には好きな曲が沢山収められているアルバムだ。全体的にポール色が弱いが、彼が書いた「I'll follow the sun」は実に素晴らしい曲である。大学生の時に初めて聴いてスゲー曲だなあ・・と感動した。ビートルズってスゲーなあ・・・と思ったが、まあポールがスゲーのである。この曲を聴くと、ポールの才能はともかくスゲー・・と思う。

 A面1曲目の「No reply」も素晴らしい。これも、実質的にポールが書いたんだろうと思っていたのだがジョンの曲らしい。ジョンの才能は良くわからんなあ・・。フェード・インと言う奇妙な方式で始まる「Eight days a week」も素晴らしい曲である。これも、ポールが書いたんだろうと思っていたら、どうやらこれもメインはジョンらしい。うーん。このグループは良く分らんなあ・・。

 ものの本によると、ビートルズはアメリカのカントリー、ロカベリー、フォークみたいのを自分たちで再構築している例が多いらしいが、このアルバムではそれが顕著である。ボブディランの曲のコンセプトも結構パクッているらしいが、私はディランを全く知らんので、どこにどのようにパクられているのか?がさっぱりわからない。

 とにかく、このグループはアイディア豊富で感性の間口が広かったのでしょうなあ…。このアルバムに収められているカバー曲の中では「Mr.moonlight」が大好きである。この曲もポールが書いたのだろうと思っていたら、ジョンでもなくてカバー曲だと知ってびっくりした。ビートルズは奥が深い。


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by crossovermiddle | 2017-07-01 02:12 | 音楽全般 | Trackback

Love Songs__竹内まりや

b0021712_22462163.jpg 先日紹介した「ジャズギター演奏」に関する記事に何人かのジャズギター演奏好きオッサンが反応したので、もう少し核心に迫った情報を共有したい。私自身も全くの未熟者であるから、高度なノウハウは理解できないし紹介も難しい。

 ただし、これまで何十年も溜めてきた疑問とフラストレーションが若干ながら氷解したのだから、その部分にフォーカスしてポイントを紹介したい。ポイントは下記である。

(1)理論を知らないとジャズギターは弾けんのか?

 身も蓋もない話だが、答えは「弾けん」であると思う。理論より感覚が大事・・とのご意見はあろう。私自身が正にそうであるから、それは良ーくわかる。しかし、効率良くジャジーなギターが弾けるようになるには理論は重要なのは間違いない。

 では、どのように理論を習得すれば良いのか?ここが重要な分かれ道になるようだ。ジャズギターを演奏したいオッサンは大なり小なり、一度は「ジャズギター教則本」の類は購入したと思う。しかし、件のプロジャズギタリストによると、教則本やレッスン動画の類を活用して独学でジャズギター演奏を習得するのは「かなり困難」との事である。

 重要なポイントに辿り着くまでに挫折する・・・ように意図的に制作されているのではないか?・・・というのが彼の言い分だ。

(2)プロにポイントとなる最低限の理論を教えてもらうのが近道なのか?

 再び、身も蓋もない話であるが答えは「Yes」だと思う。件のプロによると、「日本で独学でジャズギターを習得できるような教則本は見たことがない・・」との事であった。

 この意見には異論はあるだろうが、実は彼自身が教則本による独学に挫折し、結局はプロギタリストに直接習ったのだそうだ。ジャズギターの世界では子弟関係は確かに良くある。ロックじゃそんなのは余り無いですね。

 YouTubeのジャズギター講座には良心的なレッスン動画が幾つかあるが、やはり間接的ながら同様の事を表明している講師が何人もいる。

(3)レッスン供給サイドが「演奏ノウハウの出し惜しみ」をしてるだけではないのか?

 再々度、身も蓋もない話だが答えは「Yes」だと思う。ゴルフのレッスンと一緒である。つまり、虎の巻は容易(タダもしくは教則本やDVD程度の費用では)には入手できないという事である。

 上記(1)~(3)にあるように、ジャズギター演奏を効率良く習得するためにはプロに習うしかない・・・という結論を私は見出している。正に、身も蓋も無い結論であるが、ロックギター演奏が独学で比較的容易に習得できるので錯覚してしまうのだが、ジャズギター演奏は「理論」という高い壁があるので一筋縄ではいかない。

 ロックギターはペンタだけで何とかなるが、ジャズギターはそれじゃあ直ぐに行き詰まる・・・という表現が分かり易いだろう。ジャズ演奏の最も重要なポイントとして「スケールチェンジ」という技法があるが、大抵のロックギターオヤジはこれの必要性を理解していない。少なくとも私は理解していなかった。

 しかし、このスケールチェンジを理論をベースに自在に操れるようになると、正にそれがジャズになるのである。したがって、ジャズではコード進行の把握は極めて重要だ。ロックや弾き語りではコード進行はわからなくても手のパターンと感覚で何となくやれてしまうが、ジャズではそれだけではダメなのだ。直ぐに行き詰まる。
 
