2017年 07月 31日
Aerosmith__Aerosmith
エアロスミスは私の音楽人生において接点がほとんど無いバンドの一つである。アメリカを代表する大バンドであり、デビュー年(1973年)を考慮しても、何らかの関わりがあっても良さそうなものなのだが全く聴いた記憶がない。
メインボーカルのスティーブン・タイラーオヤジの口がデカすぎてビジュアルが生理的に合わなかった事もあるが、それにしてもこれだけの大バンドを聴いた事が無いと言うのはちょっとマズイ・・・と考えた。・・・という事でデビューアルバムである本アルバムをじっくりと聴いてみたのである。
1曲目から何だか迫力が無いなあ。デビューアルバムだからかな?ふーん。予想外のサウンドが出てきたので、事情をネットで色々と調査してみた。
種々の情報によると、どうやらデビューアルバムは最初は評価されなかったようだ。理由は下記の通り。
・当時はローカルバンドに過ぎなかったエアロスミスはレコード会社のプロモーションを得られなかった
・録音がショボかった
つまり、余り期待されていなかったという事のようだ。しかし、各種情報によるとA面3曲目「Dream On」を無理矢理シングルカットしたら、意外に地元エリアで受けて、それから徐々に事が良い方向に転がって行ったらしい。なるほど。そうですか。・・・という事で、件のDream Onをじっくりと聴いてみた。
うーん。そんなに良い曲かね?作者はボーカルのタイラーオヤジのようだ。当時は、このようなコード進行のロックが流行っていたような記憶がある。何となく、この曲のコンセプトはGFRに似ているなあ。しかし、A面4曲目はまたガラっと曲調が変わるのだ。どうも、このバンドの本質はこっちのような気がする。ストーンズにも似てるな。
・・・という事で、本アルバムを含めて3枚目まで聴いて得られた結論は、自分の好みとはちょっと違うサウンドである・・という事である。なるほど、接点が無いのもうなずける。多分、初期の段階で食わず嫌いになったのであろう。その後に大バンドになってゆく彼等を全く無視していたわけだ。食わず嫌いとは困ったものである。
by crossovermiddle
| 2017-07-31 22:06
| 音楽全般