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Thick As a Brick__Jethro Tull

Thick As a Brick__Jethro Tull_b0021712_21105764.jpg 衆議院議員選挙は与党が大勝し、我が湘南ベルマーレもJ1リーグへの昇格・J2リーグ優勝が決定し実にメデタイ。とはいえ、今節のホーム岡山戦の観戦は前節の10倍きつかった。選手の動きが見えなくなるくらいの豪雨がアホみたいに降りまくる中で、9,000人近くのサポータが優勝決定を見守ったのである。晩秋における雨の湘南BMWスタジアムは地獄だ。でも、赤ちゃんを連れた熱心なサポータも散見された。いやはや、ご苦労様としか言いようがない。

 毎週のように台風に翻弄される日本列島であるが、昨日の土曜日は阿佐ヶ谷ジャズストリートというイベントが開催された。昨年は家から歩いて行けたが、今年は往復3時間以上も列車に乗って見学を敢行した。結構疲れた。

 知人数人がイベントに参加するので、表敬的な見学だったのだが、このイベントはなかなかお買い得である。色々なエリアで繰り広げられるアマチュアのジャズ演奏は基本は無料である。その割にはレベルが高い。実に勉強になるのだ。

 とにかく、それぞれのバンドはアマチュアのくせに結構上手なのだ。舞台裏の話を聞くとソロ楽器奏者はプロもしくはセミプロみたいな人も参加しているようだが、管楽器の演奏クオリティが高い。ギター系はそれほどではない。関係者には早稲田ジャズ研究会のOBの方が多い。地域の特性なのだろう。

 やはり、中央線沿線はこういう面白い文化があって良いですね。平塚はスケベ文化とギャンブル文化が幅を効かせている地域なので随分雰囲気が異なる。でも、平塚には湘南ベルマーレがある。平塚市民はスケベ文化とギャンブル文化を相殺できる湘南ベルマーレにもう少し敬意を払うべきなのだ。

 サッカー観戦疲れで支離滅裂な内容になってきたが、今回のテーマは相変わらずブリティッシュ・ロック関係である。

 孤高の訳わからない系ロック・バンドのジェスロ・タルが1972年に発表したヒットアルバム「ジェラルドの汚れ無き世界(Thick As a Brick)」が今回のテーマ。ジェスロ・タルは非常に重要なプログレッシブ・ロック・バンドであることには異論はない。しかし、ほとんど名前しか知らんのだ。1970年プログレッシブ・ロックの鬼なのにね。

 1970年代プログレッシブ・ロック・バンドのサウンドはユニーク・・と言うかヘンテコリンなのが多いが、ジェスロ・タルもご多分に漏れずロックという観点から考えると相当に特異なサウンドだ。

 まず、フルートが出てくるというのに度肝を抜かれる。しかも、アクセントではなくてメイン楽器がフルートなのだ。ヨーデルを多用するフォーカスよりはマシだが、フルートがメインって・・・ちょっと違和感が強すぎる。フルートはロックじゃなくて、ジャズ、ボサノバ、クラシックで活躍すべきである。

 さてジェスロ・タルである。フルートがメインである。奏者のイアン・アンダーソンは片足を上げながらフルートを吹いたりする。凄いですね。「狂気のフラミンゴ」と呼ばれる事もあったそうだ。なんじゃ、これは・・。

 日本では一般的な知名度は低いが、熱狂的なファンは存在しているらしい。ただ、正直言ってどこが良いのかさっぱりわからん。


 

by crossovermiddle | 2017-10-29 21:46 | 音楽全般

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