 「今、私はGm7を意識して演奏しております。もう直ぐC7を意識して演奏しますよーん」という演奏が必要なのだ。そして、このような演奏がほぼ無意識のようにできるようになると、プロのジャズギタリストになれるのである。

 ・・・と中途半端に結論づけてしまったが、後は皆さん独自に研究してみていただきたい。さて今回紹介するのは、大好きな竹内まりやさんの大ヒットアルバム。発売は1980年で、毎度おなじみの私の青春最後の年である。

 カラオケの定番である「セプテンバー」、資生堂CMソングの「不思議なピーチパイ」など素晴らしい曲が満載だ。久しぶりに聴いたが、本当に素晴らしいアルバムですなあ…。その中でA面5曲目の「五線紙」という曲が、我々世代のオッサンには大変人気があるのだ。

 竹内まりやさんのボーカルとコーラスの組み合わせなのだが、バッキングがジャズギターのみなのだ。もう、涙が出るくらい素敵な曲ですね。こんなのを是非やってみたいものである。


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by crossovermiddle | 2017-06-28 00:14 | 音楽全般 | Trackback

Alone Again__Gilbert O'saullivan

b0021712_15294355.jpg 先日の湘南ベルマーレvs京都サンガの一戦は、後半ロスタイムで湘南がゴールを決め劇的に勝利した。チーム的には怪我人続出等で色々と問題山積だが、それでも首位戦線に踏みとどまっているのだから、案外湘南は底力があるのかも知れない。

 大変気分が良いので、今回は定年間際のオッサン読者の皆さんに役に立ちそうな話題を提供したい。当然だが音楽とはほとんど関係ない。資産運用の話である。資産運用は「ワシャ関係ないね」というサラリーマンも多いとは思うが、定年退職直後に嫌でも向き合う事になるテーマである。

 一般的なサラリーマンは定年退職直後には本人の予想していた金額よりも多めの一時金がドカンと銀行口座に振り込まれる。大抵の人は、これだけの金額を一時的に入手するという人生経験はないだろう。預金残高明細にはこれまでとはケタ違いの数字が追記される。

 これは、結構ビビる。・・・と同時に、一気に気分が舞い上がるのだ。ここが要注意である。まずは、冷静になって各種金融機関からの「資産運用提案攻撃」を迎え撃つ準備が求められる。これを怠ると、ものの見事に金融機関のカモにされてしまうのだ。

 これは恐ろしい。彼らは超合法的に詐欺まがいの勧誘をしてくるわけだから手強い。しかも、メガバンク、大手証券のセールスパーソンは若い美人のオネーチャンが多い。実直な紳士が相手ではないのだ。

 特に、大手証券のセールスレディーはかなり美人で肉感的だ。彼女達が個人営業の最前線を担っている理由は容易に推測できると思うが、色々な意味で定年オッサンにとっては手強い相手である。投資の経験がほとんど無い場合、ものの見事に彼女達の術中にはまってゆくのだ。

 「じゃあ、お前もオネーチャンの餌食になったのだな?後悔の念を込めて情報を展開共有しているのだな?」と読者諸兄は考えるだろうが、実はそうでは無い。何を隠そう、私は資産運用では20年以上もそれなりに苦汁を舐めているのだ。家が一軒買えるくらいの金額での株式投資は経験済だ。

 持ち家が無いのだから、当たり前である。もし、持ち家が無いのに株式投資もしていないのならば、それはちょっと問題だろう。・・・という事で、私はそう簡単には彼女達の餌食にはならないだけの経験と自信がある。したがって、冷静に状況を俯瞰できるのだ。

 私の経験から語ると、メガバンク「資産運用提案攻撃」は下記のようなプロセスであった。

(1)一時金が振り込まれたメガバンクから早速にお電話がかかってくる。「御挨拶をかねて、家に行く」と言われるが丁寧に断って、こちらから銀行に行く・・事を選択する。とにかく、彼(彼女)等は家に来たがる。

(2)銀行に行くと二階の特別カウンターに連れて行かれて、担当の営業レディーから色々と提案を受ける。加えて、彼女の上司(支店長やら)等が入れ替わり挨拶に来る。

(3)提案の冒頭で「投資経験」を聞かれる。ここがポイントだ。提案が鬱陶しく断りたいなら「ITバブルの頃から数千万円規模の現物株投資をやっていますが、リーマン・ショックで相当な損失を出して…」と言えばよい。

(4)例のペイオフ(1,000万円)リスクを回避するために、他のメガバンクに一時金を分散する。

(5)しばらくして(1)に戻る

 ・・・という感じである。どうだろう。結構なイベントである。「毎月分配型海外上場株式アクティブファンド」みたいな商品を彼女達は積極的に売り込んでくるのだが、弱気で投資にナイーブな定年オッサンは「じゃあ、それ一つ」みたいに購入してしまうのだ。

