2005年 02月 14日
Kenji Shock___大村憲司
前回のエントリーでギターオムニバス・アルバム「ニューヨーク」を紹介したが、それにも参加していた今は亡きスーパーギタリスト大村憲司のソロアルバム。「ニューヨーク」を聴いて思い出してしまったのだ。購入時期は1978年頃だが、本アルバムはかなりの回数聴いた。ハーヴィー・メイスンがプロデュースをしており、LAでの録音らしい。知る人ぞ知るギタリストではあるが、有名ミュージシャンのパートナーとして凄腕を披露してきたため、彼自身のパフォーマンスはそれ程知られているわけではない。しかし、演奏は実に素晴らしいものがある。本来は、ポップス系のミュージシャンだったようだが、1970年後半のフュージョンブームで一躍脚光を浴び、所謂 ミュージシャンズ・ミュージシャンという位置づけで色々なアルバムに参加することになる。私は、アルバムを所有しているフュージョン系の日本人ギタリストのライブは必ず見るようにしていたが、彼だけはライブを見ることができなかった。「いつかは見に行かなければ・・・」と思いながら、そのまま帰らぬ人となってしまった。実に残念である。
by crossovermiddle
| 2005-02-14 00:27
| 音楽全般