Breezin__George Benson

b0021712_18241129.jpg 夏もそろそろ終わろうとしているが、私の仕事は熱さと量を増すばかりである。訳がわからん。このままだと本当に死ぬ。・・・と言いながらも、本日と明日はしっかりと週休2日なのだから、真の緊迫感は微塵もないのである。我ながらグータラだとつくづく思う。この年になると、『自由と時間』が『金とキャリアアップ』よりも重要なのだ。楽をしたい。無理か・・・。
 ・・と言うことで、楽になりたい願望をなだめながら過ごした午後にうってつけの一枚。ジョージ・ベンソンオヤジの超大ヒットアルバム『ブリージン』である。購入は1978年。ジョージ・ベンソンという希代の超天才ジャズギタリストがトチ狂った節目の(個人的感想)アルバムである。プロデュースは私の好きなトミー・リピューマ。全編、心地よいサウンドが満載だ。所謂、スムースジャズの先駆けとなったアルバムと言えるだろう。
 ジョージ・ベンソンはこのアルバムでレオン・ラッセルのマスカレードをカバーしているが、(多分)軽いノリで自らのボーカルを絡めた。特に、中盤のスキャットとソロギターとのユニゾンは壮絶である。そのように、まあお遊びで済めば良かったのだが、なにせこのアルバムが超・・・・超大ヒットになってしまい、何をトチ狂ったのか『私はボーカリストとしても生きるんだもんね』となってしまったのだ。超天才で類い希なるテクニックを持ち、極めて存在感のあるトーンでビバップ・ジャズギターをガリガリ弾いていたマイ・フェバリット・ギタリストが『俺、今日からボーカルやんから・・』となってしまったファンの心情を察していただきたい。
 そのような重い運命を背負った一枚であるが、とにもかくにも素晴らしい内容である。スムーズジャズの愛好家は当然一家に一枚所有が責務であろう。 
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by crossovermiddle | 2006-09-09 18:40 | 音楽全般

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