 ・・・では、どうしたら良いのか?残念ながら、それは語る事はできない。何故なら、資産運用はその人の人生観そのものだからだ。自分で考えるしかないのだ。少なくとも、他人から提案されるようなシロモノでは無い・・という事である。

 さて今回紹介するのは、資産運用に苦しむ我々世代が青春時代に一度は聴いた事があるだろう曲。ギルバート・オサリバンのアローン・アゲインだ。凄く良い曲であり、当時の日本でも大ヒットした。

 何となく爽やかな感じの曲であり、オサリバンの二曲目ビッグヒットの「クレア」が可愛い曲だったので、この曲もホノボノとした曲だと勝手に思い込んでいた。しかし、Webの曲対訳サイトで確認したら、酷い内容の詩であることを知った。

 何じゃ、この詩は・・・。結婚式で婚約者に逃げられたニーチャンがハチャメチャに暗く愚痴る・・という内容である。なんだかなあ・・・。


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by crossovermiddle | 2017-06-20 23:38 | 音楽全般 | Trackback

若い季節__岡田奈々

b0021712_09361834.jpg 1970年代は優れた音楽が多く生み出されたが、一方で優れたアイドル歌手も多数出現した。今回は、その中でも清楚な美貌で一部の若いニーチャンを虜にしていた岡田奈々さんのヒット曲「若い季節」を紹介したい。

 岡田奈々さんは当時凄い人気で、数々のヒット曲を誇っていたが、どの曲も青春歌謡の王道を行く素晴らしい曲ばかりである。「若い季節」は彼女の5枚目のシングルでリリースが1976年初夏。したがって、初めて聴いた時には、まだ私は10代の若者だったである。

 うーん、信じられん。ともかく、当時は「なんともスゲー曲だなあ」と思った。アホみたいな歌詞が1番から4番まであるのだが、実は内容は物語風でじっくりと聴くと味わい深くジーンとくるのだ。当時はこんな歌詞が多かったんだなあ…。

 歌詞のコンセプトが太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」に良く似ているので、「パクリか?」と思って調べたら作詞者はどちらも同じ松本隆氏だった。なるほど。私は歌詞は余り興味がないのだが、青春歌謡の歌詞は重要だ。

 一方、サウンドがこれまた素晴らしい。バックミュージシャンは誰だかはわからんが、人間臭いドラムス、ベース、そしてストリングスとカッティングギターの爽やかさは青春歌謡の王道を行くものであろう。

 このサウンドは良いなあ。作曲はあの佐藤健氏。セントラスステイションのメンバーで奥さんは大橋純子さん。この人は本当に才人ですね。参考までに、私のiTunesに登録されている岡田奈々さんのヒット曲の一覧を下記に示す。

かざらない青春3:26岡田奈々602歌謡曲63.2 MB
そよ風と私2:46岡田奈々602歌謡曲32.6 MB
ひとりごと3:26岡田奈々602歌謡曲23.2 MB
若い季節4:24岡田奈々1002歌謡曲234.1 MB
女学生2:54岡田奈々602歌謡曲42.7 MB
青春の分かれ道3:56岡田奈々602歌謡曲23.7 MB
手編みのプレゼント3:57岡田奈々0歌謡曲3.7 MB
横浜イレブン3:07岡田奈々0歌謡曲2.9 MB
青春の坂道3:45岡田奈々1002歌謡曲213.5 MB
雨のささやき4:14岡田奈々1002歌謡曲344 MB
放課後 2:33岡田奈々600歌謡曲3.6 MB

 久しぶりに全曲をじっくり聴いたが、どれもこれも素晴らしい。特に、「若い季節」と同じ松本・佐藤のペアで制作された「雨のささやき」は当時の若いニーチャンには涙物の素晴らしい曲である。




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by crossovermiddle | 2017-06-03 12:08 | 音楽全般 | Trackback

Good Morning__増尾好秋

b0021712_21593138.jpg 一昨日、湘南ベルマーレは宿敵アビスパ福岡に0-3で惨敗した。しかも、ホームである。極めて気分が悪い。気分が悪いので、昨日は馴染みのあるライブ酒場に出没した。

 初対面の店の常連客から「増尾好秋って知ってますか?」と聞かれたので、「当然、知ってますよ。Sailing Wonder は良く聞きました」と言うと、”話せるヤツ”との評価を受けたらしくその後は大盛り上がりで「70年代は良かった」論議に突入した。

 やはり、私と同じような音楽オヤジは現在の音楽に不満なのであろう。

 さて本日のテーマである増尾好秋氏の1979年発表のアルバム「Good Morning」だが、私は1979年に本アルバムを購入した。しかし、どうやらデジタル⇒アナログ化しないままに、2010年に売却してしまったようだ。つまり音源が無いのだ。

