カテゴリ:音楽全般( 335 )

JailBreak__Thin Lizzy

b0021712_7405017.jpg 諸般の事情で記事のエントリーを疎かにしていたら、あっという間に1年半も経ってしまった。自分自身でもビックリである。『ビックリ・ポン』とは言わない。前回の記事が郷ひろみ氏のハリウッドスキャンダル関連で、人ごとのようだが2014年9月になっている。あれから色々な事があったなあ。長年勤務した会社はクビになるし、湘南ベルマーレはめでたくJ1に昇格したが今シーズンは降格しそうな様相を呈している。・・・とか何とか言いながら、実は現在は大阪にいるのである。とにかくも色々と忙しい1年半だったように思う。
 人生環境はダイナミックに変化したが、音楽生活は相変わらずである。最近はヤマハのサイレント・ガットギターなるものを購入してボサノバをシコシコやっている。『ベースを利用してモテル』という戦略が最近色褪せてきたので、次なる戦略として『ボサを利用してモテル』を構築した訳である。そして、その戦略を遂行するための最強のツールとしてのサイレント・ガッドギターなのだ。
 このギターは通常ギターのような共鳴部分が無いが音が出ない訳ではなく、通常のガットギターの1/10程度の音量はある。最大の特徴は、エレキギターのように専用のピックアップで弦の振動音を電気信号に変換することである。アコースティック・ギターを電子化する方法は沢山あるが、私のギターは天下の日本楽器の技術陣の拘りが凝縮された専用ピックアップにアドバンテージがある。ガットギター命の知り合いのオヤジ連中に弾いてもらったが極めて評価は高い。素晴らしい製品である。
 さて、今回紹介するのはガットギターとは全く関係なく、HR/HMの源流・・・として極めて評価の高いThin Lizzyのアルバム『脱獄』である。彼等のアルバムとしては、米ビルボード誌のTop20以内にチャートインした唯一のアルバムらしい。Thin Lizzyはとにかく評価が高い。アイリッシュであるというのも少しマニアックだし、ツインリードギターというのも差別化要因としてはなかなかだ。しかも、リズム隊が実にタイトで実直で男らしい。彼等の曲をコピー演奏するのは楽しいだろうなあ・・・と思う。・・・とは思うが、今風のおちゃらけ素人ライブでThin Lizzyを演奏して奥様、お嬢様に果たして評価されるであろーか?・・・という深遠な課題がどうしても横たわってしまうのだ。私の結論は『評価されない→モテナイ』である。30年前のおちゃらけ素人ライブだったら『モテタ』と思う。その30年間に音楽世界に一体何が起こってしまったのか?これから、これについての謎を皆さんと一緒に解明してゆきたいと思うのであーる。

 
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by crossovermiddle | 2016-03-30 08:09 | 音楽全般
b0021712_0304241.jpg 我が湘南ベルマーレが史上最速でJ1昇格圏に到達した。一方で、J1昇格の大本命と誰もが認めていたジュビロ磐田は予想外の大苦戦であり、遂にシーズン途中での監督解任となってしまった。しかも、更に驚いた事に新監督にOBの名波氏が決定した。今年の名波氏は色々と物議を醸す発言で少々評判悪いが、個人的には大好きなプレーヤだった訳だから是非とも頑張っていただきたい。しかし、10年前の2004年当時からは予想もできない状況である。J2 でどん底だった湘南。一方で、J1でファーストステージ準優勝の磐田。うーむ。10年は長い。
 10年といえば、本ブログも開始から丸10年が経過した。久しぶりに10年前の自分の記事を読んでみたが、嫌ーな記憶が数々よみがえってきた.2004年は人生最悪の2006年の次に悲惨な一年だった。うーむ。うーむ。あれから10年か・・・。早いものである。
 ・・・ということで、今回のテーマは大スター郷ひろみ氏が1978年に発表して中ヒットした名曲『ハリウッドスキャンダル』である。実に良い曲で、発表された当時は正直ビックリした。作詞は阿木燿子氏、作編曲が都倉俊一氏である。詞も素晴らしいが、やはりサウンドが素晴らしい。本当に都倉氏は天才だなあ・・とつくづく思う。実は、この年は同じ新御三家の野口五郎氏も『グットラック』という同じような雰囲気の曲を発表しているのだ。こちらは、作曲が私の大好きな筒美京平氏である。当時はこのようなゴージャスなムードの曲がブームだったのかな?しかし、そのあたりの事情は全く記憶には無いのである。
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by crossovermiddle | 2014-09-27 00:32 | 音楽全般

