2005年 01月 16日
Clean Sweep___Bobby Broom
1980年代にGRPで活躍したジャズ・ギタリストであるボビー・ブルームの初リーダアルバム。購入は1981年頃。購入した理由は全く記憶にないし、このギタリスト自身も含めて本アルバムの印象も全く記憶にない。なんだか、こんなアルバムばかりである。いつものように嫌~な予感がしたが、ともかくデジタル化に合わせて聴いてみた。
幸いにして実に爽やかなフュージョンであった。リー・リトナーとジョージ・ベンソンとウエス・モンゴメリーを加算して3で割って余りを捨てたような感じと言えばよいだろうか・・・。このアルバム発表時(1981年)にはボビー・ブルームは弱冠20才である。レコードジャケットに彼の写真があるが顔つきがあどけない。この新人の初リーダアルバムを支えるのは、マーカス・ミラー、デイブ・グルーシン、バディ・ウイリアム等の超一流連中であり、かなりの期待を背負っていたのだと推測される。
彼のボーカルがフューチャーされた曲やファンク色の濃い曲、ウエス・モンゴメリーの物まねのような曲もあり、サウンドはバラエティに富んでおり良質のイージーリスニングアルバムと言える。しかし、かなりジョージ・ベンソンを意識したアルバム作りになっており、何となくベンソン2世のような感じで『余りオリジナリティがないなあ』と思っていたら、このような情報があった。これによると、どうやら彼はその後余り成功していないようだ。20年以上の前のことだから色々あったのだろうが、どんなに実力とチャンスがあったとしても、一流ミュージシャンとして生き残るのは大変だ。
幸いにして実に爽やかなフュージョンであった。リー・リトナーとジョージ・ベンソンとウエス・モンゴメリーを加算して3で割って余りを捨てたような感じと言えばよいだろうか・・・。このアルバム発表時(1981年)にはボビー・ブルームは弱冠20才である。レコードジャケットに彼の写真があるが顔つきがあどけない。この新人の初リーダアルバムを支えるのは、マーカス・ミラー、デイブ・グルーシン、バディ・ウイリアム等の超一流連中であり、かなりの期待を背負っていたのだと推測される。
彼のボーカルがフューチャーされた曲やファンク色の濃い曲、ウエス・モンゴメリーの物まねのような曲もあり、サウンドはバラエティに富んでおり良質のイージーリスニングアルバムと言える。しかし、かなりジョージ・ベンソンを意識したアルバム作りになっており、何となくベンソン2世のような感じで『余りオリジナリティがないなあ』と思っていたら、このような情報があった。これによると、どうやら彼はその後余り成功していないようだ。20年以上の前のことだから色々あったのだろうが、どんなに実力とチャンスがあったとしても、一流ミュージシャンとして生き残るのは大変だ。
by crossovermiddle
| 2005-01-16 09:54
| 音楽全般