2005年 03月 01日
ヴィレッジ・イン・バブルス__渡辺香津美
日本を代表するジャズギタリストである渡辺香津美の1978年のアルバム。購入も1978年である。当時、彼は25歳でまさに飛ぶ鳥を落とす勢いのスーパーギタリストであった。私が初めてライブを見た一流ミュージシャンは彼であり、個人的には彼には大変思い入れがある。ところが、彼のアルバムが全然見あたらないのだ。少なくとも、5枚はあると思っていたのだが、不思議なことにこのアルバム一枚しかないである。集団窃盗団でもいるのではないか?
さて、肝心の本アルバムであるが、1978年当時の真性「フュージョン」である。なんだか、ゴチャゴチャとしていて、いわゆる「フュージョン」状態なのだ。特に、ジャズ系のミュージシャンが制作したアルバムは、なまじ音楽的なノウハウや技術が一杯あるものだから大抵がこんな感じになる。一方で、ロック系、ポップス系のミュージシャンが制作したアルバムはだいぶシンプルだ。どっちが良いかは好みだが・・。ともかく、ジャズ系ミュージシャンの制作したアルバムの曲は、めったやたらとコードチェンジが多い。加えて、ラッパ群が派手である。ラッパ=JAZZなので、どうしても過激になっているのだ。本アルバムでの渡辺氏のギターは比較的押さえ気味で、全体のアンサンブルに勝負を賭けている感じがするが、この点がギターフリークには少々モノ足らないところだ。日本一ギターが上手いのだから、もう少しバリバリ弾いてもらいたいものである。
さて、肝心の本アルバムであるが、1978年当時の真性「フュージョン」である。なんだか、ゴチャゴチャとしていて、いわゆる「フュージョン」状態なのだ。特に、ジャズ系のミュージシャンが制作したアルバムは、なまじ音楽的なノウハウや技術が一杯あるものだから大抵がこんな感じになる。一方で、ロック系、ポップス系のミュージシャンが制作したアルバムはだいぶシンプルだ。どっちが良いかは好みだが・・。ともかく、ジャズ系ミュージシャンの制作したアルバムの曲は、めったやたらとコードチェンジが多い。加えて、ラッパ群が派手である。ラッパ=JAZZなので、どうしても過激になっているのだ。本アルバムでの渡辺氏のギターは比較的押さえ気味で、全体のアンサンブルに勝負を賭けている感じがするが、この点がギターフリークには少々モノ足らないところだ。日本一ギターが上手いのだから、もう少しバリバリ弾いてもらいたいものである。
by crossovermiddle
| 2005-03-01 00:33
| 音楽全般