2016年 10月 15日
Thrust__Herbie Hancok
そろそろFusionをテーマにしようと思う。以前にも同様の事を宣言したが、今回は私のバンド活動の演目バリエーションに強力にfusionを据えていこう・・・という事である。
ここ数年はボサノバ、歌謡曲、ポップスが演目の中心だったが、ここにきてJazz、fusion系の人脈が充実してきた・・・というのがその理由だ。「本業回帰」である。本業回帰ならば担当演奏楽器はいよいよEGですね。奥さん・・・と言いたいところだが、実は全く自信がない。
指が以前のように動かない・・アルよ。悲しいなあ・・。そこで、Fusionがテーマとなったとしても、ベースに注力することにした。しかし、ここで明確に主張しておくが、別に「ギターがダメだからベースにする」訳ではないのだ。
読者諸兄にはこのポイントをしっかりと理解してもらわなくては困るのだ。・・・何をムキになっているのか?我ながら良くわからんが、ともかくベースである。
今回紹介するのは、新たに構築したFusion人脈系の若手ドラマーの推薦曲が収録されている一枚。ハービー・ハンコックの「Thrust」である。録音は1974年だが、以前に紹介したこのアルバムと音の作りが実に良く似ている。
当時はこの手のサウンドがお洒落だったんですねー。ウルトラ・アコースティック・ジャズピアニストだったハービーが、マイルスオヤジに洗脳(?)されて電子化サウンドを追及した実験的な試みだったと思うが、予想外に世の中で受け入れられた訳だ。
現在ではこんなタイプのサウンドは受け入れられるんですかね?良くわからんですけど・・。
私的なポイントはベースのポール・ジャクソンオヤジのベースラインでありますね。当時はポールは兄ちゃんだったけど、こんなクルクルパーみたいなベースラインを弾いていたんですなあ。
クルクルパー的なベースラインだとは思うが、実は非常に好きなのである。逆立ちしてもこのグルーブ感は真似できないとは思うが、真似したい。ライブで受けるかな?まあ、受けないだろうなあ…。ともかく、40年も時を経て、久しぶりにこんなのもやってみたいな・・・とは思わせるサウンドである。でも、多分やらないだろうな。
by crossovermiddle
| 2016-10-15 01:10
| 音楽全般