2004年 09月 29日
続サラリーマンは気楽な稼業でもない
今月は残り1日である。依然、売り上げが未達しそうである。これは困った。なんとしても数字をでっち上げなければならない。残り1日は、泣き落とし戦略で売り上げを確保することに全精力を注ぎ込む。勝負はあと1日である。補足説明をすると、私はゴムひもや英会話教材を訪問販売している訳ではないので、最後のあがきは「お客様の調達担当者を拝み倒して製品在庫を押し込む」ことに他ならない。この作業はメーカ系の営業マンなら誰でも経験する月末、期末、年度末の定例行事である。営業マンの日頃の活動の真価が問われる局面である。私のお客様は大手優良企業が大半なので、袖の下のようなイリーガルな営業手法は全く通用しない。まさに、営業としての人間力を訴求するしかないのである。・・と偉そうに言っても、結局は「泣き落としの土下座」に近い。しかし、これは営業の醍醐味の一つであり、脳味噌をフルに活用した知的な交渉ゲームなのだ。これがうまくはまって、売り上げが確保できた時の快感は格別である。ともかく、明日の活動が全てである。気分良く日曜日の接待ゴルフを実施するためにも最後まであきらめるわけには行かないのだ。
by crossovermiddle
| 2004-09-29 14:51
| 人生