Base Metals___鳴瀬喜博

b0021712_219391.jpg ビジネスの営業現場では、3月は年度末の最後の戦いが展開されている。このところ、売り上げ確保に日本中を駆け巡っていてデジタル化が全然できない。花の金曜日ということで久しぶりに作業をおこなった。
 今回のアルバムは日本を代表するチョッパーベーシストである「ナルチョ」こと鳴瀬喜博氏の3枚目の作品である。彼は百戦練磨のミュージシャンであるが、当時はセッションマンとして有名だった。現在はどういうわけだか御大カシオペアのベーシストに納まっている。私は80年代に彼のライブを何度か見ているが、この人はレコードよりはライブの方が遙かに魅力がある。当時は、「鳴瀬喜博とケイオス」「鳴瀬喜博と全国制覇」「鳴瀬喜博とうるさくてごめんねバンド」などと言うふざけたバンド名で活動していた。しかも、バンド名が頻繁に変わるのだ。実に面白いベーシストである。ライブは彼の独演会であり、漫談の合間に演奏があるような感じで、最後は超ノリノリ状態になりヘトヘトに疲れるのだ。
 ・・とまあ、ライブは実に魅力的なのだが、レコードとなるとどうも魅力に欠けるのだ。この人は演奏者としては日本屈指だが、サウンドクリエータとしては少々難があるのではないだろうか?曲がどれもこれも面白くないのだ。ナルチョは基本的に自己顕示欲が旺盛なので、リードを取らないと気が済まないようなのだが、ベースがリードをとるとつまらないのだ。例えば、本アルバムのA面3曲目はトリプルベース(桜井+清水+ナルチョ)を擁する何とも恐ろしい曲で、桜井氏と清水氏のバッキングベースに乗せてナルチョがベースをベチベチ弾くのだ。こりゃ、少々やり過ぎだろうなあ。しかも、トリプルベースの割には余り面白くない。やはり、この人はライブで超絶チョッパーベースの演奏を堪能する方がベターである。
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by crossovermiddle | 2005-03-18 21:37 | 音楽全般

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