Seawind - Seawind

b0021712_6224521.jpg慢性的な熱中症で死にそうである。熱中症って呼び名は何だか前向きなイメージがあるが、甘く見ると死ぬこともある危険な状態だ。いつでも死ぬ覚悟はできているが(ウソ)、熱中症と水難と飛行機事故では死にたくない。さて今回のテーマは、70年代後半から80年代初めかけて活躍したハワイ出身のフュージョングループであるシーウインドのデビューアルバム。実はSeawindはバンド名をボンヤリと覚えている程度である。仕事でお付き合いのある某大手機械メーカの方から先日打診されたのであるが、「70年代フュージョンの鬼」を自認する私としては「余り知らんですなあ」とは言えないくらい重要バンドのようなので早速確認することにした次第である。70年代フュージョンとしては少々異質なサウンドだなあ・・・との印象をもった。ハワイというバックグラウンドのせいかも知れないが、とにかく開放的なサウンドだ。女性ボーカルがメインでフューチャーされているので、「こんな難しい事、お前らできるか!!」系フュージョンではなく、フュージョン系爽やかポップというカテゴリだろう。色々と調べてみたのだが、やはりシーウンドは音楽シーンにおいては非常に重要なバンドのようだ。切れの良いブラスセクションをこのようなサウンドに乗せるのは当時としては斬新だったのだろうなあ・・・・と思っていたら、トランペット担当のジェリー・ヘイというオッサンは現在は大御所ミュージシャンとして活躍しているらしい。なるほど。更に調べてみると、1978年に私の大好きなトミー・リピューマのプロディースによりアルバムを発表していることを知った。是非、これは聴いてみたい。
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by crossovermiddle | 2014-08-02 06:44 | 音楽全般
b0021712_113445.jpg 前回の記事に対して、「情報を速やかに開示するよーに」との要望があった。やはり、スケベな方達が沢山いらっしゃるのですね・・・。我が湘南ベルマーレが20勝1敗という圧倒的な数字でJ2リーグ前半戦を終了・・ということで気分が極めて良いので、、面倒臭いけれどそれらの要望に応えることにしたい。
 何故に、ライブでベーシストが女性にモテルらしい・・のか?結論から言うと「女性が異体験をするから」である。昨今の音響設備のコストパフォーマンス向上により、アマチュアレベルが利用するライブハウスでも相当に迫力のある音が体験できる。最新鋭の映画館の音響設備も同様である。映像が主体の映画と違い、音楽ライブは演奏が主体であるから、奥様、お嬢様達もそれなりに音に向き合う事になる。特に、ロック系の大音量型の演奏における音の迫力は本当に凄い。デジタルオーディオプレヤーでチマチマとロックを聴くのとは(それでも通勤電車ではシャカシャカとウルサイ)全く違う世界なのである。ヘビメタバンドの演奏中にPAスピーカの前に立つと、「音圧」をブンブンと感じることができる。正に、日常とは異なる体験なのだ。
 そして、その音圧ブンブンの主役が「ベース」なのでありますね。もう、本当に凄いですね。ボワーンとブビーンですね。「低周波は人類を救う」。一気に奥様、お嬢様達は陶酔の世界に誘われてしまうのである。オッサンバンドが舞台に登場してライブ司会者がバンド紹介をしている時点から演奏終了までの、奥様、お嬢様達の心理的な変化のプロセス例を下記に列記したい。

(1)バンド紹介時 → 「何なの、あのおじさん達。ダサーイ。演歌でもやるのかしらネ?オホホホホホ・・・」
(2)1曲目演奏開始 → 「!!!!!!!」
(3)2~3曲目演奏中 → 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ポカーン)」
(4)4曲目演奏中 → 「・・・・素敵ねえ・・・・・・」
(5) エンディング  → 「・・・・あの左側の方、どなたかしら?(ベースシストは向かって左配置が多い)」

