Live in Japan '75__The Letter Men

b0021712_6421123.jpg 山下達郎氏のインタビュー記事が日経新聞の情報サイトに掲載されており興味深く読んだ。発表されたばかりの新作についてのインタビュー記事だが、今や『生ける伝説』のような存在になりつつある山下師匠の発言はイヤミ爺の雰囲気が濃い。彼も57歳である。早いものだ。インタビュー記事の中で、『あれれ?』と思ったのが下記の部分。

「僕はスタジオミュージシャンじゃなくて、ジャズクラブでソロを吹いている奏者を使う。70年ごろは僕も新宿の『ヴィレッジ・ゲイト』とか、ジャズ喫茶に良く通った。(前衛サックス奏者の)阿部薫も聴いた。ジャズの中で一番好きなのがフリージャズで、レコードならアルバート・アイラーの『マイ・ネーム・イズ・アルバート・アイラー』。フュージョンは嫌いなんです

 うーむ。師匠はフュージョン嫌いなんですね・・。初めて知りました。30年以上にも渡って長いつきあいのある師匠だが、初めて価値観が食い違ったような気がするな。彼も私もお互い年をとった・・・って事か・・・。フュージョンは今や音楽界の絶滅危惧種と言われているジャンルであるが、師匠にこんな事言われたら息の根が止まるな。いやはや・・・。人より上手く(テクニカルに・・)楽器を演奏して自己満足するような世界は既に絶滅したのだろうな。凄腕のリアル・ミュージシャンが全く職が無く、コンピュータ・ミュージックの世界で細々と小銭を稼ぐ・・・。悲しい状況である。
 さて暑くて気が狂いそうな毎日が続いているが、今回はフュージョンとは全く関係ない『レターメン』のライブアルバム。購入は大学に入学した1975年だ。レターメンって何?という方が多いと思うが、一応こんな大ヒット曲を出したことがある3人組のコーラスグループだ。こんな大ヒット曲もある。
 私は中学の時に後者を初めて聴いて大層フアンになったのである。今聴けば、まあ古めかしい楽曲なのだが、男性コーラスはしみじみと心に響く。このような当時絶大な人気を誇った彼らが来日しておこなったライブの実況アルバムが本アルバムだ。当時の大ヒット曲が目白押しで意外にお勧めである。小坂明子の『あなた』を日本語で歌ったりして、結構サービス精神旺盛だ。
 最近はこのようなボーカル・ハーモニーで勝負するような形態の楽曲が少ないが、私はボーカルが最強の楽器だと思うのである。
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by crossovermiddle | 2011-08-18 07:05 | 音楽全般

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