 しかし、最近はYouTubeと言う「音楽ビジネス破壊サービス」があるので当該アルバムを検索してみたらちゃんと音源がアップされていた。凄いなあ・・。

 増尾好秋氏は現在70歳だそうである。近影写真を見る限りは70歳にはとても見えない。親父さんがジャズピアニストだが、幼少は音楽教育的な事はなかったらしい。

 まあ、でも東京生まれで才能豊かな人だったんでしょうね。早稲田のジャズ研で頭角を現して、その後は一流ジャズギタリストへの道を驀進した訳だ。

 30年ぶりくらいに聴いたような気がするが、結構曲を覚えていた。A面3曲目の「ビコーズ・オブ・ユー」は好きだった曲で結構コピーをした。しかし、改めて聴くとこれはJazzアルバムとはとても呼べないな。

 Jazzギタリストマインドが研ぎ澄まされた状態で聴くと、ライトなポップスアルバムにしか聞こえない。天気予報のバックグラウンドミュージックである。70年代後半の「ふゅーじょんブーム」に乗っかったアルバムなのだろうが、本人は本意でこのアルバムを制作したのかな?

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by crossovermiddle | 2017-05-19 22:35 | 音楽全般 | Trackback

It's Uptown__Grorge Benson

b0021712_23291013.jpg 先月末に茨城県で田植え+ゴルフを楽しんだのだが、風邪をこじらせてGWはほぼダウン。5月3日は死ぬ思いでBMWスタジアムに行き湘南ベルマーレの試合を観戦したが、それが更に症状を悪化させた。

 年齢を重ねると共に症状が重くなり、長期化する傾向にある。まずいなあ・・・と思っているが、どうする事もできん。

 さて皆さんご存知のように私は「エレキギター弾き」の端くれであるが、アマチュアとしてはそれなりの腕前だと勝手に思っている。しかし、悔しい事にJazzギターだけはどうしても上手く弾けない。

 大学2年の時からJazzギター演奏に挑戦しているのだから、40年近くの時間が経過しているにも関わらず弾けないのだ。練習量が圧倒的に足らん・・のが最大の問題である事は明らかだが、一方で他のジャンルの曲の習熟速度と比較するとJazz曲の習熟速度は著しく低いのである。

 どうも、練習量以外にも何か課題が横たわっているではないか?・・とは感じていたのだが、決定的な解決策が見い出せないまま40年が経過した訳だ。40年って長いですね。会社も定年退職になっちゃう長さですね。

 このような状況の中、幸運な事に平塚近傍に在住しているプロのジャズギタリストに接触する機会を得た。そこで千載一遇のチャンスとばかり、これまでの40年間の苦悩を包み隠さず件のプロギタリストにぶつけてみた。

 『まあー、そんなもんでしょうねえ』というのが彼の回答である。要は我流で練習戦略立案も無しにいくら練習したって100年やってもJazzギターは弾けない。天才は別だけど・・・という事であった。

 一般的に考えると身も蓋も無い回答であるが、実は私にとっては神の啓示のような回答だったのである。思わず目からウロコが落ちる思いであった。技術的な面においては、下記のポイントが私にとっては重要であった。

(1)コードを意識する
(2)3度、7度を意識する
(3)3度上を意識する
(4)ⅡーVを意識して、ⅤでウルトラCを出す
(5)指盤上の1度、3度の位置を意識する

 『今頃、そんな事を言ってるのか?』とベテラン・ジャズ演奏愛好家には呆れられそうだが、自分としては実に重要なのだ。楽器を演奏しない人には『なんのこっちゃ?』的な内容だが、興味がある人は知り合いのJazz演奏家にそれと無く聞いて欲しい。

 ・・・という事で、Jazzギターの秘伝のカケラを知ったような新たな気分でYouTubeのJazzギターレッスン動画を視聴すると、なんと講師の言っている事(視聴者に伝えたいポイント)が僅かながらわかるのである。なるほど・・・、ナルホド・・・、成程ねー。実に気分が良い。

 気分が良いので、レッスン動画でお勧めだったグラント・グリーンの動画を見たがちょっと好みと違うので、その亜流的なジョージ・ベンソンのオッサンの動画を視聴した。それが今回紹介するアルバムの動画であった。

 このアルバムは1966年に発表されたので50年以上も昔のアルバムである。しかし、ベンソンのオッサンは既に普通のジャズギターとは一線を画したパフォーマンスを披露している。正直変わったアルバムであるが、天才の心意気がそこはかとなく伝わってくる気がする。

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by crossovermiddle | 2017-05-10 23:02 | 音楽全般 | Trackback

E-mail: bzfallvalley@gmail.com


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