・・・とこんな感じですね。アマチュアの企画ライブでは、「どんな演奏なのかさっぱりわからん」状態で、「お付き合い」的に来場する聴衆も多いから、ビックリ度合いも格別なのだ。奥様、お嬢様達が音圧に慣れていないトップバッターで演奏できるとより効果的である。
 「よーし。君の言いたいことは、良ーくわかった。直ぐにギターからベースに転向する。ハアハア・・・・」と諸先輩方は思わず身を乗り出すだろうが、別にギターだってモテますぜ。ベースだって十分モテるから、何もギターに固執する必要はなく、それよりもさっさとバンド組んだり、参加したりして活動を開始した方が良いですぜ・・・と言う事である。
 どうしてもギタリストインフレを解消出来ないのならば、今回御紹介するBlack Oak Arkansas のようにギタリスト3人で勝負を賭ける・・・という手もある。彼らのライブ映像を見ると良くわかるが、やり方次第ではギタリスト3人もなかなか格好良い。
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by crossovermiddle | 2014-07-12 12:05 | 音楽全般
b0021712_1142070.jpg 我が湘南ベルマーレは現時点で18勝1敗という驚異的な成績でJ2リーグの首位を爆走中である。先週は、仲良くJ1 から降格した宿敵ジュビロ磐田のホームに乗り込んで、日本代表戦よりも遙かにエキサイティングな試合を展開して勝利した。2位のジュビロとは既に勝ち点差17という圧倒的に有利な状況であり、このままのペースを維持できれば優勝→J1再昇格はほぼ間違いない。現在開催中のブラジルW杯で日本代表が活躍して、湘南地方にも『にわかサッカーフアンが増殖』して、平塚BMWスタジアムにも奥様、お嬢様系のサポータが激増する・・・フフフフフフ・・・・・と目論んでいたのだが、代表の方はとんでもないことになってしまった。現代表には思い入れは無いので、適当に活躍して「にわかサッカーフアンの増殖」に貢献してくれればOK・・と思っていたのに、「アンチサッカーファンの増殖」に貢献してくれる有様である。あいつら何やってんだ?日本経済にも多大な影響がでるのだから、国家的な威信を賭けて死ぬ気でやってもらわないと困るんだが・・・。・・・とにかく、周囲の「脱サッカー感」は相当なものである。今では誰もサッカーの話をしない。日本人というのは、実に興味深い国民である。
 さて、サッカー愛好家向けブログではないので本題の音楽の話題に移るとする。過去に、「バンドやりたい初心者音楽オヤジはベースかドラムズをやれ」・・・的な話題を紹介した。その後、色々な場面でこのテーマで議論する機会があったのだが、当該オヤジ連中の意見を集約すると下記になる。
(1) ベースは地味で女の子にモテそうもないからヤダ。
(2) ドラムスは結構格好良いからやりたいが、家で音が出せないからヤダ。
うーむ。なるほど。言いたいことはわかる。しかし、最近上記(1)については新たな事実が経験的に導きだされたことを本ブログで報告したい。
 「どうやら、バンド演奏ではベーシストは女の子にモテるらしい・・」というのがその新事実である。「ウソだね」との声が聞こえてきそうだが、最近はほぼ確信に近い状況になっている。・・・ということで、私自身も非常に真面目に練習に取り組むモチベーションになっているのだ。「よし。詳細を聞かせてくれたまえ。ハアハア・・・・」と身を乗り出した諸先輩方には申し訳ないのだが、これ以上書くのが面倒臭くなったのでまたいつか・・・。
 さて、今回紹介するのは1978年に発表された24th Street Bandのファーストアルバムである。アルバムタイトルはバンド名と同じ。とにかく、当時の若手有望ミュージシャン(現在は超ビックネーム)4名が織りなすサウンドは画期的だった。A面1曲目の「Shoppin' 'round Again」は有名曲である。ジャズ/フュージョン系のスタジオミュージシャンバンドであるが、優れた演奏+ボーカルが特徴である。当時、大人気だったTOTOのフュージョン版と言えばわかりやすいだろう。1970年代は、この手のサウンドでも注目されるという実に幸せな時代だった。
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by crossovermiddle | 2014-06-28 12:18 | 音楽全般

