Chicago Ⅶ___Chicago

b0021712_2358880.jpg シカゴの7枚目のアルバム。購入はⅥ同様に翌年の大学受験準備でガオーガオー言っていた1974年。またまたシカゴ得意の2枚組であるが、見事に全米NO1に輝いた大作である。個人的にはこのアルバムが一番好きである。
 本アルバムを簡単に評論すると、「ジャズぽいアプローチなのだが、結構ポップで結局何だかまとまりのないアルバム」と言うことになる。何となく、ビートルズの「ホワイト・アルバム」のような趣がある。曲目は以下の通り。
<A面>
1.エアーへのプレリュード
2.エアー
3.悪魔の甘い囁き
<B面>
1.ニューヨークのイタリア人
2.ハンキー・パンキー
3.愛の女神
4.ハッピー・マン
<C面>
1.遥かなる愛の夜明け
2.モンゴヌークレオイス
3.ソング・オブ・エヴァーグリーンズ
4.思い出のビブロス
<D面>
1.渚に消えた恋
2.君は僕のすべて
3.女のお話
4.ママが僕にいったこと
 A面はジャズである。テリー・キャスの独特の速弾きギターがこれまでになくジャジー。ライナーノーツによると、これらは後にクビになって訴訟騒ぎを起こすドラムスのダニー・セラフィンの趣味らしい。B面1曲目「ニューヨークのイタリア人」はジャズっぽさが消えて、当時としては画期的な楽器であったシンセサイザー等が登場する。2曲目の「ハンキー・パンキー」のトロンボーンは実に素晴らしい。この曲は4ビートジャズだな。3曲目の「愛の女神」はロバート・ラムのアンチャン風な歌い方がなかなかである。そして、4曲目の「ハッピーマン」が泣ける。2年前に有楽町で見たライブでも最も拍手の多かった曲だ。ピータのハリのある歌声が素晴らしい。C面になると、後のシカゴを彷彿とさせるような、良質なポップスが連なっている。カテゴリはバラバラであるが、どれもこれも素晴らしい。特に、テリーキャス作の「思い出のビブロス」は彼らしい素晴らしい曲だ。D面は大ヒットした「渚に消えた恋」と「君は僕のすべて」が良い。とくに、「君は僕のすべて」は珍しくリー・ロウナンの作であるが、メロディが実に素晴らしく、シカゴの演奏も実に楽しそうでこちらまでハッピーになってしまう。
 ともかく、多少散漫ではあるが全ての曲が素晴らしく、全盛時のシカゴの作曲能力の凄さを堪能することができる。名盤である。
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by crossovermiddle | 2005-02-24 00:21 | 音楽全般

E-mail: bzfallvalley@gmail.com


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