2005年 01月 31日
How About This___タモリ
私が大学時代から信奉しているタモリ氏の何とも不可思議なアルバム。購入は1987年頃。有名な「4ヶ国麻雀」のような面白ネタ満載のアルバムを期待して購入したのであるが、全く予想とは異なる内容で驚愕したのを覚えている。本アルバムにはタモリ氏が得意とする面白ネタは一切ない。極めて真面目なジャズ・イージーリスニング・アルバムなのだ。全曲タモリ氏の作曲であり、作詞も彼が手がけているという徹底振りだ。サウンドプロデュースとアレンジはプレイヤーズの鈴木宏昌と松木恒秀が行っている。彼等は日本テレビの土曜日に放映されていた「今夜は最高!」でタモリ氏と共演していた面子なので、この番組が関連したアルバム企画なのかも知れない。
参加ミュージシャンは一流どころであり、サウンドのクオリティは相当高い。さすがに、タモリ氏のボーカルやトランペットソロは少々難があるが、それ以外は実に素晴らしいサウンドである。このアルバムは仲間内で企画的アルバムとして制作されたとしても相当な力作である(ビジネス的には苦しかったとは思うが・・)。「笑っていいとも」のタモリ氏のパフォーマンスしか知らない人が本アルバムを聴けば彼の才能に感心すること請け合いである。しかし、本当に彼は才人だ。
参加ミュージシャンは一流どころであり、サウンドのクオリティは相当高い。さすがに、タモリ氏のボーカルやトランペットソロは少々難があるが、それ以外は実に素晴らしいサウンドである。このアルバムは仲間内で企画的アルバムとして制作されたとしても相当な力作である(ビジネス的には苦しかったとは思うが・・)。「笑っていいとも」のタモリ氏のパフォーマンスしか知らない人が本アルバムを聴けば彼の才能に感心すること請け合いである。しかし、本当に彼は才人だ。
by crossovermiddle
| 2005-01-31 01:11
| 音楽全般