Saturday in the park_Chicago

b0021712_11183743.jpg 本ブログで『私にとって世界最高のバンド・・・』であるとしつこく言い続けているシカゴの代表的な名曲『サタディ・イン・ザ・パーク』が今回のテーマ。1972年に発表されて大ヒットしたアルバム『ChicagoⅤ』のB面2曲目に収録されている。全く曲調の違うB面1曲目とのコントラストが素晴らしい。作者のロバート・ラムの印象的なアコースティックピアノのリフから始まるファンキーかつハートフルな曲である。当時の米国ビルボード誌では全米3位であったが(アルバムは全米1位)、日本ではこの曲と『長い夜』のヒットでシカゴは良く知られるバンドとなったわけである。私と同世代の音楽オヤジでこの曲を知らないオヤジはこの世には存在しない・・と断言できるくらいな曲である。
 それまで『過激なブラス・ロック・バンド』と位置づけられていたシカゴだが、この曲のPopな面を評価され、米国を代表するロックバンドとして大成功してゆく転換点となった曲と思っている。良い意味でも、悪い意味でもシカゴにとっては節目の1曲なのだが、実はポイントは作者のロバート・ラムではなくてベースのピート・セトラなのである。あくまでも推測であるが、ピーターはボビーが作曲したこの曲を非常に気に入ったのではないか?と思う。なぜなら、彼のベースラインが『珍しく歌っている』からである。私にとっては、ピーターはボーカリストではなくて、世界最高のベーシストの一人であるが、この曲のベースラインは本当に素晴らしい。シカゴの曲の中で彼は数々の恐るべきベースラインを披露しているが、ほとんどがマイナーなアルバム収録曲なので、彼のベースの凄さは余り知られていない。そうこうしているうちに、『ボーカリスト』として脚光を浴びてしまって、ますますベーシストとしての凄さが語られる事がなくなっているように思う。また推測であるが、ピーターは余りベースを単純に弾くのが好きではないのではないだろうか?したがって、自分の好みじゃない曲になると、ひねくれたような単純ベースを弾く。初期はボビーの曲がシングルカットされることが多かったので、どうも彼のベースラインは印象に残らない。目立ちたがりの天才ベーシスト・なのだろうなあ。
 彼のベースラインの特徴は、とにかく『鬱陶しいくらい歌う』事である。またまた推測であるが、多分彼はギターが相当に上手い。しかも、天才的な作曲能力と歌唱力を備えている。こういうタイプのベーシストはこんなベースを弾く傾向が強い。代表的なのは先日の来日公演で腸捻転で酷い目にあったポール・マッカートニーオヤジであろう。
 ベースというのはこのベース・ラインが差別化要因あり、醍醐味であり、快感なのだ。派手なスラップも素晴らしいが、たった1音でサウンド全体を支配する事のできるベースはなかなか奥の深い楽器である。
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by crossovermiddle | 2014-05-31 20:23 | 音楽全般

Desafinado__Coleman Hawkins

b0021712_21584137.jpg 皆さんご存じように、我が湘南ベルマーレが開幕から破竹の10連勝というJリーグ新記録を記録した。10試合で勝ち点30で、得失点差が27とかいう凄いことになっている。感無量である。J2に舞台が移ったとはいえ、ここまで無双するとは思ってもいなかった。しかも、ラッキー勝利などは1試合もなく、全て完勝である。サッカー業界では湘南のサッカースタイルはすこぶる評判が良い。『超攻撃的で面白い』のである。しかし、これだけチームが頑張っているのに観客は1万人を超えない。湘南地区の住民はもう少し地元のプロスポーツチームに敬意を払うべきだろう・・・と思う。既にぶっちぎりで優勝/J1再昇格は間違いなし・・との下馬評も出始めているが、湘南サポータは実に慎重に状況を見極めているのだ。ともかく、今年は春先から実にワクワクしているのである。
 しかし、良いことばかりではない。知人が病気になったり、仕事が次々と難局に直面したり・・と色々とつらいことも多く、人生は一筋縄では行かないなあ・・と痛感するこの頃である。
 このような時には、間違いなくボサノバが良い。今回は、ボサノバの超名曲『Desafinado』をアルバムタイトルに据えたJazzSaxのコールマンホーキンスの一枚である。タイトル曲のDesafinadoはA面の最初に収録されている。この曲はクルクルパーみたいなコード進行であるが、そのクルクルパーぶりがボサノバらしくて実に良い。この曲を色っぽいオネーサンに歌って貰って、そのバックでギターを弾くのが夢である。
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by crossovermiddle | 2014-04-30 21:57 | 音楽全般

