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All of me__高中正義

All of me__高中正義_b0021712_20583332.jpg 大阪出張も半月強が過ぎたが、だんだん嫌気がさしてきた。とにもかくにも、この町は騒々しい所だと痛感する。元気があるのは良いのだが、とにかく全ての音がでかい。特に関東との差を感じるのが、駅や電車内でのアナウンスである。多分、人間達が騒々しいから公共アナウンスもそれに負けじと騒々しくなるのだろう。本当に騒々しいのだ。あと、やたら自転車が多い。しかも、信号無視が非常に多い。飲み屋の呼び込みが多い。駅出口のティッシュ配りが多い。女の子の顔がおかしい。回転寿司が少ない。・・・とまあ、疲れるのだ。とはいえ、東京に帰るのも面倒くさいので、日々ダラダラと過ごしているわけである。体調も相変わらず悪い。なんだか、退廃的な状況だなあ。
 こういう時には爽やかなフュージョンが良い。ということで、人気ギタリスト 高中正義氏のベストアルバムである。購入は1980年。大学の軽音楽部の連中が演奏していた『Ready to fly』に感動して、ベストアルバムを購入した。またまたギターの話で恐縮だが、彼はYAMAHAの旗艦ギターであるSGシリーズの販促に多大な貢献をしたミュージシャンの一人である。私はカシオペアの野呂氏の影響でこのギターを手に入れたのだが、高中氏の演奏に触発されてSGを購入した若者もわんさかいるらしい。このギターはやたら重量があるのだが、その分音が太くてサスティーン(音が伸びること)が強力であり、彼のラテンテイストの楽曲に良くフィットするのだろう。
 彼は当然ギターが非常に上手いのだが、クリエータとしての才能は更にすばらしい。彼の曲は非常にわかりやすくて心地良いメロディーなのだが、実際にギターで演奏すると相当大変である。私は彼の『Blue lagoon』『渚モデラート』の2曲を完全コピーしたことがあるのだが、これは中々大変な作業だった。ギターを弾かない人には説明が難しいのだが、とにかく弾きにくいんだよね・・彼のフレーズは。とはいえ、そういうテクニカルなややこしさは全く感じさせないように緻密に作り上げられた爽やかな曲調が彼のクリエータとしての凄さであると言える。代表曲である『Ready to fly』はもはやフュージョンのクラッシックと言える曲だが、いずれは完全コピーをしなければなるまい(嫌だなあ)。ちなみに、このyou tubeでの彼の演奏は非常に素晴らしい(お姉さんも素晴らしい)。
by crossovermiddle | 2008-04-17 21:10 | 音楽全般

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