Beatles For Sale__The Beatles

b0021712_21182800.jpg ビートルズが1964年の年の瀬に発表した4枚目のアルバム「Beatles For Sale」は不思議なアルバムだ。前作の「A Hard Day's Night」が全曲オリジナルでビートルズの楽曲制作能力を大いに示したのに、本アルバムは14曲中6曲がカバーである。1曲くらいのカバーならわかるが、6曲ってどういう事なんでしょうね?当時のビートルズは「偉大なアーティスト」ではなくて、映画、レコードセールス、コンサートで金を生み出すマシーンのような扱いだったので無理やり(カバー的な)アルバムを作らされたのかしらん?と勘ぐってしまう。ジャケット写真のメンバーの顔つきも何となく疲れているような気がしてならない。
 ともかくどのような制作経緯があったのかはわからんが、個人的には好きな曲が沢山収められているアルバムだ。全体的にポール色が弱いが、彼が書いた「I'll follow the sun」は実に素晴らしい曲である。大学生の時に初めて聴いてスゲー曲だなあ・・と感動した。ビートルズってスゲーなあ・・・と思ったが、まあポールがスゲーのである。この曲を聴くと、ポールの才能はともかくスゲー・・と思う。A面1曲目の「No reply」も素晴らしい。これも、実質的にポールが書いたんだろうと思っていたのだがジョンの曲らしい。ジョンの才能は良くわからんなあ・・。フェード・インと言う奇妙な方式で始まる「Eight days a week」も素晴らしい曲である。これも、ポールが書いたんだろうと思っていたら、どうやらこれもメインはジョンらしい。うーん。このグループは良く分らんなあ・・。
 ものの本によると、ビートルズはアメリカのカントリー、ロカベリー、フォークみたいのを自分たちで再構築している例が多いらしいが、このアルバムではそれが顕著である。ボブディランの曲のコンセプトも結構パクッているらしいが、私はディランを全く知らんので、どこにどのようにパクられているのか?がさっぱりわからない。とにかく、このグループはアイディア豊富で感性の間口が広かったのでしょうなあ…。このアルバムに収められているカバー曲の中では「Mr.moonlight」が大好きである。この曲もポールが書いたのだろうと思っていたら、ジョンでもなくてカバー曲だと知ってびっくりした。ビートルズは奥が深い。


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by crossovermiddle | 2017-07-01 02:12 | 音楽全般

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