時間よ止まれ__矢沢永吉

b0021712_2211894.jpg 我が湘南ベルマーレが開幕5連勝でダントツの首位をひた走っている。実に気持ちがよい。J2→J1昇格の下馬評では◎の大本命とのこと・・・。これほど高評価でシーズンを迎えたことは記憶がない。やはり、サッカーはぶれない方針がしっかりしていれば、苦しい選手のやりくりでも立派なパフォーマンスを実現することができるのだ。だから、サッカーは野球より面白い。
 気分が良すぎる本日は、実は世の中は年度末である。明日からは新年度、新学期、消費税8%アップ・・と色々盛りだくさんだ。このような時は、やはり歌謡曲である。矢沢永吉大先生の『時間よ止まれ』を紹介したい。『お前が矢沢永吉を語るとは思わなかった』という声が聞こえてきそうだが、実は私は彼を極めて高く評価しているのである。彼が最初にメジャーになった時に所属していた伝説のロックグループであるキャロルの曲もほとんどが彼の作であるが、特に初期の頃の曲は本当に素晴らしい。
 『時間よ止まれ』は、1978年に資生堂の非常に暑苦しく、印象深いテレビCMに採用されて大ヒットした曲である。コード進行等を考えると、やはりヤザワは天才なのだとつくづく思う。
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by crossovermiddle | 2014-03-31 22:22 | 音楽全般

Smokin’__Boston

b0021712_12582567.jpg ソチ冬季五輪が佳境だが、ともかく真央ちゃんが金メダルをとれるかどうか・・・、オジサンはそれだけが心配である。さて以前に、DTM(デスク・トップ・ミュージック)に関するこんな記事を書いて、『最近の技術の進歩にはついて行けん・・』と嘆いたのだが、その後色々と有識者との意見交換等があって、再度チャレンジしよう・・・ということになったのだ。どうやら、最近はDTMとは言わずにDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)と言うらしい。余り良くわからないが、ひとまず有識者連中のサジェスションと、我が家の財政事情と、私のいい加減な性格等を考慮して、独Steinberg社製の『CuBase7.5』というソフトウエアと、同社の『UR22』と言うデジタル・オーディオ・インターフェースをAmazon.comで購入した。納期短縮に社運をかけるAmazon.comが頑張って先週の金曜日に配達してくれたので、大雪で外に出ようがない・・という状況もあって、昨日の土曜日の午後から環境インストール等を含めて色々と触ってみた。前回の記事にもあるように、技術の進歩に取り残されたことによって、すっかり自信を喪失していたので、『音が出るまでに1週間くらいかかるだろうなあ・・』と覚悟を決めていたのだが、実はあっという間にそこそこの楽曲音源は制作できてしまったのである。試しに制作した音源がこれである。先日の会社のライブでも演奏した大好きなMr.Childenの『星になれたら』をMIDIベースで制作してみたのだが、ソフトウエアの操作が直感的で1時間程度で制作出来てしまったのだ。一体、これまでの苦労は何だったのだ!!以前に利用していたのは、ローランド社のMusicCreator5というDTMソフトなのだが、どうもこのソフトウエアは私の感性に合わなかったのかも知れない。まあ、5,000円程度のソフトだから、『優れたユーザインターフェース』なんか考慮していなかったのだろう。今回、必ずしも私の脳味噌が劣化した事だけが苦戦の理由ではなかったことがわかって一安心である。
 さて前述の参考制作音源であるが、MIDIデータを利用してDAWの基本機能に従って適当にチャチャっと制作したものなので、イフェクト処理やらリミックスやら難しそうな作業は全くおこなっていない。したがって、高級ピコピコのコンピュータミュージックみたいなレベルではあるが、DAWに実装されていたドラムス用のMIDI音源の品質は、私が以前に利用していたローランドの外部ハードウエアMIDI音源と比較すると格段にレベルが高い。これだけでも、大感激である。いやー、技術の進歩は素晴らしい。
 それともう一つ決定的なポイントが、『ベース音のみがMIDI音源ではなくて、オーディオ音源である』という事である。つまり、私が実際にベースギターを演奏して、前述のデジタル・オーディオ・インターフェースにベース生音を入力してDAWのオーディオ・トラックに挿入する・・という作業により制作されているのであーる。実は、今までこの作業ができなかったのだ。ところが、今回のCubase7.5ではあっさりと出来てしまった。うーむ。やはり、高いソフトウエアはたいしたものである。一般的に、MIDI音源ではラッパ系とEギター系の再現が難しいのだが、実はベースも意外と難しい。今回、ベース音を生音で対応したので、それだけでもコンピュータ音臭さは大幅に少なくなっている。従って、各パートを生楽器に順番に置き換えて行けば、それなりに人間味豊かなサウンドが手に入ると言うわけである。これは、実に素晴らしい。うーむ。購入の価値は十分あったと言えるだろう。
 さて、非常に気分が良い今回紹介するのは、いずれDAWで制作してみたいなあ・・と思っている大好きなボストンの『スモーキン』である。1976年に超大ヒットしたデビューアルバムからシングルカットされて、これまた超大ヒットした『モアー・ザン・フィーリン』のB面の曲だ。Bostonのトム・シュルツは当時の低レベルなテクノロジーで、このアルバムを制作したのだから本当に凄い。もし、当時の彼の手元にCubase7.5があったとしたら、どんな優れた音楽を生み出したことだろう。

