2005年 01月 16日
Second Thought and Second Move___プリズム
プリズムのセカンドアルバム。エントリーではサードアルバムと登場が逆転してしまった。やっと取り戻すことができたのだ。購入は1978年。ファーストアルバムを聴いてすっかりプリズムにはまってしまった私が「いつ出るのだ?いつ出るのだ?いつ出るのだ?」と首を長くして発売を待ち望んだアルバムである。メンバーはファーストアルバム発表時と同じであり、サウンドの内容もファーストアルバムの延長線上にある。
ファーストアルバムでサブギタリスト扱いだった森園勝敏氏も本アルバムでは「デイ・ドリーム」というチャーミングな曲も提供して多少は存在感を示してはいるが、和田師匠の迫力満点の突っ込み速弾きギターの前には、無情にも相も変わらずサブ扱いである。前作は森園氏がいるにもかかわらず和田氏のギター独演会の趣だったが、これに対して森園氏から不満が出たのかも知れない。本アルバムでは2人のギターアンサンブルが前作に比べて多目である。しかし、和田氏と森園氏のギター奏法は対照的であり、ユニゾンでリフを演奏してもそれ程面白くはない。2人のギターアンサンブルに固執すると、双方の良さが逆に消されてしまう気がする。森園氏はこの頃の雑誌のインタビューで「サイドギターの面白さに目覚めた」とコメントしていたことを記憶しているが、決して本心だったとは思えない。ギタリストはエゴイストのはずである。ソロの回り持ちの際にキーボードやラッパのバッキングをするならまだしも、リードギターのサイドを常に担当するのはつまらないはずだ。私なら拒否する。・・とまあ、こんなことが理由かどうかは知らないが3作目からは森園氏はグループを脱退することになる。
ファーストアルバムでサブギタリスト扱いだった森園勝敏氏も本アルバムでは「デイ・ドリーム」というチャーミングな曲も提供して多少は存在感を示してはいるが、和田師匠の迫力満点の突っ込み速弾きギターの前には、無情にも相も変わらずサブ扱いである。前作は森園氏がいるにもかかわらず和田氏のギター独演会の趣だったが、これに対して森園氏から不満が出たのかも知れない。本アルバムでは2人のギターアンサンブルが前作に比べて多目である。しかし、和田氏と森園氏のギター奏法は対照的であり、ユニゾンでリフを演奏してもそれ程面白くはない。2人のギターアンサンブルに固執すると、双方の良さが逆に消されてしまう気がする。森園氏はこの頃の雑誌のインタビューで「サイドギターの面白さに目覚めた」とコメントしていたことを記憶しているが、決して本心だったとは思えない。ギタリストはエゴイストのはずである。ソロの回り持ちの際にキーボードやラッパのバッキングをするならまだしも、リードギターのサイドを常に担当するのはつまらないはずだ。私なら拒否する。・・とまあ、こんなことが理由かどうかは知らないが3作目からは森園氏はグループを脱退することになる。
by crossovermiddle
| 2005-01-16 15:04
| 音楽全般