2005年 01月 07日
Stampede___The Doobie Brothers
予約だけでミリオンセラーを記録したドゥービー・ブラザーズの大ヒットアルバム。購入は1977年頃。後期は洒落た都会派サウンドを奏でるバンドに変貌してしまった彼等だが、本アルバム発表当時はまだ泥臭いアメリカンロックサウンドを売りとしていた。なにせ、ツイン・ドラムズ+トリプル・ギターなのだから凄いサウンドだ。良くギャラが払えるものである。私を含めて当時の仲間にはこの手のサウンドが好きな人間がいなかったので有名な割には聴く機会がほとんどなかった。したがって本アルバムを購入する必然は余りないのだが、このアルバムの購入理由は一つ。収録されている『ハングマン』を聴きたかったのだ。この1曲を聴くためだけにアルバムを購入せざるを得なかったのだ。今では、曲単位でネット購入できるのだから良い時代になったものだ。
さて、この曲は本アルバムにおいては他の曲とは全く異なる印象である。ムーディ・ブルースの曲だと言っても違和感のないプログレッシブロック色の濃いサウンドだ。当時人気のあったNHKFMの『渋谷陽一のロック講座』で紹介されたのが購入のきっかけだ。
ハングマンは歌詞も非常に内面的なのだが、サウンドが実に不可思議である。ライナー・ノーツを読むと、『ドゥービー・ブラザーズの新しい可能性を示唆している』旨の記述がある。このバンドはどういう訳だかしばらくすると全然方向性の違うサウンドを奏でるようになってゆくのだが理由は良くわからない。巷ではスティーリー・ダンから加入したマイク・マクドナルドがグチャグチャにしたと良く言われるが、実はこの頃からこのバンドの連中は泥臭いサウンドに飽きがきていたのではないかと思っているのだが、どうだろうか?
さて、この曲は本アルバムにおいては他の曲とは全く異なる印象である。ムーディ・ブルースの曲だと言っても違和感のないプログレッシブロック色の濃いサウンドだ。当時人気のあったNHKFMの『渋谷陽一のロック講座』で紹介されたのが購入のきっかけだ。
ハングマンは歌詞も非常に内面的なのだが、サウンドが実に不可思議である。ライナー・ノーツを読むと、『ドゥービー・ブラザーズの新しい可能性を示唆している』旨の記述がある。このバンドはどういう訳だかしばらくすると全然方向性の違うサウンドを奏でるようになってゆくのだが理由は良くわからない。巷ではスティーリー・ダンから加入したマイク・マクドナルドがグチャグチャにしたと良く言われるが、実はこの頃からこのバンドの連中は泥臭いサウンドに飽きがきていたのではないかと思っているのだが、どうだろうか?
by crossovermiddle
| 2005-01-07 20:44
| 音楽全般