 
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by crossovermiddle | 2014-02-16 14:02 | 音楽全般

Black Sabbath__Black Sabbath

b0021712_8163090.jpg 昨年2013年は人前で楽曲を演奏する機会が多く、音響関係について色々と貴重な経験を積むことができた。音響といっても要はPAの利用についての経験である。この説明サイトにもあるようにPAとは『演奏した音を聴衆に届けるためのシステム』である。まあ、ほとんどの人が『そんなの知ってるぜ』と言うだろうが、実は意外に皆さん実態を知らない。私も自分自身でライブを経験するまでは、実はわかったような気になっていただけで余り知らなかったのだ。
 ライブ未経験の若者だった時は、プロのミュージシャンのライブステージの左右に置いてある巨大なPAスピーカ群は、プロ仕様の超大型ギターアンプ・・だとずーっと思っていた。『さすが、プロはスゲーなあ。金あるなあ・・。あんなデカイギターアンプでいつかは演奏したいものだあ』と考えつつ、1万8千円のYAMAHAの小型ギターアンプに通販で購入したEギターをつないでボソボソやっていたのだ。しかし、ご存じのようにあれは大型のギターアンプではなく、超大出力のスピーカである。ステージ上で演奏されている各楽器の音を収集して、ミキサーで混ぜて、多少音を加工して、その信号をこれまた強力なアンプで電力増幅して、スピーカに入力して会場に巨大な音を響かせているのである。『ふーん。そうなの?要は大出力オーディオシステムって事ね?』・・その通りである。これについては、理解に関して何ら問題ないだろう。ライブハウスのスタッフに宜しくお願いしまーす・・と言って、後はひたすら演奏すれば良いのだ。しかし、ここでEギターとEベースギターという楽器において、以前にも紹介した『コンソール問題』が発覚するのである。この2種類の楽器は本当に色々と面倒臭いのだ。
 まずはEギターについて。前述のPAの機能プロセスの説明において、『ステージ上で演奏されている各楽器の音を収集して・・』というプロセスがあるが、Eギターにおいてはここで『ギターアンプ』という特殊なコンポーネントが登場するのだ。そして、このギターアンプの性能がサウンドに大きく影響を与えるようになったのが、いわゆる『ハードロック』の世界である。疲れたので、詳細は次回。
 それで今回はせっかくだから、『ハードロック』の代名詞バンドとも言えるブラックサバスが,1970年に発表したデビューアルバムを紹介する。後の様々なハードロックバンド(特にヘビーメタル系)に多大な影響を与えた偉大なバンドであるが、このアルバムを聴くと確かにその要素がタップリ詰まっている。同時代に活躍したパープル、ストーンズ、クリムゾン等々に似たサウンドが随所で顔を出すのが非常に興味深い。このようなサウンドをベースにしたライブコンサートを成功させるためには、本当にPAの活用がキモになるのである。

 
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by crossovermiddle | 2014-01-19 09:06 | 音楽全般

E-mail: bzfallvalley@gmail.com


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